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時事雑感 vol.10:HONDAの屈辱2

平成29年9月17日
暑い暑いと言っていたらもう9月半ば過ぎで、ここ数日は
またもや台風18号接近で、荒れ模様どころか今度はどう
も瀬戸内海、しかも中島直撃コースのようです。忘れもし
ませんがタバコ屋が地区長を拝命していた今から3年前
の平成26年10月7日未曾有の大雨土砂災害により甚大
な被害を蒙り、それこそ不眠不休で復旧作業を実施した
ことが苦々しくも懐かしく思い出されます。
金星12号1
さて前回の記事でオバカさんの北朝鮮が性懲りもなく悪
さをしていることを若干述べましたが、安倍総理にとって
は好都合なんです。何故かと申しますとやればやるほど
NIPPONの国民は不安でたまらなくなり、安倍さん何とか
しなさいよ、となるからです。安倍総理にとっては「待って
ました」とばかり、北朝鮮非難と制裁を声高に叫び、憲法
を改正して国防をきちんとすべきだ、となるのです。その
意味ではここだけの話しながら、タバコ屋の私見としまし
ては北朝鮮がまとめて20発ほどミサイルぶっ放してくれ
たらいいのにと思います。もしNIPPONに落とせばそれは
金王朝及び北朝鮮の滅亡を意味する訳ですから、あえて
そのような暴挙を働く訳がないんです。
パック3-1
もうやめましょう無駄な議論は。結論を述べさせて頂きま
す。安倍総理、北朝鮮ミサイル撃墜用のミサイル基地は
あちこち移動したりせずに瀬戸内海の西の玄関「中島
に作りましょうよ。それもハンパなことをせず、まとめて
100基ほど設置し、北朝鮮に対し「いつでもゼンブ撃ち落
したるで~」と宣言するんです。設置のネゴシエイション
と設置時のカンキョーセイビはタバコ屋が引き受けますの
でご安心下さい。何せ、タバコ屋には伝家の宝刀である
MARUNAGE」というハイテクノロジーがありますから。
トロ・ロッソ1
ハイテクノロジーと言えば、前回の記事で詳しくお話した
HONDA-F1のことです。以前から噂には上っていたもの
の遂にマクラーレンとHONDAが決別、代わってトロ・ロッ
ソとHONDAの提携が公式発表されました。何と言う屈辱
でしょうか。わかりやすく言えばHONDAのだるいエンジン
による不甲斐ない成績に業を煮やしたマクラーレンに愛
想をつかされ離縁状を叩きつけられた形です。

