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終わりなき旅 vol.7:同窓会余話2

平成28年6月29日
限定読者向け、青春ノスタルジック劇場その4
間違いだらけの愛車選び(OB所有車シミュレーション)
追加編
実はこのブログに度々ご登場頂き、折に触れてコメント
もよく頂戴している上山青年こと、同志社大学自動車
部、昭和51年卒の上山氏が今回の愛車選びに際して
居ても立てもたまらず、コメントをお送り頂きました。
DSCN7237.jpg
彼はタバコ屋が4回生の時の1回生で、赤裸々な同釜
生活には至らなかったものの、タバコ屋のブログや創
部80周年大会をきっかけに今では当時の学生時代の
ごとく親しく交流させて頂いています。上下の写真は彼
や平尾センセ及びギーちゃんこと森本氏といっしょに昨
年度の大阪モーターショーにご一緒した時の写真です。
ただし上山青年と言うイメージには程遠い現在のお姿
は自動車部のユル・ブリンナーとも言われており、当時
とのギャップはお許し頂きたいと思います。
余計なことながら、ギーちゃんが抱えている手提げ袋は
タバコ屋のものなんですが、葬儀のとき骨壷を抱える喪
主のような仕草にて、思わず笑ってしまいますよね。
(関連記事:大阪・京都・奈良・巡礼 vol.1参照願います)
DSCN7249.jpg
写真は大阪モーターショーでボルボの社員をつかまえて
意地悪な質問をしているところです。想像のセリフなが
ら「俺、ボルボ乗ってんねんけど今度の新車どうなのよ、
当然4WDとかもあるやろね。ちょっと、セールスさん俺の
話し聞いてんの?」

今回の同窓会には昭和51年組は参加していませんが、
彼の愛車遍歴については多少のことは存じているつも
りですので、ここは番外編として、上山青年の愛車選び
について追加ご提案してみたいと思います。
蛇足ながら、高校時代、福井県出身の秀才だった彼は
商科系では最高峰である公認会計士の資格を取得し、
現在は梅田界隈でシロウト相手に悪どく稼いでいると
いう噂ですが、真偽の程はわかりません。
末永ポルシェ3
ついでの話として、彼の3期先輩ということはタバコ屋の
同期である九州の末永氏のご長男も優秀で、上山青年
同様、公認会計士の資格を取得し只今見習い中です。
末永氏は今回の同窓会には出席出来ませんでしたが、
愛車はポルシェ997(911)4Sで写真はその自慢の息子
さんとともに愛車の納品時に立ち会っている場面です。
(関連記事:荒ぶる心 vol.5:ポルシェのこと参照願います)

上山氏の愛車遍歴については、投稿コメント欄をご覧頂
くことにしますがHONDAに始まりVW、アウディ、ボルボと
続き、かなりエンスーな部類に入るお方だと思います。
■上山氏 現行所有車:ボルボXC70
     オススメ車:ポルシェ・マカン
マカン12
親孝行者の彼は雪深い福井に残したお母様の面倒を
見るため、ちょこちょこ帰省するので、オクルマの前提
条件として4WDでなくてはならず、また現役当時から
凝ったメカのオクルマでないと気に入らなかった彼の
ことですから、ボルボまで行き着いた以上、あとはもう
ポルシェしか選択肢はないと思います。また2人乗りの
911やケイマンだと福井に持って帰るお土産やお母様
に頂いたお漬物や新米を積むスペースがないので車
高が高く荷物スペースも十分ある4WD-SUVがお奨め
です。ただしタバコ屋同様年金生活、後期高齢者に突
入して行きますので兄貴分のカイエンではデカすぎると
思われます。
マカンGTS-6
老婆心ながらマカンの購入時は新車か中古車かわかり
ませんがお値段まかりませんかというセリフだけはお控
え下さい。セールスのご返事はマカンないです!と言う
に決まってますから。

姫路同窓会も只今脱線中ですが、あと姫路城見学の模
様をお伝えしたいと思いますので、お楽しみに。


終わりなき旅 vol.6:同窓会余話

平成28年6月17日
限定読者向け、青春ノスタルジック劇場その3
間違いだらけの愛車選び(OB所有車シミュレーション)
今回自動車部OBの同窓会と言うことでOB各位個性的
なオクルマで参集頂いたのでしたが、同窓会の宴会に
て若干そのことに触れましたので、ついでの座興ながら
一歩進めて、OB各位のイメージにふさわしいオクルマを
タバコ屋の独断と偏見でご選定申し上げたいと思います。

昭和46年卒OB諸氏
■福永氏 現行所有車:VWゴルフ
     オススメ車:現行ピッタリ
ゴルフ7-3
ユーモアがありながらも堅実な福永先輩らしいご選択だ
と思います。これでフェンダー横に同志社のステッカーを
貼り付ければ完璧だと思います。
■下村氏 現行所有車:BMW335iカブリオレ
     オススメ車:現行ピッタリ
BMW335iカブリオレ1
現役時代からハイカラな先輩でしたのでGOODチョイス
だと思います。出来ればHONDA1300クーペ9のノリで
Mスペックにされてはいかがでしょうか。
■大伴氏 現行所有車:?
     オススメ車:BMWミニクーパーS
新型BMWミニ-4
話せば長くなりますが、かつて大伴先輩が愛用していた
のはライトブルーとホワイトの2トーンに塗り分けたおしゃ
れなミニクーパーならぬHONDA-N360(通称Nコロ)でし
た。卒業に際し、小森酒店入居組のタバコ屋と同期の佐
々木でお下がり共同購入させて頂きましたが、当時の熱
き思いは今でも変わっていないと思います。
■杉森氏 現行所有車:?
     オススメ車:ニッサンGTR
GTR1.jpg
現役時代からサニー1200GX-5というマニアックなオク
ルマに慣れ親しんだ経緯から、もうGTR以外では満足さ
れないのでは。しかし現在のGTRは我々が現役当時の
スカイライン2000GTRからは進化し過ぎて今やスーパー
カーのカテゴリーに入ってしまい、一般庶民には手の届
かない世界に行ってしまいました。
■山田氏 現行所有車:?
     オススメ車:トヨタニュープリウス
新型プリウス11
当時から大人びた先輩でしたので、そこいらのチャラチャ
ラしたオクルマには関心がないと思うんです。燃費40km
/Lという驚異的なメカを引っさげて、どや大伴凄いやろと
言い出しそうな・・・。
■小野田氏 現行所有車:?
      オススメ車:ロールスロイス・ゴースト
ゴースト12
あくまでもジェントルに、いざとなればパワフルに、物静
かなオーナー社長、小野田先輩にはピッタリです。
余計なことながら、小野田先輩はアヘン患者ではないの
で喜ばしいことではありますがこの際ロールスオーナー
の大先輩である吉田茂氏にならいシガー(葉巻)をたし
なまれてはいかがでしょうか。
■和田氏 現行所有車:?
     オススメ車:MAZDA CX-5
CX5-4.jpg
広島在住でMAZDAに乗ることは半ば義務ではないか
と思うんですが、鼓動デザインとSKYACTIVで大変身、
大躍進中のCX-5もしくはCX-3のご購入をお勧めします。
ただし、MAZDAスタジアムへカープの試合を見に行く時
は大渋滞でしょうから歩いたほうが早いかも。
■中村氏 現行所有車:?
     オススメ車:HONDA-S660
S660-12.jpg
物静かで無口な外見に似合わず、内に秘めたものは熱
いものがあるのではないかと推察してのオススメです。
かつてHONDA-S600・800が憧れであった世代にて、
今になってもその当時の熱気が忘れられないのでは。

昭和48年卒OB諸氏
■庄坪氏 現行所有車:VWティグアン
     オススメ車:現行ピッタリ
DSCN8695.jpg
逆玉輿とはいえ、古武士を彷彿とさせる質実剛健な性
格の庄坪氏にはドイツ物しかもVWがピッタリです。また
彼は体のデカさに反し地味な性格なので、光物や貼物
はお嫌いでしょうが、せめてフェンダーに同志社のステ
ッカーを貼って頂くとささやかなアイデンティティーが示
せましょう。
■増本氏 現行所有車:某東洋系メーカー高級サルーン
     オススメ車:ボルボV40クロスカントリー
V40クロスカントリー3
北欧民族系の彼が現在乗っている某高級サルーンは
ヴァイキング一家の食卓にキムチが出て来るような感じ
で、イメージが全くミスマッチであり、こうなれば彼の如く
またかつて北海道遠征時に立ち寄った霧の摩周湖の如
く、神秘的かつ知的で品性漂うオクルマと言えばもうボル
ボ以外に選択肢はないと思います。それも流行のSUVで
いかがでしょうか。
■酒井氏 現行所有車:NISSANノート
     オススメ車:TOYATA-86(orSUBARU-BRZ)
86-3.jpg
もう子育ても親の見送りも終わりカミサンと2人なんです
からオクルマも2人乗りのスポーツカーはどうでしょうか。
TOYOTAでもSUBARUでもお好きな方をどうぞ。どうせ
姉妹車ですから。ここだけの話で皆さんにこっそりお教え
しますけど、こういった類のオクルマ買うのは、昔は若い
衆と相場決まってましたけど、きょうびはオッサンが買っ
ているんです。オッサン恐るべし。
■三宅氏 現行所有車:TOYATAマークX
     オススメ車:MAZDAロードスター
旧ロードスター1
何と言ってもあの大変身されつつあるヒゲのお顔に合わ
せて国産車ではロードスター以外の選択肢は考えられ
ません。最近発売された4代目よりも3代目のほうが粋で
シックだと思います。当然ながらボディ色はブリティッシュ
グリーンで内装色はタンでしょう。どうしても国産車がい
やと仰るなら、イタリアの蛇のマークの某スポーツカーが
似合うかも。
■平尾氏 現行所有車:ミツビシ2代目パジェロ
           ミツビシランサーエボX(10)
     オススメ車:ミツビシパジェロ・ミニ
パジェロミニ6
ラリーおたくでミツビシPTA会長を自認する彼のことゆえ
ミツビシ車以外の選択肢はあり得ず、名車ランサーエボ
X(10)はファーストカーとして温存し、ゲタ代わりにパジェ
ロ・ミニを使用されてはいかがでしょうか。物足りないで
しょうが、お顔は2代目パジェロにそっくりだし、普段の足
と割り切ればいいと思います。パジェロ・ロングボディは
年金生活者にはデカ過ぎます。
■井上氏 現行所有車:TOYATAマークX
     オススメ車:SUBARUインプレッサ
WRX・STI207-3
同期の中では比較的オクルマどうでもいい族の一人な
んですが、彼も立て続けに不幸が続き、寂しさをまぎら
わせる意味でも、また第二の伴侶を見つけるデートカー
としても、熱い走りのインプレッサはいかがでしょうか。
これで比叡山ドライブウェイにでも行かれては・・・。
■森本氏 現行所有車:旧車TOYATAセリカGT(年式?)
     オススメ車:TOYATAクラウン
クラウンパトカー1
森本氏にクラウンをお勧めするには訳があります。現役
当時、ギーちゃんのあだ名が付いたのはバイト先の東邦
織物社長の孫が義三君で、その子がやたら森本氏にな
ついたため、あだ名がギーちゃんになったというエピソー
ドがあるだけに、当時のバイト車がクラウンであったこと
にちなみ当時を懐かしんで再度クラウンに乗られてはい
かがでしょうか。元お勤めの兵庫県警のパトカーも殆ど
がクラウンだと思うんですけど。
■タバコ屋 現行所有車:NISSANフェアレディZ-S30改
      オススメ車:VW初代クロスポロ
クロスポロ5
地獄のレストアを経験しながらも執念で赤いお嬢ちゃん
こと現代のシーラカンスZを愛用していますが、それにも
限度があり、特に夏には全暖房付きではないフツーの
オクルマに乗りたいところです。それも今流行のSUVで。
何故、初代なのかですって?、それはお顔に愛嬌があっ
て可愛いからです。

昭和49年卒OB諸氏
■井村氏 現行所有車:SUBARUレガシイ
     オススメ車:現行ピッタリ
DSCN8578.jpg
高砂の元神童もあれこれ愛車遍歴はあったようですが、
お気に入りのSUBARUに落ち着くべきでしょう。その上
80周年大会では、OBの中にSUBARUの開発スタッフが
いて、壇上で熱き握手を交わした果報者でもあるので
なおさらではないでしょうか。
■奥村氏 現行所有車:TOYOTAプリウス(裏情報にて)
     オススメ車:MAZDA-6(アテンザ)
アテンザ14
東広島市の元行政幹部だった彼にしてみれば和田先輩
同様、MAZDA以外のオクルマに乗ることは罪悪ではない
かと思うんです。SUVもいいですが、我々現役時代にロ
ータリーエンジンを搭載し、メチャ高性能だった懐かしい
カペラの末裔として、MAZDA-6を選択するのも意味が
あることだと思います。プリウスでガソリン節約している
場合ではないのです。尚同期の令夫人にはMAZDAヴェ
リーサをお勧め願います。
■河合氏 現行所有車:?
     オススメ車:ジャガーXEサルーン
ジャガーXE-41
現役時代は石油会社の御曹司であり、現在は老人ホー
ムの理事長というお立場からして、また勝新バリの容貌
からしても、アグレッシブなジャガーのサルーンがお似合
いではないでしょうか。それもショーファー付きの後席で。
■増田氏 現行所有車:?
     オススメ車:フォードマスタング
新マスタング4
タバコ屋は現役時代、彼との接点があまりなかったので
ご性格や好みがよくわかりませんが、お召し物やヘビメ
タっぽいチェーンなど身に着けていることから、マッスル
なアメリカのオクルマなんか似合うんじゃないかと思いま
す。増田改めマスタングなんていうダジャレではありませ
ん。
■福ちゃん 現行所有車:ご子息はJEEPラングラー
      オススメ車:アウディA1
アウディA1-4
良家のお嬢さんにも拘らず、嫁入り後は数々の試練を乗
り越えて来た福ちゃんですが、ご実家が大きなご商売を
されている関係上、ファーストカーは凄いオクルマがある
でしょうから、この際錦の市場付近をウロウロするゲタ代
わりとしてキュートなA1をお勧めします。まあ福ちゃんに
してみれば、ママチャリのほうがよっぽど便利やわと仰る
かも知れませんけど。

以上とりとめもなく、間違いだらけの愛車選びをご披露
しましたが、タバコ屋がお奨めしたオクルマの中にメルセ
デスとレクサスがないことに気付かれた方もいらっしゃる
でしょう。それはタバコ屋にとってやや眩し過ぎるせいか
も知れません。尚、文中失礼な記述があったとしたら、
座興に免じてお許し頂きたいと思います。

終わりなき旅 vol.5:ああ同窓会

平成28年6月9日
限定読者向け、青春ノスタルジック劇場その2
書写山円教寺見学を終え、書写山からさらに北へ走り、
目指すは「ホテル夢の井」です。
DSCN8693.jpg
昭和46年卒OB諸氏は福永先輩の愛車VWゴルフと下村
先輩の愛車BMW335iカブリオレに分乗遊ばされ先行です。
自動車部OBらしく、どちらも世界に冠たるドイツ物です。
う~ん、BMWの左右2本出しのエキゾーストパイプなんか、
凄みがあってなかなか渋いと思いませんか。
BMW335iカブリオレ1
一般的にカブリオレと言うのはオクルマ用語でロードスタ
ーと言ったりしますが、要するに幌付きのオープンカーの
事を指します。ただしBMWの場合は凝っていて屋根がメタ
ル(金属)製なのでメタルトップと言ったりしますよね。
VWゴルフ1
福永先輩の愛車VWゴルフはもう知らない方はいない程
有名で自動車部OBでVWゴルフを違うスポーツに理解す
る方がいるとすればそれはモグリと言うもんです。
ちなみにゴルフは平成25年度の日本カーオブザイヤーを
外国車で初めて受賞しました。
(関連記事:
東京モーターショー異聞 vol.4:カーオブザイヤー参照願い
ます)
DSCN8695.jpg
対する昭和48年組は地元姫路在住の吉田(庄坪)氏のご
好意で愛車のVWティグアンという舌を噛みそうな名前の
SUV車と明石在住の増本氏の愛車で現代的な?お名前
の某東洋系メーカー製高級サルーンに分乗しました。
DSCN8697.jpg
VWティグアンはゴルフの兄弟車でそのSUV版という位置
付けの世界戦略車ですが、日本ではあまり知られていま
せん。このマイナーなオクルマを購入された庄坪氏(以下
旧名で呼ばせて頂きます)のオコトバによると、日本車は
どれもこれも変てこりんでエグいデザインばかりで買う気
が起こらへんのでティグアンにしたんや。と言われタバコ
屋は、我が意を得たりと思いました。このティグアン、やや
ビジネスライクながらも清潔感のあるGOODデザインだと
思います。
DSCN8694.jpg
片や増本氏は愛車の掲載を固辞されましたが、この程
度ならお許し頂けるのではないでしょうか。某高級サルー
ンのシートは総皮張りのゴージャスなものでした。ただ
書写山へ行くのにナビを使用したのでしたが、セッティン
グの手違いで左前方に目的地が見えていながら、その
先右方向ですの案内に皆がアレレ・・・。尚、後席でくつ
ろぐ高貴なお方は、同期のター坊こと井上氏です。
ついでながら、これで革張りのシートの背中に猛獣が斜
めに飛び跳ねているようなロゴでも付いていたら、我々
はまず二礼二拍手一礼の上、靴を脱いでから乗車する
ことになるでしょうけど。
DSCN8637.jpg
「ホテル夢の井」到着です。先輩方はトランクから荷物を
降ろしているようです。静岡から駆けつけた小野田先輩
が腕組みをしているようですが、「おい大伴、早くしろよ、
俺の荷物が出せないじゃね~か」とか関東弁で仰ってい
るのかも。
DSCN8638.jpg
ホテルロビーでチェックイン中ですが、実はこのブログに
度々ご登場頂く、主役級のお二人が別コースにて合流し
てくれました。京都宇治のご存知平尾センセと、神戸の
元兵庫県警のエライさんギーちゃんこと森本氏です。
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平尾センセは最近自治会のお世話役を拝命しつつあり、
急遽会合か何かで集合時間に間に合わなくなり、後から
の参加となりました。一方ギーちゃんはこの度お嬢さんが
結婚されることになり、その結婚式が前日だったので後
始末等、何やかやでこれも遅れての参加となりました。
ただタバコ屋が、何してんねん、はよ来いや~と携帯で
煽ったので彼はあわてて新幹線に飛び乗ったようです。
DSCN8642.jpg
さて今回のメインイベント、自動車部OB同窓会宴会が始
まりました。まずは幹事長の福永先輩がご挨拶です。
DSCN8648.jpg
続いて福永氏とともにお世話をし今回の同窓会を成功に
導いた立役者の一人、庄坪氏よりご挨拶です。
DSCN8646.jpg
タバコ屋が1回生の時に3回生だった先輩諸氏で、当時は
怖いお兄さんでしたが、今では角が取れて皆さん穏やか
なお顔になっていました。先輩の名誉のために申し添えま
すと認知証発症のお方は全く見られませんでした。
DSCN8647.jpg
昭和48年組と49年組です。思えば40数年前入部当時は50
人近くいた部員もOBの現在12名で、やはりかけがえのない
同期の桜です。
DSCN8645.jpg
49年組も同様にダーウィンの淘汰の法則を経て今日に
至っています。タバコ屋にとっては同期生はもとより49年
組はなくてはならない仲間です。
DSCN8650.jpg
酔っ払わないうちに記念撮影をということで皆さん集合
されました。一瞬にして40数年前にワープです。
(関連記事:終わりなき旅 vol.3;宴のあとさき参照願い
ます)
DSCN8654.jpg
下村先輩のご発声で乾杯です。
DSCN8656.jpg
福永先輩起立し、「おい大伴、一人づつ近況報告や言う
とんで、誰からしゃべるんや?」とか仰っているかも。
DSCN8657.jpg
下村先輩の近況報告です。学生時代からスマートでイケ
メンでした。胸を熱くした後輩女子も多数いたとか・・・。
ホンダ1300クーペ6
尚、タバコ屋は下村先輩率いる大型トラックの専攻でした
ので、アヘンの吸引はもとより、先輩の一挙一投足に影
響を受けましたが、一番の思い出は何と言っても当時若
者の憧れのオクルマの一つだったHONDA1300クーペを
新車購入し、ゲタがわりに乗り回していたことです。奈良
のご実家はかなりセレブなお家なのかも知れません。
鮮やかな黄色のクーペでしたが、上の写真と異なり実車
はもっとカッコよく1300クーペのスポーツタイプ9で、砲弾
型のフェンダーミラーが付いていました。
(関連記事:異説:007私を愛したスパイ参照願います)
ホンダ1300クーペ8
ある日のこと、チャン太(タバコ屋のあだ名)横に乗せたろ
かと言われたのか、タバコ屋の方から志願したのか忘れ
ましたが、生まれて初めてHONDA1300クーペに乗せて
頂きました。どこを走ったのか覚えていませんが、ガソリン
スタンドに立ち寄り、給油をしました。その時ハイオク10L
と言われたので田舎者のタバコ屋はアレ~?ガソリンて
満タン以外の入れ方があったんやと一人感心した記憶が
あります。
ホンダ1300エンジン-2
当時はHONDAがF1に挑戦していた時期で、その最先端
のF1技術を惜しげもなく市販車に投入したのがこの1300
シリーズでした。あまりにもマニアック過ぎたので販売は
不調で短命に終わりましたが、タバコ屋にとっては忘れ
難きオクルマです。だって市販車にキャブレター4個なん
てやり過ぎですよね。
(関連記事:GTのお話 vol.2参照願います)
DSCN8658.jpg
大伴先輩のスピーチです。福永先輩同様自動車部御用
達の下宿、小森酒店の元住人であり、大伴氏のお誘い
で、地獄の日々が待っているとも知らず3回生に上がる
時、その後釜に入居したのでしたが、以来2年間は同級
生やら後輩やらの待合所兼休憩室となってしまい、また
積み木遊戯の訓練所にも早代わりし、小森のおっちゃん
に、もっと静かにせんかいと叱られたこともありました。