しかし事実は一方的な話しではなく、ロン・デニス亡き後
文句ばかり言うマクラーレンンにHONDA側も閉口してい
たようで、本音ではマクラーレンとの提携解消は望むとこ
ろだったらしく、最後は「ああわかりました、それでは我々
も独自の道を歩みます」と矜持を見せたというのが真相
だそうです。HONDAにしてみればエンジンは無償で提供
しおまけにスポンサー料として100億円も提供しているの
にその言い様は何やねん!と言いたいところでしょうが、
何やら男女間の別れ話にも似ていて身につまされるとこ
ろがありますよね。
ホンダジェット7-1
このままでは踏んだり蹴ったりのHONDAですが、唯一救
いというかチャンスなのは、世界でも極めて稀な事例とし
て、オクルマメーカーがJETエンジンを生産していることで、
その精密技術をF1エンジンに生かせることにやっと気付
いたことでしょうか。マクラーレンとの関係は破綻してしま
いましたが、今後HONDAがJETエンジン技術のフィード
バックにより劇的なパフォーマンスの向上を果たし、トロ・
ロッソHONDAが優勝争いに加わる!なんてことになれば
マクラーレンも後悔することになりHONDAも今回の屈辱
への溜飲を下げることが出来るでしょう。
レッドブルF1-1-1
荒唐無稽な余談話ながら、噂ではトト・ロッソの次には
その親チームであるレッドブル自身がHONDAエンジン
を搭載するのではないかと言われています。根拠は2つ
あり一つはレッドブルが搭載しているエンジンメーカー
ルノーと犬猿の仲で最悪状態でありエンジンメーカーを
換えたがっていることです。
レッドブル・HONDA-1
二つ目はカテゴリーは異なるものの、二輪のF1とも言え
るMotoGPとは別に市販車を改造したバイクで争われる
スーパーバイク世界選手権(SBK)において、今年から
レッドブルはHONDAワークスチームのメインスポンサー
となり、仲良し関係になったことです。もしその噂が現実
となる場合はレッドブル・HONDAチーム誕生となりかつ
てのマクラーレン・HONDAの如く破竹の快進撃を実現
するかも知れません。また別の見方としてレッドブルは
トロ・ロッソを売りたがっておりひょっとしてHONDAが買
収した場合は再びHONDA-F1ワークスチームの誕生と
いうことになります。
TAG.jpg
その他、数年後はPORSCHEがカムバックしてレッドブル
と組むのではないかという噂もあり、黄昏のF1にあって
メルセデス、フェラーリ、ルノー、HONDA、ポルシェ、の
5大メーカー対決という構図が出来上がりF1業界自体の
活性化と言うか延命処置にはなるでしょう。しかし時代
はもはやエレキの方向に向かっておりエレキ自動車の
F1であるFE(フォーミュラE)は大盛況で世界の有力メー
カーが続々参入していますよね。
ホンダジェット33
さて噂にはきりがないので、タバコ屋がもしHONDAの
経営陣であった場合どういう意思決定をするかを申し
上げましょう。まずF1ですが当面はレッドブル・HONDA
の実現を図り、再びかつての栄光を取り戻そうとするで
しょう。また瓢箪から駒ではあったものの自社のJETエン
ジン技術をF1に活用出来るのであればいっそのことヒコ
ーキのボディ技術を応用した革新的なボディを制作し、
その場合はエンジンもシャシーも自前で賄うワークスチ
ームとして参戦し、現在の屈辱をはね返し、F1界に衝撃
を与えることにします。
近未来F1・LF1-1
ここだけの話しながら、今のF1のボディはゴテゴテとチ
ンケな空力パーツを付けまくった醜いアヒルの子状態で、
美しさというものが全く感じられません。昔から言われて
きたように「速いものは美しい」というのが絶対真理です。
FEジャガー2
またハイブリッドに拘りすぎてエレキの研究でやや立ち
遅れている現状を打開するためにもエレキのF1である
FEに参戦し技術を磨きます。その際はF1同様、HONDA
JETの精密技術を流用し、他チームを圧倒致します。
2013ルマン1-2
一方スポーツカーのカテゴリーでは、NSXハイブリッドを
擁して世界耐久選手権(WEC)及びルマンに挑戦します。
長年PORSCHE、アウディが独占してきた頂点のプロト
タイプカー(LMP)はカネが掛かり過ぎるのでTOYOTA
さんにお任せすることにし、いわゆるスーパーカーと世
間で言われているオクルマが多数出場するGTカー(LM
GTE)のカテゴリーで頂点を目指します。
NSX-GT3-1.jpg
ここでもフェラーリ、ポルシェ、アストンマーティン、BMW
等々世界の強豪がひしめき合っているため、勝つため
にはそれこそHONDA-JETの技術を用いなければ実現
は難しいと思います。しかしもし優勝することが出来れ
ば市販車の販売において、何もTV-CMなど流さなくても
客の方が「これ下さい!」と言ってHONDAのディーラー
に押しかけることでしょう。

蛇足ながら、その場合は購入者には記念プレゼントと
して「POWERED BY HONDA-JET」のステッカーを
差し上げて下さい。尚、発案者のタバコ屋にも1~2枚は
残しておいてほしいと思います。
インディ500優勝3-10-1
佐藤琢磨選手がNIPPON人として初優勝したインディと
現在世界チャンピオンである二輪GPでは一定の成果を
収めているので現状維持とします。

以上好きなこと書きましたが、ここまでやるには1,000億
円近くかかるのではないかと思うので、いくらショウバイ
上手のHONDAと言えども儲けが吹き飛んでしまいます。
もっと儲けりゃいいじゃないか、ですって?。それには
今のHONDAデザインを根本的に見直さないと無理です。
レジェンドを頂点とする現行のチンケなHONDA車の数々
を見て頂ければおわかりのように、タバコ屋がいつも申
し上げている「品性とダイナミズム」に欠けています。