しかし手前味噌ながら、タバコ屋は小森のおっちゃんに
結構気に入られていて、お酒の配達のアルバイトを頼ま
れクラブのバイトもさることながら時々配達していました。
そんな時はおっちゃんの晩酌のお相手として、晩御飯を
よばれたこともあります。
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かつて日本を代表する漫画家の手塚治虫、石森章太郎、
藤子不二雄、赤塚不二夫氏たちが無名時代、東京のトキ
ワ荘を根城にしていたことは有名な話ですが、新町ガレー
ジ横の小森酒店もやや似たところがあり、ここから多くの
自動車部先輩が巣立って行きました。ただその下宿生活
を拝命した当人にとってみれば、早い話クラブの人柱みた
いなものでたまったもんではありませんでした。申し遅れ
ましたが、タバコ屋は雌伏40年、亀の如く伏したままにて
未だに無名なんですけど。

またタバコ屋は同級生や後輩に、俺の青春を返せ!と叫
びたくなる時もありますが、もう既に手遅れと申せましょう。
願わくばこの下宿から日本を代表するような自動車メー
カーの社長が輩出してくれていたら、もう自動車部とは
別個に小森会とか作ってブイブイやっていたでしょうけど
時は経ち、小森酒店さんが下宿屋をやめてしまった今、
そのような願いは幻想に過ぎなくなりました。
(関連記事:京都・静岡巡礼 vol.1:今出川慕情参照願い
ます)
DSCN8659.jpg
山田先輩のスピーチです。山田先輩は現役当時から大人
びたところがあり、他の同期の方々とは一線を画していた
ように思います。すべてに軽率なところがないと言うか・・・。
でも後輩の面倒見は同期生でも1~2を争い、コンパの後
にはあてもなくよくくっついて行ったものでした。でも我々
後輩の期待を裏切り、ピンサロとかではなくごくまっとうな
祇園のお店だったりして・・・。そもそも学生の分際でピン
サロなんて不謹慎ですよね。それも学ラン着用でですよ。
今となってはすべてが懐かしく、山田先輩はタバコ屋にと
っては、大日如来か阿弥陀如来かゼウスかといった坂の
上の雲のお方となっています。
DSCN8660.jpg
小野田先輩のスピーチです。皆さん爆笑中のようですが
タバコ屋にとっては小野田氏は大型トラック専攻の先輩
であり、馴染み深いものがあります。何分控えめでジェン
トルなご性格ゆえ、あまり俺が俺がとか、後輩をいじめた
りということは全くなさらなかったように思います。どこかの
街の市長さんかNHKの松平アナウンサーの後釜にピッタ
リのキャラだと推察しますが、ご卒業後は食品ギフトの会
社にお勤めされ、今ではご実家の製紙メーカーのオーナ
ー社長さんだとか。オーナーという言葉には大小拘わらず
重みがありますよね。
シルバーシャドウ5
ちなみに小野田先輩にお似合いのオクルマと言えばロー
ルスロイス・シルバーシャドウでしょうか、いかなる時でも
物静かに振る舞い、いざとなったらパワーもりもりと言う・・。
ゴースト12-1
ただ残念なことに現在は生産されておらずその後継車は
タバコ屋もお気に入りのロールスロイス・ゴーストです。
ブロックを削り出したような塊感とトラディショナルな品性
の表現は、線と面が主体の文化で育った日本人デザイナ
ーには無理なんでしょうか。ああ国産車よ・・・。
(関連記事:神様とリムジーン参照願います)

杉森先輩と中村先輩はスピーチに遭遇していないのです
がタバコ屋がトイレにでも行ったのか、それともシャイなご
性格ゆえ、辞退されたのか。
サニー1200GX-4
杉森先輩と言えば鬼の練習主任として、合宿の牢名主み
たいな存在でしたが、それはそれとして当時発売直後の
NISSANサニー1200GX-5を購入され、新町校舎の正門
前を颯爽と走り抜けていたのをはっきり覚えています。
A12エンジン
サニーに搭載されていたA12型1200CCエンジンはOHV
ながら高回転までブンブン回り、軽量ボディと相まって胸
のすく様な加速を実現していました。またクロスレシオ5速
ミッションを搭載しており、当時のオクルマ好きにとっては
たまらなく魅力的なスペックでした。
(関連記事:荒ぶる心 vol.3:チェリーX-1参照願います)
DSCN8663.jpg
昭和48年組、庄坪氏のスピーチです。彼も卒業後はタバ
コ屋と若干似た感じの逆玉輿にてご養子さんとなり、塗料
の元の顔料を製造するメーカーを退職後、米作りにいそし
みながら地元姫路の広畑区で地区長を拝命しており、何
と3,000人のまとめ役としてグチりながらも奮闘中です。
愛車は彼らしく堅実で、前出のVWティグアンです。
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庄坪氏同様、地元明石から参加の増本氏です。我々48年
組の1~2を争う秀才で、現役時代からその優秀さは飛び
抜けており卒業後はミツビシ電機姫路製作所に奉職され
トヨタ、ニッサンを相手にエレキ部品を作ってきました。
退職後はご他聞にもれず地元の地区会長を拝命し只今
奮闘中です。現役時代、タバコ屋は台湾、フィリピン系で
したが、彼の肌の白さはまさに北欧系で気品に満ちて
いました。女性のたとえながら色の白さは七難隠すと言
われますがまさにその通りで、タバコ屋があのようだった
ら惨めな思いをせずに済んだのにと思ったこともありまし
た。ただ彼もそのイメージに反して体のある部分が拡大
しつつあり、早急にレストア(復刻)が必要かと・・・。
ちなみに余計なお節介ながら北欧系の彼に似合うオク
ルマと言えば、もうボルボ以外有り得ませんよね。
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同期の酒井氏のスピーチです。現役時代はメチャスリム
で、アランドロンかマイケル・ダグラスかと言われたくらい
で品性漂う容貌でした。容貌とは裏腹にフィギュアの腕前
は他を寄せつけないものがあり、自動車部再興に随分
貢献しました。卒業後はスポーツ用品メーカー大手の
ミズノに奉職され定年まで堅実に過ごしましたが、寄る
年波には勝てず今ではご覧の体型となりました。愛妻の
作るお料理がおいしくついつい完食してきた結果だそう
です。彼も増本氏同様、頭髪の再塗装を皮切りにレスト
アが必要かも知れません。
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同期の三宅氏のスピーチです。さすが元岡山高島屋の
やり手外商マンだけあって、話し方も柔らかで話題豊富
です。ただ皆が唖然としたのは退職後ヒゲを蓄えつつあ
ることで金を蓄える方は飽きたのか別方向に向かってい
るようです。
旧ロードスター1
彼も岡山のセレブ連中とのお付き合いが多いので、今後
は容貌に合わせてブリティッシュグリーンのMAZDAロード
スターあたりを購入されるのが良いと思います。お洒落な
ドライビングシューズとグローブの手配もお忘れなく。
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このブログの人気者、元兵庫県警のギーちゃんです。
ここだけの話しながら、彼ほどあだ名で親しまれて来た
男も少なく、入学早々自己紹介でパンパカパーンとやっ
てしまい、以後パンパカになり、その後ある特別な物語
があってギーちゃんと呼ばれるようになり現在に至って
います。今回お嬢さんの結婚式を前日に済ませての参
加です。失礼ながら顔とオクルマが一致しないのですが
彼の愛車は旧車のTOYOTAセリカGTです。???
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同期の平尾センセのご登場です。彼についてはこのブロ
グで、他の同級生のブーイングが来るくらいご紹介してい
ますので今さらというところながら、本日も地区会のお世
話やら大学講師の講義準備やらでやっと同窓会に間に合
ったようです。強調していたのはお互い今日があるのは
自動車部での貴重な4年間の体験があったからこそであり
感謝していますという意味のことでした。一同ガッテン納得。
(関連記事:校長先生の青春 vol.1:ラリーへの熱き思い
参照願います)
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昭和49年組、元キャプテンの奥村氏のスピーチです。彼
もタバコ屋同様、クラーク記念館の前でイケイケ詐欺同然
入部勧誘に遭い入部してしまった一人です。気は優しくて
力持ちというのは彼のためにある言葉で、現役時代は持
ち前の体力で自動車部隆盛に尽力してくれました。
卒業後、ふるさとの東広島市に帰り市役所幹部として長
年行政畑を歩きました。彼らしく堅実なお勤めでしたが、
ただ仕事のやりすぎだったのか、家庭での心労があった
のかどうかわかりませんが、近年大病を患い九死に一生
を経て今日に至っています。
(関連記事:異説:007私を愛したスパイ参照願います)
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同じく49年組の井村氏のスピーチです。前回の記事でご
紹介しましたので多くを語りませんが、彼の奥様は森山
加代子似の(懐かしいお名前)目のクリクリしたべっぴん
さんで、何とご実家はタバコ屋と同じ愛媛だそうです。
余談ながら、高砂一帯は昔からいかなご漁がさかんで、
その稚魚を佃煮にした「くぎ煮」が名産となっており、年に
一度旬の時期にその奥様手作りのくぎ煮を送って頂いて
います。ノンベエのタバコ屋にはたまらない酒の肴なん
ですが、そのうち前の記事でご紹介したJR大阪駅のお土
産ショップで、井村家のくぎ煮とか並んでいるかも知れま
せん。尚、SUBARU追っかけ男の彼の愛車は当然ながら
レガシイです。国産車には珍しく知性と品性が感じられる
オクルマです。
(関連記事:アウディな人 vol.1:高砂での出来事参照願い
ます)
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49年組の増田氏のスピーチです。紆余曲折あってOB会
に加入して頂きました。現役時代、タバコ屋との接点はあ
まりなかったのですが、品性漂う彼がOB会に参加してく
れることは皆大歓迎です。
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紅一点、京都の老舗和紙店のイトハン、福ちゃんのスピ
ーチです。彼女も大学入学までお箸とエンピツ以上の重
いものは持ったことがないという良家のお嬢さんでしたが
自動車部入部以来、地獄から天国からまるで枚パーの
ジェットコースターのような生活を送り、卒業後は大恋愛
?の末、北海道へお輿入れ、生活文化の差異を乗り越
え奮闘しましたが、途中思わぬ病に侵され九死に一生を
得た後、現在は理解あるご主人やお子達、お孫さん達
に囲まれ、京都に住まわれることで安寧を得ています。
蛇足ながら、才女福ちゃんゆえ、健康回復後はじっとして
おれず、主婦業の合間に大学のセンセやら多忙な日々を
過ごされているようです。
ブルーバード3
ここだけのお話しながら、福ちゃんのお家なんか子供の
ころからお父様がオクルマを所有されていて、耳ピョコン
のダットサンブルーバード310で家族を連れてお出かけ
されていたとか。福ちゃんも自動車部員ということで多分
想像ながらお父様におねだりして買って貰ったのが、当
時の若人憧れのダットサンブルーバード1600セダンでし
た。新町ガレージに乗って来たのは良かったのですが、
駐車して授業に行っているスキに先輩に無断乗車され
たりしてさんざんな目に遭った苦い思い出のある福ちゃ
んです。
P510サファリ仕様-3-1
健康を回復された今、頼まれもしないご実家のお店の親
善大使として東京へ行かれることもあるとお聞きしていま
すが、ふと立ち寄った銀座三越前のニッサンギャラリーに
かつてサファリラリーで総合優勝という快挙を成し遂げた
DATSUN-P510ワークスサファリ仕様車を発見したりする
と、無性に40数年前の乙女の時代が懐かしく脳裏を駆け
巡るのかも知れません。
(関連記事:幸せの青い鳥参照願います)
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49年組、河合氏のスピーチです。彼は京都・河合石油の
御曹司で現役当時は勝新ばりのドスの利いたお顔と声で
したが、意外とひょうきんな性格で皆に人気がありました。
只今老人ホームの理事長さんですが、ただ老婆心ながら、
ご体型が逆進化を遂げているのでそれが心配です。痛風
とか大丈夫やろか。
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皆さん熱心にスピーチを聞かれている間、タバコ屋の俄
か作りの案内旗を床の間に飾らせて頂いていますが、
こんなんだったらもっと立派な旗を作って来るべきだった
と後悔しました。
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宴も最高潮に達したところで、恒例のカレッジソングを皆
で斉唱です。長くなじんだ歌とは言え歌詞が英語なので
お酒もかなり入った今、呂律が回りかねる状況でした。
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最後は49年組の奥村氏に一本締めをしてもらい一次席
はお開きということになりました。
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ただ3年振りの再会にて、このままただで収まる訳もなく
続いて二次席突入となりました。幹事さんもお疲れ気味
のようでしたので、二次席の進行はタバコ屋が勤めさせ
て頂くことになりました。品良く行きたかったのですが、
OBの中にはキャバレーの司会みたいやなと仰る不届き
な先輩もいらっしゃいました。

残念なことに、平尾氏、森本氏、福ちゃんは事情により
途中で帰られることになりました。タバコ屋の目論見と
してはゲスト歌手として東京からハスキーボイスで有名
な青江美奈さんと京都出身の青春歌手、美樹克彦さん
をお招きしてスタンバイしていたのですが?、そのような
訳で、中止となりました。またいつかご披露する日もある
ことでしょう。その後は延々と宴が続きましたが、明日も
あるので頃合いのところでお開きとなりました。

翌日の姫路城見学につきましては、紙数も尽きたどころ
か大幅にオーバーしましたので、次回の記事でご報告さ
せて頂くことにします。お楽しみに。

終わりなき旅 vol.4:姫路での再会

平成28年6月8日
限定読者向け、青春ノスタルジック劇場その1
「露と落ち、露と消えにし我が身かな、
浪速(なにわ)のことも夢のまた夢」

これは日本史は言うに及ばず世界史上でも稀な一大出
世を遂げた豊臣秀吉の辞世の句として有名ですよね。
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秀吉は尾張の貧しい農民の子として生まれながらも若く
して信長に仕え、目覚ましい活躍により頭角を表し、信長
の死後、恐らく日本史上初の完全なる天下統一を成し遂
げるという絵に描いたようなサクセスストーリーの実現者
だった訳ですが、秀吉の残した功績を見てみると、当時
としては革新的なものばかりで独創的なイノベーターとし
ての存在が窺い知れます。タバコ屋流の解釈によれば
以下のものが挙げられます。
1.戦国時代のいくさのやり方を一変させた。
刀槍、鉄砲による戦闘よりも掘割、土塁、防御柵などの
土木工事により敵を孤立させ戦闘不能にすることを最優
先し、また懐柔等の情報戦を併用して戦う前に勝利する
という戦法を確立したこと。
余談ながら、土木工事の天才だった秀吉が明治の世に
生きていたら日露戦争旅順203高地の莫大な損失と悲惨
な戦闘は避けられていたかも知れません。203高地の攻
略など放っておいて旅順まで直接トンネルを掘るとか・・・。
2.広域経済社会を実現した。
それまで自給自足経済だったものから貨幣を使用する流
通経済を推進し、商いによる利益やその延長上の貿易に
よる莫大な富を財政基盤とした。秀吉はもともと商いがさ
かんであった尾張の出身であり、すべての行動に商人的
な体質が色濃く反映されています。
大阪城2-1
大河淀川が大阪湾に注ぐその河口近くに空前絶後の巨
大な城を築き、なにわ(大阪)を首都としたのも軍事面は
もとより、全国の産物をそこに集め価格を決めて再び全
国に流すという今日的な集散地機能を持つ商業流通面
の要の地として大きな戦略的意味がありました。
お市の方3
その他、400年以上前の下克上戦国時代の出来事ゆえ
に現代の価値観とは全く異なり、若い頃からの手当たり
次第の女性スキャンダルや晩年の朝鮮出兵等、顔を背
ける方も多くいらっしゃるとは思いますが、モノサシが違う
ので一概に良否、善悪を論じることは出来ないのです。

さて前置きが長くなりました。いきなり秀吉の辞世の句を
持ち出しましたが、タバコ屋も齢(よわい)60有余年を生き
子育ても終えオシゴトも一段落の昨今、小学校以来の同
級生もかなり欠けて来つつあり、過去を振り返ることが多
くなってきている自分を感じます。そのような状況でタバコ
屋としても同級、同期生と会って在学当時の思い出話や
近況を語り合うことが無性の楽しみとなりつつあります。

実は今回その秀吉とも馴染みが深い姫路において同志
社大学自動車部OBの同窓会が行われることになりまし
た。発起は昭和46年卒のOB諸氏でそれに昭和48年組
と49年組が便乗することになりました。
お世話をする幹事は昭和46年卒、地元姫路の福永先輩
で、昭和48年組は同じく姫路の吉田(庄坪)氏、昭和49年
組は高砂の井村氏が担当して頂きました。

ご案内があった時には即座に出席を決め、愛車の赤いZ
お嬢ちゃんで駆けつける予定でしたが、つい最近に前回
の記事でお話した同期で宇治在住の平尾センセ宅訪問
で散財したのと、今回彼との前泊合流予定が事情により
中止になったので、その気が萎えてしまい、徒歩での参
加に変更することにしました。
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ええ年漕いだおっさんがもう遠足に行くような気分でそわ
そわ、そそくさと出発致しました。タバコ屋の奥様もあきれ
顔でした。いつものオレンジフェリーで今治近くの東予港
から乗船し、翌早朝大阪南港に到着です。
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お昼の集合なので、午前中は一期後輩の高砂市在住、
井村氏のお宅を訪問する予定ですが、時間も早いので
大阪駅で朝食をとることにしました。中央改札口周辺に
はいわゆるエキナカショップがあり、驚いたことにセブン
イレブンがお土産ショップを開設していました。
アントレ・マルシェという店名で直訳すれば市場入り口?
でしょうが、誰かこの本当の意味ご存知でしょうか。
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本来のセブンイレブン+近畿一円のお土産ショップと言う
業態で大変斬新なものです。タバコ屋としてはショウバイ
柄非常に気になりました。
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開店してまだ間がないようで、店内は非常にきれいで
お土産がずらりと並んでいました。大丸やら他のお土産
専門店がかなり食われるような気がします。
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さていよいよ高砂市へ向けて出発です。途中同期生の
増本氏の住む明石を通過しました。恥ずかしながらタバ
コ屋は今まで神戸以西は普通電車で走ったことがなく
明石は一瞬の通過でしたが結構大きな街の印象でした。
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意外なことに高砂市はJRが走ってなく、やや北の宝殿と
言う駅まで井村氏が出迎えてくれることになりました。
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赤シャツ姿で愛車SUBARUレガシイに乗り颯爽と現れた
井村氏ですが、タバコ屋にとって赤シャツと言えば地元
松山が舞台で夏目漱石の小説「坊ちゃん」に出てくる某
教頭のことを指します。彼は帝大出のエリート教師であり
坊ちゃんとはことごとく対立するのでしたが、現実の井村
氏もかつては自称高砂の神童と言われたらしく東大に行
っていたはずが大学紛争で受験中止となりやむなく同志
社へ入学したという逸材です。ただし問わず語りのお話
ゆえ、真偽の程はわかりません。ただ現実の彼も銀行に
ご奉職後、教師の道を歩まれており、「坊ちゃん」とオーバ
ーラップしています。また高砂市ゆかりの人物と言えば、
戦前の憲法学者として高名な美濃部達吉氏及びそのご
子息の元東京都知事、美濃部亮吉氏が有名ですよね。

自宅でご自慢のオーディオ装置を拝見し、しばしの歓談
の後、午後には同窓会でお会いすることにして、一足先
に姫路へ向かうことに致しました。
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タバコ屋は約束の時間よりやや早く着いたのでしたが、
やがて昭和46年卒の先輩諸氏が続々到着です。一瞬に
して40数年前の青春時代にワープです。
幹事長の福永先輩が「今日は俺らの期はな~8人の予定
やよってもうちょっとここで待っててや」と言ってるような・・。
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「山田元気そうやんか~、大伴も相変わらずやな~今日
はリュックなんか背負うて若作りやんか~。」先輩には失
礼ながらこの会話は実録ではなくタバコ屋の想像です。
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やがて昭和48年組も徐々に集まりつつあります。殆どの
メンバーが3年前の平成25年10月に開催された、同志社
大学自動車部創部80周年大会以来の再会です。大伴
先輩も懐かしさで48年組に何やら声を掛けています。
余談ながら、芸術家風のヒゲのおじさんにはタバコ屋も
一瞬とまどいましたが岡山の某高級百貨店でかつて辣
腕を振るい地元の新聞にデカデカと紹介された三宅氏
であることが判明しました。
同志社校章
おお君来たか、僕もまた、固く誓った友情は
年月経ても褪せはせぬ。ああ同志社の自動車部

読み人知らず・・・。何を隠そう実はタバコ屋の自作です。
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先輩諸氏とは夕方まで別行動なので一旦お別れし、タバ
コ屋達は幹事の吉田氏がアポしてくれていた駅前の商店
街にある「福亭」というレストランへ向かいました。
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3年ぶりの再会にて、皆でおいしくビールと食事を頂きま
した。尚ヒゲのおじさんこと三宅氏がお持ちの旗は今回
のためにタバコ屋が急遽作ってきた案内旗です。出発の
直前になってハタと思い付きました。シャレにもなりませ
んよね。
同窓会旗2
これがハタ坊の作った案内旗の原版です。自動車部の
ロゴは80周年大会のものを以前平尾氏から頂いていま
したので、流用致しました。尚、ポールは机の引き出しに
眠っていた指し棒を活用しました。
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今回の同窓会のフルコースメニューをご紹介しますと、
前菜は姫路城見学で、メインディッシュがホテル夢の井
での同窓会宴会であり、デザートが書写山円教寺(えん
ぎょうじ)見学でしたが、初日は日曜日ということで只今
世界中から観光客が押し寄せている姫路城はヤバイと
いうことになり、前菜とデザートがひっくり返りました。

まずは書写山円教寺へ向かいます。この円教寺という
お寺は天台宗寺院でタバコ屋は浅学無知ゆえ何も知り
ませんでしたが、ミニ比叡山とも呼ばれる有名寺院だっ
たのです。
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ロープウェイで入山し、そこそこ歩いた後、円教寺山門
到着です。ミニ比叡山と言うことは当時(平安時代末期)
仏教は国営でしたから、さしずめ比叡山が京都帝国大
学なら、円教寺は京都大学別院もしくは姫路帝国大学
と言う位置付けだったと思います。ま、当時の仏教なん
て我々庶民には全く関係ない象牙の塔即ちアカデミック
な世界だったんですけど、皆さんご存知でしたか?。

余談ながら、当時の仏教は国家護持のための思想科学
のような位置付けであり、庶民が仏教とかかわりを持つ
ようになるのは、鎌倉時代以降のことであり、親鸞、日蓮
道元と言った仏教界の革新者(イノベーター)が現れて
いわゆる仏教の民主化を実践し今日に至っています。
ただ残念なことにそれ以降、仏教の革新が行われたとは
思えませんが、皆さんのお考えはいかがでしょうか。
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かれこれ歩いた後、やっと本堂到着です。この階段を見
ると本堂に至る通路と言うよりは40数年前、香里体育ハ
ウスでの地獄の合宿を思い出してしまいます。今にも
杉森練習主任から、おまえら今からこの階段、ダッシュで
往復3回や、ま昼飯はそれからやなというお声が聞こえて
きそうな気がします。杉森先輩の名誉のために申し添え
ますと、現実にはそのような蛮行は行われませんでした
が、似たようなことはあったかも・・・。
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ここで面白いことが起こりました。別行動であったはずの
昭和46年組の先輩方が先に入山し、我々をお出迎えとな
りました。福永氏、下村氏、和田氏、手と手を交わし肩を
寄せ合い、想像ながら舟木一夫の「仲間たち」を歌ってい
るのかも知れません。
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左より福永氏、杉森氏、和田氏、山田氏、どなたもタバコ
屋にとっては坂の上の雲のお方ばかりです。何の話に花
が咲いているのかそれは知る由もありません。
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円教寺本堂大伽藍(大講堂)です。今で言えば東大安田
講堂と言ったところでしょうか。タバコ屋流解説によれば
祈りとスピーチの一大イベント会場と言った位置付けに
なります。
ちなみに、円教寺の宗旨はミニ比叡山と言うだけあって
平安時代の2大秀才である、最澄と空海のうちの最澄の
流れを汲む天台宗だそうで、最澄が命懸けで中国(唐)に
渡り習得して持ち帰った天台宗と言う名の最新仏教だっ
た訳です。ただし当時のエスタブリッシュメント(支配者
階級)はいくら国家護持のためとは言え、思想科学など
は難解で分からず、とにかく祈祷や祈念による現世利益
や疫病等による死への恐怖から逃れるための宗教を欲
していた訳で、天台宗もニーズ?に応じて変形していった
という歴史はあるように思います。
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本堂境内横でしばしの休憩です。「山田ええ汗かいたな、
大伴よジャケットいらへんかったん違うか、下村と和田は
スリムやし汗なんかかいてないやろ、何言うてんねん、
俺らもええ年やし、息切れしたわ、せやけど和田えらい
痩せたん違うか、あれ万歩計もう1万歩以上になってんで、
下の茶屋で冷えた抹茶でも飲んで帰らへんか~」
いずれも架空の会話です。
タバコ屋がカメラを向けたとき、ドキッとしましたがヒゲの
おじさんこと三宅氏もこちらにカメラを向けてました。
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40数年前の大学現役当時、部員のほとんどはアヘン患
者であり、当時タバコ屋も大型トラック専攻の下村先輩か
ら禁断のシガレット(銘柄ハイライト)吸引を教わったので
したが、今の世時その愛用者は国家財政に貢献している
にもかかわらず、罪悪人のように言われ、肩身の狭い思
いをしています。いっそのことタバコ禁止令なる法律を施
行したらどうかと思うんですが、そうなると島のタバコ屋も
廃業ですよね。
吉田茂ロールスロイス
ここだけの話、昭和20年代の戦後復興時代の宰相であ
った吉田茂氏なんか、晩年に至るまで極太の葉巻をスッ
パ、スッパと吸われていたと思うんですけど、あれはどう
なんやろか・・・。ちなみに愛用車はロールスロイス・フー
パーサルーンというモデルでしたが、当然ながらショー
ファー・ドリブン(お抱え運転手付き)でした。
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書写山円教寺の見学も終わり、再びロープウェイにて下
山です。気配りの人、大伴先輩はゴンドラの奥では写真
写りが悪いので、わざわざ3歩前進して来られました。

この後、書写山の道沿いにある「ホテル夢の井」へ移動
し、本番の同窓会宴会となったのですが、紙数も尽きて
しまいましたので、その模様は次回の記事でお伝えした
いと思います。お楽しみに。

京都・宇治・巡礼 vol.3

平成28年6月4日
【宇治巡礼編その2】
長いプロローグとなりました。今朝はいよいよ今回の主
目的である平等院へお出かけです。平尾センセとの積年
の約束がやっと叶いました。
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驚いたことに本堂の拝観許可は一日限定50名だそうで、
連休明けとは言うものの平尾センセが心配し、恐縮なこ
とに奥様が早朝より並んでその拝観キップを手に入れて
頂きました。

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生憎の雨ではありましたが、却って雨のほうが風情があ
って良かったと思います。ご存知の如く平等院(鳳凰堂)
ははるか1,000年の昔、平安時代の天喜元年(1053年)
時のエスタブリッシュメント(支配者)であった、関白藤原
頼道によって建立された浄土宗と天台宗をミックスしたよ
うな単独寺院で、本来はこのあたり一帯は藤原家の別荘
地として各種の建物があったようです。平等院はその藤
原家の権勢の象徴のようなものですが、当時は疫病が流
行し、バタバタと人が死んでいったり大地震等の天変地異
も頻繁に起こっていて、今のような科学知識も医学知識も
なかった時代であり、陰陽師による怪しげな星占い?や
最澄、空海が中国から持ち帰った天台、真言の祈祷仏教
の類が最先端の科学、思想知識であったと言いますから
もう笑ってしまいますよね。しかし当時の支配階級は大真
面目でそれらを信じていました。
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安寧な死後の世界を願い、最新仏教知識による西方浄土
の世界を具体的な形にしたのが鳳凰堂だと思います。
西方浄土なるものは誰も見たこともなく、行った経験もな
い訳で、誰かが考えた想像の世界(フィクション)ではある
ものの、現世の苦しみから逃れ、そういう世界があって欲
しい、いやあるはずだと真剣に考えていたのではないかと
思います。
(関連記事:校長先生の青春 vol.2:されどもラリー参照
願います)
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当時の支配者階級は経済力にものを言わせ、そのような
ものを建立することで自らも死後その世界へ行けることを
願ったんだと思います。(これはタバコ屋の私見です)
尚、肝心の鳳凰堂内部は撮影禁止だったのでご本尊の
阿弥陀如来像等をご紹介することが出来ません。
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雨の鳳凰堂前庭にてさっそくご一行様、記念のパチリと
なりました。しかしこの鳳凰堂はもとより日本の寺社建築
はすでに平安時代にはその基本デザインや建築手法が
確立されており、ルーツは中国のケバい、グロテスクな寺
院建築ながら、匠の民日本人の感性により、シンプルで
シンメトリカルな品性ある建築美を生み出しました。
タバコ屋はアメリカンなものが大好きではありますが、この
平等院を始めとする日本の寺社建築はとてもお気に入り
です。
(関連記事:博多・熊本巡礼 vol.1:大宰府界隈参照願い
ます)
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実は平等院鳳凰堂は2度目の訪問で、前回はもう50年も
前の中学校修学旅行にて奈良の大仏さんなどと一緒に
見学した記憶があります。その時は長い風雪で塗装等も
剥がれてしまいくたびれた遺構といった印象でしたが、
今回はレストアによりシャキンとした往年の輝きを取り戻
しており、見ごたえがありました。
蛇足ながら、建物から中の仏像からお庭に至るまで、ほと
んどが国宝または重要文化財指定であり、その保存、維
持には大変な手間とオカネが必要なことは言うまでもあり
ません。
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ところで、鳳凰堂の由来は本堂の屋根に羽ばたいている
一対の鳳凰から来ていることは小学生でも知っています
よね。この鳳凰も想像上(フィクション)の鳥でそのルーツ
はもちろんフィクション大国中国です。
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さて平等院を後にし、昨日夕食を頂いた料亭竹林のある
表参道経由で宇治川対岸にある次の目的地宇治上神社
へ向かいます。
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この宇治上神社も平等院に負けず劣らず国宝であり世界
文化遺産指定遺構群の一つで、いつ建立されたのかわか
らないほど古く歴史のある神社なのですが、場所も中心地
からやや離れたところにあり、ひなびた感じでした。
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タバコ屋は陰陽師とは違い占い、祈祷、ご祈念の類は全く
信じない自力本願タイプですが、悲しいことにバカを出せ
と言われればジージ、バーバと相場は決まっており、孫の
ためにお守りを衝動的に買ってしまいました。
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再び宇治川を渡って表参道側に戻り、ブラタモリ風の散策
となったのですが、途中「能登掾(のとのじょう)稲房安兼」
という変わった名前の老舗団子屋さんがあり、地元を問わ
ず超有名なお店だそうで、出来立てのお抹茶団子を頂き
ました。ただ残念なことに日持ちしないと言うことで、お土
産に持ち帰ることは断念しました。
(関連記事:校長先生の青春 vol.2:されどもラリー参照
願います)
p1[1]
全くの余談ながら表参道散策中にとある場所でタバコ屋
お気に入りの初代VWクロスポロを見かけました。実車は
白のボディでしたが、思わず平尾奥様に実はこのオクル
マ、私のお気に入りなんですよと申し上げましたが、奥様
は前日行った植物公園の写真整理のことで頭が一杯だっ
たようで、あまり関心を示さなかったようでした。
(関連記事:好みの基準 vol.6:セカンドカーのこと参照
願います)
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結構な距離を歩いたのでお腹もすいたところで、やや早い
ランチタイムとなりました。そこでアポなしながら老舗の元
お茶問屋「中村藤吉」さんが経営する繁盛店の純和風カフ
ェに行くことにしました。名産の宇治茶を使ったスイーツが
メインで若い男女が多数押しかけていましたが、ランチも
食べられるということで茶そばを注文しおいしく頂きました。
ふと以前伊勢神宮へ参拝した際立ち寄った赤福本店のカ
フェを思い出しました。
(関連記事:伊勢巡礼 vol.3:太陽の神参照願います)

尚、昔は平安貴族のひなびた別荘地という佇まいで静か
な街だったそうですが、近年、平等院が世界遺産に指定
されて以来、俄然騒がしくなり世界中から観光客が押し
寄せ、参道には新しいお店もボンボン建って宇治の街も
様変わりですわと平尾奥様が仰っていました。
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腹ごしらえも出来たところでその元お茶問屋「中村藤吉」
本店にお邪魔することにしました。賑やかな表参道より
一筋裏にある、地元宇治の方々が昔から利用している
本来の商店街の一角にありました。
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せっかくの宇治訪問なのでお土産に何を買って帰ろうか
と、タバコ屋の奥様が品定め中です。
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午後のティータイムとなり平尾センセの細やかなお心遣い
にて、降りしきる雨の中、ビックリポンなことに何と宇治市
営!のお茶席「對鳳庵(たいほうあん)」へご案内頂きまし
た。う~んさすがお茶処、宇治市です。
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妙齢とは言いがたい昔のお嬢さんが抹茶を立ててくれまし
た。市の職員さんなんだろうか、それとも契約職員さんな
のか、とても和やかな時間を演出して頂きました。
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オクルマやカメラのことは滅法お詳しい平尾センセながら
ことお茶席についてはどうなのか、かなりぎこちないお作
法で抹茶を頂いていたようです。人のことは言えませんが。
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楽しかった時間はあっという間に過ぎ去り、お別れの時
刻が近づいてきました。宇治散策中愛車を停めさせて
頂いた浮舟園に戻り、帰り支度となりました。
平尾センセの旗艦パジェロ君とタバコ屋の赤いZ嬢が別
れを惜しむが如く仲良く停まっています。それにしても
パジェロ君のデカイこと。踏み潰されそうです。
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普通なら宇治でお別れするところですが、せっかく来たん
やから京田辺の自動車部ガレージへ一緒に行かへんか
ということになり、またまたセンセにご先導頂き、ガレージ
に到着です。一時かなり荒れた状態でタバコ屋もOBの一
人として気を揉んでいましたが、平尾センセ始め、今井氏
、横井氏、安田女史、等々の涙ぐましいご尽力により随分
綺麗になっていました。ただフィギュア競技やジムカーナ
の練習に使用する手前のグラウンドにはまだ解体パーツ
の破片が散乱していたりして危険であり現役諸君も何故
それくらいの気配りが出来ないのだろうかと残念に思い
ました。一日居ても飽きない特別の場所ではありますが、
時間もあまりないので、平尾センセとはいよいよここでお
別れすることに致しました。
(関連記事:大阪・京都・奈良・巡礼 vol.3参照願います)
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大阪・京都間なら走り慣れた道なのでカーナビなど不要で
すし、そもそも40年以上前に製造されたZ嬢にカーナビを
装着するなど、そのような設計にはなっておらず、ヤボな
ことでしたが、今回の帰路、京田辺~大阪間は初めての
走行で、この俄か仕掛けのカーナビが役立ちました。
恥ずかしながら、出発に先立ち、机の引き出しに眠りつつ
あったアイパッドの活用を思い立ち、装着を試みました。
イエローハットで半額セールのホルダーを2,000円で購入
し、シガーライター部に差し込むUSB電源は担当のメカ君
がプレゼントしてくれ、またケーブルはパッド付属の標準
品でOKだったので、僅かな出費でカーナビ装着が出来ま
した。ソフトはヤフーカーナビを使うことにしました。

さて京田辺~大阪間ですが、どんどん山の中へ入って行
き、生駒とか四条畷とかの標識が出て心配でしたが門真
市に出ることが出来、あとはR1に合流して、無事大阪に
到着です。
DSCN8434.jpg
シャレにもなりませんが、♪雨の御堂筋を南下中です。
道頓堀付近を通過です。この黄昏の御堂筋の都会の
喧騒を奥様に見せてやりたい気持ちもありました。
DSCN8435.jpg
難波高島屋の前まで来ました。もう間もなく大阪南港に
到着です。
DSCN8436.jpg
いつもの南港脇のコンビニに到着です。帰路、下道を通
ったので京田辺から2時間以上掛かりましたが無事南港
に辿り着きホット一息です。
DSCN8444.jpg
朝の三津浜港で中島行きフェリーの乗船待機中です。
前回の上洛時はファンベルトの緩みに気付かず、殆ど
充電なしで走った結果、最後の東予港で立ち往生、SOS
で松山からバッテリーを届けてもらうという不様なことに
なったのでしたが、今回は奥様同乗ということもあり完璧
な整備をして行った結果ノントラブルでした。往復フェリー
を使用したため300km余りのツーリングでしたが、平尾
センセとのささやかな約束を果たし、奥様とも再会出来、
充実した足掛け4日間の旅でした。
(関連記事:校長先生の見果てぬ夢 vol.2:晴れ舞台
参照願います)

今回の京都・宇治・巡礼に際し、名プロデュースをして頂
いた平尾センセご夫妻に感謝を申し上げ今回のお話を終
わらせて頂きます。長時間のご精読有難うございました。

(尚、今回3回シリーズの記事中の写真の一部は、平尾
センセ及びアーモスト館OB会の吉﨑さんから頂いたもの
を掲載させて頂きました。また歴史、宗教に関する記述
はタバコ屋の私見であることをご了解願います)

京都・宇治・巡礼 vol.2

平成28年6月3日
【宇治巡礼編その1】
さて前回、京都巡礼を終え続いて現代のゼロ戦、ミツビシ
ランサーエボリューションX(10)での光栄なるご先導によ
り、タバコ屋の赤いお嬢ちゃん一行は宇治の高級住宅街
尖山(とんがりやま)にある平尾センセのご自宅に到着で
す。彼のもう一台の愛車であるミツビシパジェロ・ロング
ボディ君も出迎えてくれました。
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いきなりの余談ながら、この2代目のパジェロ君、今まで
の平尾センセのライフスタイルからすると、パジェロ君が
旗艦でランサーエボは下駄代わりという構成だと思うの
ですが、時代は変わり時は経ち、今後のクオリティオブ・
カーライフの構想に彼も頭を痛めていると思います。
(関連記事:京都・静岡巡礼 vol.2:静岡詣で参照願い
ます)
IMG_3312.jpg
老婆心ながらタバコ屋の考えを申しますと、ランサーエボ
を旗艦(ファーストカー)とし、惜別の情去りがたしながら
パジェロ君とはお別れし、新たに下駄代わりとしてパジェ
ロ・ミニなんかどうでしょうか。
(関連記事:終わりなき旅 vol.2:愛車ミーティング参照
願います)
パジェロミニ2
多分ミツビシPTA会長を自認する彼のことにて、ミツビシ
車以外にはお乗りにならないでしょうし、誇り高き彼のこ
とですから今さら軽カーなど乗りたくないかも知れません。
しかし老後に備えて今から準備が必要です。普段のゲタ
代わりと割り切ってはいかがでしょうか。特に奥様が経済
的な面から大賛成だと思うのですが、どうしても大義名分
が必要なら今世界的なトレンドであるダウンサイジングの
実践という考えもありますが・・・。タバコ屋の単なる偏見
と見込み違いであればお許し頂きたいと思います。
(関連記事:ダウンサイジングのススメ参照願います)
DSCN8344.jpg
それはさておき、センセのご自宅を訪問し、私はちょくちょ
くながら、奥様同士は2年前中島に夫婦でご訪問頂いて
以来の再会となりました。
(関連記事:校長先生西瀬戸を行く vol.1:中島編参照
願います)
DSCN8347.jpg
ご自宅では奥様自ら入れて頂いた美味な宇治茶を頂き
ながら、ミニカーのコレクターとして有名な経済評論家の
森永卓郎さんにもひけを取らないくらいの膨大なミニカー
コレクションを拝見したり、また平尾センセ自作のティラノ
サウルスの動く模型を見せて頂いたりして楽しい時間を
過ごしました。頭の回転が早く、手先の器用な平尾セン
セらしい作品です。
IMG_0716.jpg
また以前と違って孫の話題が格段に増えたのは申すまで
もありません。平尾センセが目に入れても痛くないお孫さ
んの詩乃ちゃんです。今からうさぎさんの乗り物に乗った
りしていると、将来はミシェル・ムートン女史のようになら
ないかとタバコ屋は心配?です。尚ムートン女史とは女
性で初めてWRC(世界ラリー選手権)で優勝した恐ろしい
レディーのことです。蛇足ながら背後の専用キャビネット
に収まったミニカー群、凄いと思いませんか。
IMG_2929-1.jpg
手前味噌で恐縮ながら、これは前回訪問した時にセンセ
の貴重なコレクションの中から頂いたもので、言わずと知
れたNISSANフェアレディ240Zサファリラリー仕様車です。
昭和46年(1971年)当時世界で最も過酷なサファリラリー
においてE・ハーマンの果敢なドライブによりポルシェ等
世界の強豪を押さえて初出場、初優勝と言う快挙を成し
遂げたズバリそのオクルマを忠実に再現したものです。
かなり高価な品であるのは間違いなく、持って帰れと言わ
れるのを固辞しましたが、立場の異なる奥様にしてみれ
ば我が家のゴミが減りますのでどうかお持ち帰り下さいと
言われ、断り切れませんでした??。以来専用ケースを
別注し我が家の家宝として飾らせて頂いています。
尚、皆さんお気付きでしょうが、タバコ屋の赤いお嬢ちゃん
はレストアに際し、このワークス240Zのイメージをモチーフ
にしていることは言うまでもありません。
(関連記事:京都・静岡巡礼 vol.3:予期せぬ別れ参照願い
ます)
宇治市植物公園1 宇治市植物公園2
宇治植物公園タペストリー 宇治植物公園バラ4
さて奥様連と殿方連では趣味がくっきり二分しています
ので、その後はおじいさんは山へ芝刈りに、おばあさん
は川へ洗濯にでもないでしょうが、奥様連は宇治市営の
植物公園へ、殿方連は山間部ワインディングロードへ赤
いお嬢ちゃんの試乗会のため移動することに致しました。
IMG_2321.jpg
今回はレストア成った宇治の平等院を見学するのが主な
目的ながら、かつてラリーで鍛えたスゴ腕の平尾センセに
赤いお嬢ちゃんの体力測定をして頂くという目的もありま
した。と申しますのも先般赤いお嬢ちゃんは奈良の某チュ
ーニング&レストアショップでエンジンの改良手術を受け
たばかりだったからです。
スパークレストア21
さて宇治山中ワインディングロードでの試乗会の結果は
・・・。ドクター曰く、欲言うたらキリがないけど、以前より
トルクアップして乗りやすくなってるし、レスポンスについ
てはSOLEX特有のクセッちゅうもんもあるんやから43年
前の旧車でこのレベルやったら上等やで。とSOLEX経験
者らしいマニアックなお言葉を頂きました。
(関連記事:京都・静岡巡礼 vol.2:静岡詣で参照願い
ます)

ドクターから合格印を押されたので内心やれやれでした
が、平尾ドクターは別のことに関心があったらしく、実は
試乗会に行く前にご自宅でいきなり型紙を取り出してき
てこれと同じもんラバーで作って差し上げるから装着した
らどうやといわれました。
フェアレディZ(ワークスラリー仕様)リアビュー
それはタバコ屋も秘かにほしいと思っていたDATSUNの
マッドフラップ(泥除け)でした。タバコ屋は単なるファッシ
ョンとして考えているのですが、平尾センセは下心があり
このオクルマでクラシックラリーに出ようや~としきりに
煽っているのです。その際マッドフラップが付いていない
と車検に通らないらしいのです。タバコ屋は耳栓をして
センセの煽り話は聞かないようにしていますが、さて・・。
DSCN8361.jpg
日も暮れて来たところで、夕食はセンセ夫妻のご好意で、
竹林という宇治の老舗料亭で一緒に頂くことになりました。
DSCN8362.jpg
表参道と言えば原宿明治神宮をイメージしてしまいますが
宇治平等院にもピッタりのネーミングではないでしょうか。
このナプキンはグッドデザインだと思いましたが、意外な
ことに女将がお持ち帰り頂いて結構ですよと言われたの
でそのように致しました。
DSCN8365.jpg
平尾センセのご好意での席なのでメニューはお任せでした
が、どうも竹林オリジナル懐石のフルコースのようです。
前菜からして凝った内容で、兜の形の器に入った竹の子
や粽(ちまき)等、O・M・O・T・E・N・A・S・Iの細やかな気配
りが感じられる一品でした。
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お吸い物、お刺身と続き、もう若くはないタバコ屋夫婦は
すでに満タンに近くなってきました。
DSCN8368.jpg
メインディッシュは色鮮やかな青竹の器に盛られた鴨肉の
焼き物とお豆腐の味噌田楽で、ふと昔ばあちゃんがよく作
ってくれたなすびの鴫(シギ)焼きを思い出しました。
尚、なすびの鴫焼きとはなすびを炒めた味噌田楽のこと
です。
(関連記事:夏の日の思い出 vol.1:プロローグ参照願い
ます)
DSCN8369.jpg
ここでも、昔話に花が咲き大いに盛り上がったのでしたが
ここだけの話、奥様にしてみればやんちゃな子供をもう一
人抱えているようなもので、マイウエイの平尾センセをよく
支えて来られたと思います。ちなみに奥様も元幼稚園の
センセです。
DSCN8372.jpg DSCN8373.jpg
DSCN8374.jpg DSCN8375.jpg
その後も、次から次へと美味なお品が出てきてもう食べ
切れないほどでした。フレンチとはまた違った日本料理の
細やかな感性を味わいつつ、4人での貴重な時間を過ご
させて頂きました。
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それやこれやで、楽しい時間が過ぎて行き、宿泊は平尾
センセの計らいで、花やしき浮舟園というシックな老舗旅
館で旅の宿を過ごすことになりました。
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箱入り娘のZ嬢もここなら安心してお休み頂けるという
平尾センセのご配慮でした。
DSCN8356.jpg
浮舟園から眺めた宇治川風景です。皆さんご存知のよう
に宇治川は西の山崎あたりで桂川と合流し淀川となって
大阪湾に注ぐのですが、山崎と言えばかつて豊臣秀吉が
本能寺の変を知り、中国大返しという奇跡的な反転をして
山崎(大山崎)あたりで明智光秀を討ち取り、その後天下
人へと上り詰めていく訳ですが、その近くの天王山に本陣
を構えたところから、歴史の転換点を天下分け目の天王
山と言ったりしますよね。
DSCN8357.jpg
それはともかく、私見ながらこの水豊かで風光明媚な宇治
は遠く平安時代からハイソサエティの別荘地?として栄え
たんではないかと思うのです。その象徴が平等院だと思い
ます。宇治川沿いの伏見、桃山も同様ながら、西の桂川
沿いには桂離宮で有名な桂があり、やや南にはかつて
奈良から京都へ遷都する前に都の造営がされ、一時期
の都であった長岡京があります。山崎の地が何故貴族の
リゾート地にならなかったのかについては、地理的な諸
条件があったのではないかと思うのですが、シロウトの
タバコ屋にはわかりません。
長岡京
長岡京といえば、タバコ屋の叔母が住んでいて大学入学
当時、2年間は叔母の家でお世話になりました。その後
先輩の誘いで自動車部御用達であった新町ガレージ横の
小森酒店に下宿したものの卒業までの2年間は仲間達に
踏み荒らされて来た苦々しくも懐かしい思い出があります。
(関連記事:今出川でのこと vol.2参照願います)

さて寄り道が多く、なかなか平等院まで辿り着けませんが
本日はこれくらいにして本番の平等院の模様は次回の記
事vol.3にてお話するlことに致します。お楽しみに。

京都・宇治・巡礼 vol.1

平成28年6月2日
【京都巡礼編】
このブログには度々ご登場頂いて、もうその業界では
知らない人はいないんじゃないかと思われる人、そうです
京都の平尾センセのことです。何の因果か知れませんが
彼とは同志社大学自動車部の同期として、数々の辛酸
を舐め、また喜びも共有して来ました。辛酸70、喜び30
と言ったところでしょうが、叫びたいくらいの蒼き青春が
ありました。当時の自動車部は想像を絶するスパルタン
な環境でしたが、今から思えばその中へ身を置いた言わ
ば戦友とも言える仲だと思います。
(関連記事:校長先生の青春 vol.1:ラリーへの熱き思い
参照願います)
学生ラリー1
皆さん奇異に思われるでしょうが、同志社大学自動車部
というのは体育会なんです。多分フィギュアという体力の
要る運転競技があるためだと思うんですがその結果、
そこいらのやわな同好会とは訳が違います。言わば筋金
入りです。オキテがある世界だったんです。
(47年前入部してわかりました)
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そのことは今回のテーマではありませんので歴史の闇に
葬ることにして、実はその平尾センセより昨年来、お誘い
があり、宇治の平等院がレストア(修復)されたので夫婦
で見に来~や、と再三のオファーを頂いていました。
タバコ屋は数年前より地区会総代職(地区長)を拝命して
いましたので自由に旅行などすることが出来ず延び延び
になっていましたが、今春でそのオシゴトから開放されま
したのでやっと今回実現の運びとなりました。

平尾センセの粋な計らいで、世界中から観光客が押し寄
せる5月の連休を避け、その直後のやや静かになった時
を見計らって訪問することに致しました。
DSCN8256.jpg
さていよいよ出発の朝です。想定外ながら東京町田から
お輿入れの若嫁真由子さんと初孫亮君が見送りに大浦港
まで来てくれました。我が家のアイドルともしばしのお別れ
です。
DSCN7422.jpg
大阪までの往復はいつもの慣れたオレンジフェリーを利
用することにしました。以前の記事にも書きましたが、昔
は関西汽船が走っていてよく乗っていたので、大阪まで
は海路を利用することが一番抵抗がないですし、夜寝て
いる間に移動出来るので疲れません。ただ関西汽船が
無くなった最近は、残念なことに松山港からの出港では
なく、1時間ほど東に走った東予港からなのでかなり不便
です。
DSCN7230.jpg
早朝6時に大阪南港に到着し、さっそく京都へ向かいます。
ルートは高速道路を利用すれば早いのですが愛車の赤い
お嬢ちゃんが43年も前に製造された旧車であることと、
今回夫婦揃って多分初めての関西方面オクルマ旅行です
ので、奥様に大阪界隈の街並みを見せてやりたい気持ち
もありました。途中コンビニで腹ごしらえの後、大阪難波
経由、四ツ橋筋を北上します。
(関連記事:大阪・京都・奈良・巡礼 vol.1参照願います)
DSCN8259.jpg
梅田に向かう途中ビックリポンなことにオレンジも鮮やか
マクラーレン650Sスパイダーに遭遇しました。この浮世
離れしたオクルマはMP4-12Cの後継車種で、我がNSX
のライバルです。ま私共にはご縁のないシロモノですが。
マクラーレン650Sスパイダー1
ちなみに650Sの車名の由来は3.8Lツインターボエンジン
の馬力が650馬力あるためです。かつてのマクラーレン
HONDA-F1が1,000馬力!でしたがこれは純粋なレース
のためのオクルマであり、市販車で650馬力もあるのは
もう暴力的という以外の何物でもありません。またスパ
イダーとはオープンカーのことで屋根が無いかまたは
脱着可能な屋根を装備しているオクルマのことを言い
ます。
市販型新NSX-9
ただNSXも負けてはおらず、3.5Lツインターボエンジン+
3個のモーター駆動で570馬力を発生しこれもオバケ級で
す。加速はモーター付きのNSXの方が優れていて、何と
0-100km加速タイムはわずか3秒程で、もうこうなれば走
るヒコーキです。
DSCN8260.jpg
早朝の梅田近く、信濃橋交差点付近です、間もなく梅田
から右折して梅田新道を東進、蒲生4丁目を左折してR1
を一路京都へと向かいます。
DSCN8263.jpg
このルートを走る時、いつも立ち寄る枚方郊外のコンビニ
です。連休明けなのと早朝だったので、R1は嘘のように
空いており赤いお嬢ちゃんは快音を響かせて快調に走
ってくれました。
DSCN8265.jpg
いよいよ京都到着です。京阪国道口から東寺を左に見て
堀川通りへ向かいます。
DSCN8268.jpg
タバコ屋の家の宗旨である浄土真宗西本願寺派の本山
である、西本願寺(通称お西さん)を左手に見て、いよい
よ平尾センセのお勤め先である京都府庁舎横にある
「京都まなびの街生き方探究館」という長たらしい名前の
施設へ向かいます。
DSCN8343.jpg
ここは京都市教育委員会が廃校になった中学校を再利
用して、京都の有力な製造メーカー(京セラ、オムロン、
島津製作所、堀場製作所、ワコール等々)錚々たる会社
の展示ブースを設け小中学生にモノづくりの大切さや創
意工夫の重要さを啓蒙する目的で作られました。
(関連記事:校長先生の見果てぬ夢 vol.1:プロローグ
参照願います)
DSCN8291.jpg
何でも、京都はノーベル賞受賞者を日本で一番多く輩出
しているそうで、その学術、研究レベルがいかに高いかを
物語っています。写真は平尾センセとタバコ屋の奥さんが
記念にパチリしました。
DSCN8274.jpg
日本で初めてレントゲン装置を実用化した島津製作所の
ブースです。この装置が医療の分野に与えた影響と功績
は計り知れないほどで、最近のMRIを始め、物体を破壊せ
ずに中味を調べる装置への応用等、すべてこのレントゲン
技術が生かされています。
DSCN8282.jpg
オクルマの排気ガスの成分測定装置等を作っている堀場
製作所のブースです。先般のVWの排気ガス表示不正を
発見する際に堀場製作所の機器が活躍し、一躍有名にな
りました。走行中の排気ガスを実際に測定するにはコン
パクトな堀場の測定機器がなくてはならないそうで、現在
世界中から引っ張りダコ状態です。
(関連記事:時事雑感 vol.6:VWの不正参照願います)
DSCN8290.jpg
日本電産のブースです。あまり馴染みのないメーカー名
ですが、あらゆる種類の電気モーターを作っています。
プラモデル等に使う小さなモーターはマブチが有名です
が、パソコン用からオクルマの電気モーターまで作って
おり世界一のシェアを持つトップメーカーです。
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元ゴフク屋のタバコ屋としてはワコールのブースも気に
なりました。女性のデリケートな部分を覆う下着の専門
メーカーとして有名ですが、例えばブラジャーの研究に
はオッパイの研究をしなくてはならず、日本女性のその
部分の形状、硬軟、時代による形状変化等膨大なデー
タの蓄積があるそうです。
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また別のフロアには八ツ橋や西利といった有名店舗及び
区役所、銀行、各種職業模擬店舗を作り、区役所で住民
登録をした後、模擬通貨を使用して実際の買い物等の体
験を通じて児童、学生に社会のしくみをわかりやすく理解
させる等、古い校舎からは想像も出来ない最先端の取り
組みがされています。
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そのため、全国の教育委員会から見学が引きもきらない
そうで、中央の文科省からも先日大臣が視察に来られた
そうです。模擬施設とはいえ、スチューデントシティ区役所
とはまた粋な名前を付けたものです。
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平尾センセは校長職退職後、この施設でおもにモノづくり
の面から簡単で安価な素材を使用した動くオモチャづくり
の指導を行っており、好きこそものの上手なれということ
わざ通り今ではその教育ジャンルで日本を代表する権威
になりつつあるようです。(タバコ屋の個人的推測です)
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写真は工作教室で見かけたかの有名なKTC(京都ツール)
の工具一式セットですが、多分何十万円もする高価な品
だと思います。実はこの施設の開設時平尾センセがKTC
に掛け合って何セットも寄贈頂いたそうです。太っ腹!。
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元の教室部分を改造して作られた展示ブース入口には
「京都モノづくりの殿堂」というパネルが掲げられていま
した。言い得ていると思います。丁度その日は休館日だ
ったのですが、平尾センセの特別な計らいで貸切り独占
見学をさせて頂きました。それも熱血センセの解説付き
ですからもう最高の贅沢と申せましょう。タバコ屋は2度
目の訪問でしたが、奥様は初めてであり、改めて取り組
みの真剣さやユニークさに感動したのでした。
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さて見学も終わり、次はお互いの母校である同志社大学
今出川キャンパスを訪問することに致しました。せっかく
の京都なので一期後輩の福ちゃんこと石川女史に会いた
くて旅の出発前に打診したところ、彼女もタバコ屋同様、
孫の機嫌取りやら何やかやで超多忙の所でしたが何とか
1時間程ご一緒して頂けることとなりました。
(関連記事:京都・静岡巡礼 vol.1:今出川慕情参照願い
ます)
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福ちゃんとの待ち合わせにやや時間もあり、3人でキャン
パス内を散策することに致しました。日曜日でもあり人影
もまばらでここでも貸切り状態で、昔日を偲びながらゆっ
たりと散策出来ました。
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日本で最も古いプロテスタント教会であり重要文化財の
同志社礼拝堂(通称今出川チャペル)です。新島襄が存
命中の明治19年(1886年)に建設されました。平尾セン
セは中学から同志社でしたので、当時はここで定期的に
礼拝行事をされていたそうです。私の実母もプロテスタン
トクリスチャンだったので、口には出しませんでしたが息
子にはこういう環境の大学へ行って欲しかったんだと思
います。
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今出川キャンパスのランドマークと言いますかその象徴
がこのクラーク記念館です。開設は明治27年(1894年)!
で新島襄ゆかりのB.W.クラーク夫妻からの寄付によって
建てられ当初は神学館として使用されましたが、近年は
その役割を終え同志社のシンボル的建物となっています。
長き風雪に耐えては来たものの近年傷みがひどく数年前
から大規模な修復工事が行われ、最近完成しました。
チャペル同様国の重要文化財に指定されています。
(関連記事:八重のこと vol.1参照願います)
クラーク館
以前にもお話しましたが、47年前このあたりでクラブの入
部勧誘合戦が繰り広げられ、イケイケ詐欺同然のように
して入部してしまった島のタバコ屋でした。
余談ながら創始者の新島襄の本名は七五三太(しめた)
ですが、この場合はしまったでしょうか。
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烏丸通りの反対側にある校門正面には同志社大学の
創始者新島襄がその建学精神を表した「良心の碑」が
建っています。その碑には「良心ノ全身ニ充満シタル
丈夫(ますらお)ノ起リ来ラン事ヲ」と書かれています。
求道者であった新島襄の純粋な情熱、理想が読み取
れますよね。
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ひるがえって、タバコ屋はここで4年間を過ごしましたが
かなり野蛮なクラブ生活のせいもあり、その理念を身に
付ける事が出来たかどうか、はなはだ疑問であり、また
社会に出て今日に至るもそれを実践出来たとは思いま
せんが、タバコ屋が経営するみかん工場の一隅には
全身是良心」の額を掛けてささやかな心の支えとして
います。蛇足ながら全身是良心という言葉はタバコ屋の
造語です。
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やがて福ちゃんこと石川女史が颯爽と登場されました。
素敵なスカーフをお召しでしたが、新真知子巻きだった
のかどうか聞きそびれました。
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キャンパスに隣接し、当時毎日クラブのトレーニング場と
して通っていた懐かしい相国寺の山門、境内です。
(関連記事:異説:007私を愛したスパイ参照願います)
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ここを通り抜けて、当時自動車部の部長先生をして頂い
ていたオーテス・ケーリ先生のお住まい兼学生寮だった
アーモスト館へ向かうことにしました。
平尾センセのお話によると、意外でしたが背後のこじんま
りした住宅は高校当時の教師先生のお住まいで、平尾生
徒もよくお出入りしていたそうです。
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同志社アーモスト館に到着です。アーモスト館は昭和7年
(1932年)に竣工した歴史ある建物で有形文化財に指定
されています。アーモストの名のとおり新島襄がアメリカ
渡航時代に学んだアーモスト(アマースト)大学の父兄や
OBの寄付により、設計は著名なW.M.ヴォーリーズによっ
て実現した建物です。かつての同志社は創始者である
新島襄ゆかりのプロテスタント(新教)の会派である会衆
派のアメリカの教会や熱心な信者、及び新島襄が学んだ
アーモスト大学(アマースト大学)の父兄やOBからの寄付
によって随分助けられて来た訳で、その代表的な建物の
一つがアーモスト館なんです。
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さっそく4人で記念撮影と相成りました。平尾氏は写すほう
が忙しいです。ここだけの話しながらこのアーモスト館の
アーリーアメリカンなエクステリアデザイン、正直タバコ屋
はかなりお気に入りです。推測ながら竣工当時は京都の
人たちも腰を抜かすくらいシックでモダンな建物だったと
思います。
オーティスケリー先生3
館長を長くお勤めされたオーテス・ケーリ先生は、我々
学生にとっては坂の上の雲のその上の天上人であり
クラブの幹部時代、年に1~2度試合結果報告に行った
り、部誌の巻頭言の原稿を頂きに行く程度でした。
ケイトねえちゃん
偶然ながら、数年前アーモスト館の80周年と自動車部
の80周年が前後して重なり、その時期にひょんなご縁で
アーモスト館OB会(DAC)のお世話をしている吉﨑さんと
知り合いになりました。共通の師と思い出を共有してい
たため急速に親しくさせて頂くことになり、今日に至って
います。
(関連記事:今出川でのこと vol.1及び
大阪・京都・奈良・巡礼 vol.2参照願います)
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今出川キャンパスをぐるりと一周した後、ランチタイムと
いきたかったのですが、福ちゃんが連休最後の日曜日
にてお孫さん達とお食事会を予定しているらしく、せめて
お茶でもと思い、今度新築された良心館のカフェに向か
いましたが日曜日にて閉館しており、中に入ることさえ
出来ませんでした。
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仕方なく烏丸通り向かい側の元学生会館改め寒梅館の
カフェで積もる話に花が咲きました。
ティファニーで朝食を12
かつてはここでタバコ屋も素うどんもしくはきつねうどんを
すすった時期がありました。まるでティファニーで朝食を
世界ですよね。「今出川で素うどんを」あまり絵にならない
風景だとは思います。
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短時間の再訪でしたが、キャンパス内は重要文化財級
の歴史的建物だらけで、そのレストア(修復)費用だけで
も莫大なものでしょうが、それに加え良心館やら志高館
やら新しい建物がボンボン出来たので、投資額はハンパ
ではないと思うんです。国の助成金がかなり出るのでしょ
うが、数万人の学生諸君の授業料や父兄、OBからの寄
付金、また有力OB企業からの寄付等によって賄われて
いるんだと思います。しかしまあ凄いスケールです。
これで医学部でも出来た暁には新島襄、八重夫妻もビッ
クリポンのメガプレステージユニバーシティが誕生するこ
とになります。つまり西のKEIO~大学ということです。
(関連記事:大阪・京都・奈良・巡礼 vol.3参照願います)
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感心したのはほとんどの建物が、建てられた時代はそれ
ぞれ異なるもののデザイン、カラー、素材ともよく吟味され
統一感があって、明確な同志社アイデンティティーとして
表現されていることです。それは一種のブランドと言える
かも知れません。でも大切なのは中身ですよね。

さて歴史は一瞬にして45年前にタイムスリップしてしまっ
たのでしたが、当時の辛い思い出、少しの楽しい思い出
がこのひと時で走馬灯の如く駆け巡った不思議な時間で
はありました。
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福ちゃんとお別れした後、ランチをということでかつての
自動車部御用達だった京楽食堂の前まで行きましたが
やはりここもお休みでした。残念。それにしても45年前と
同じ場所で同じメニューで今日まで食堂を続けているの
ですから京楽のおっちゃんも大したもんです。
DSCN8342.jpg
後ろ髪を引かれる思いではありましたが、懐かしい我が
同志社大学を後にして、その後平尾センセの職場の近く
京都府庁前のそば屋へ行き、お昼ごはんとなりました。
メニューは京楽風?玉子丼+そば定食を頂きました。
IMG_3715.jpg
腹ごしらえも出来たところで今回の主目的地である宇治
へと移動です。当然のことながら、先導車は平尾センセ
ご自慢のミツビシランサーエボリューションX(10)で、残
念なことに生産終了となった今、日本の名車の一つに
加えられるべきオクルマだと思います。
IMG_3740.jpg
余談ながら写真は3年前自動車部創部80周年大会の翌
日比叡山へ行った時のもので、自動車部OB会九州支部
長の末永氏及びその愛車ポルシェ997(911)カレラ4Sと
一緒に仲良く写っています。両車ともカテゴリーは異なる
ものの現代の自動車技術の粋を結集したオクルマで、
数々の栄光の物語を保有している点でも共通しており、
NIPPONとドイツを代表する傑作車と申せましょう。
(関連記事:終わりなき旅 vol.2:愛車ミーティング及び
終わりなき旅 vol.3:宴のあとさき参照願います)

続いて宇治でのことをお話したいところですが、紙数も尽
きたようですので、本日はこれまでと致します。
楽しい夕食ディナーと翌日の平等院界隈の模様は次回
の記事vol.2にてお話したいと思います。お楽しみに。

★★島のタバコ屋の独り言★★
【7月31日:ああ創業100年】 島のタバコ屋、即ち富永呉服店が創業100年を迎えたことは先般お伝えした通りですが、皆さんよくご存知の世界的宇宙物理学者、故ホーキング博士によれば、100年なんて宇宙的時間軸で言えば、一瞬のまばたきに過ぎない訳で「島でのことも夢のまた夢」ということになりましょう。それはともかく4才の頃から道端の草にも「コンニチハ」なんて愛想を振り撒いて来たタバコ屋にしてみれば「店は客のためにある!」以上、未来永劫、店の続く限りそのテーゼを実践し続けるしかないのです。京都で300年続く老舗料亭、老舗呉服問屋もその志があったのかどうか、お聞きしたことはありませんが、当らずとも遠からじではないでしょうか。
◆◆島のタバコ屋メニュー◆◆
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