かつてタバコ屋世代が若かりし頃はHONDAは次々と革
新的な製品を生み出してきました。ただあの頃の情熱と
エナジーを取り戻して欲しいと思うのは黄昏のおっさん
の懐古趣味と無いものねだりかも知れません。

時事雑感 vol.9:HONDAの屈辱

平成29年9月9日
タバコ屋にとって福井巡礼は「砂の器」の本浦千代吉、
秀夫(後の和賀英良)親子の苦難の放浪の如く、重い
旅でした。わずか2日の旅が10日間にも感じられる程
濃厚な内容の巡礼旅ではありました。

お陰様にて氏も育ちも世代も異なる巡礼4人衆がかつて
同志社大学体育会自動車部という同じ釜の飯を食った
ことによる同志的結合のもと、まるで兄弟、従兄弟、親
戚のごとく2日間を過ごしたことは奇跡と言わざるをえな
いでしょう。これを学術用語では「同釜」と言うそうですが、
一般常識から言えばアンビリーバブルなことと申せまし
ょう。
紅茶1
さてタバコ屋は、その巡礼記を書き留めるのに多大な
エネルギーを費やし、ほとほと疲れ果てました。ここは
ちょっと一服し、別の軽い話題で気分転換を図りたいも
のです。

何か楽しい話題を皆さんにお届けしたいのですが、現
在を取り巻く社会情勢は、オバカさんの北朝鮮を始め
暗い話題ばかりですよね。現在の緊迫した北朝鮮情勢
は第二次世界大戦前夜の我がNIPPONと同じような状
況で破れかぶれになった北朝鮮が「窮鼠猫を噛む」と
いった暴挙に出なければ良いがと願っています。今回
はそのようなキナ臭い話題がテーマではないので別の
話題に転じます。
マクラーレンMCL32(2017)-1
軽い話題とは言い難いものながら、現在不振の絶頂を
極めるHONDA-F1のことです。HONDAはリーマンショッ
クでF1を撤退し平成26年(2015年)再びカムバックした
訳ですが、当初の目論見としてはかつて頂点を極めた
第二期時代初期のエンジンスペックに良く似たV6ター
ボであったこと、得意のハイブリッド(HV)技術が生かせ
るであろうこと、かつての盟友マクラーレンとタッグを組
むこと、等々で第三期のみじめな結果を繰り返すことは
ないであろうという淡い期待があったのは事実でしょう。
HONDARA166(V6)-9A.jpg
しかし現実はそう甘くはなかったのです。かつて世界の
頂点を極めたシンプルなV6ツインターボエンジンとは異
なり今回はMGU-K(制動エナジー回生発電機+電気モ
ーター)とMGU-H(排気エナジー回生発電機)を併用し
た極めて複雑で一般的には理解しづらいハイブリッド・
ターボシステムになっていたのです。
HONDA-F1エンジン5B
結果は世界に誇るHONDAのハイブリッド技術をもって
しても全く歯が立ちませんでした。パイロットはF1で最
高レベルのF・アロンソ、J・バトンの2枚コンビでしたが
優秀な彼らもパワーがなく、すぐ電池(蓄電気)切れと
なり、しかも壊れまくるエンジンでは勝ちようがありませ
んでした。今年からJ・バトンはS・バンドーンに交代しま
したが状況は同じでした。
HONDARA121(V12)-2A.jpg
2年間の必死の改良努力にもかかわらず、極めて屈辱
的なシーズンを過ごした結果、今年になってその不具
合の真の原因がパーツの精度不足にあることがわかっ
てきました。何と言うことでしょう、かつて時計仕掛けの
ように精密なHONDAエンジンと讃えられたあの技術イメ
ージは何処へ行ったのでしょうか。
ジョンサーティース1
気短かで、何が何でも勝たねば気が済まなかった本田
宗一郎氏なら即座に「勝てねえんだったら、こんなもん
やめちまえ!」と怒鳴り散らすところでしょうが、現在は
かつての本田商店ではなく世界のHONDAですのでそう
簡単にはいかないようです。しかしF1担当の長谷川氏は
もとより、八郷社長までがじくじたる思いで見守っている
筈です。
F1マクラーレンホンダMP4・4-1
当初マクラーレン・HONDA復活のシナリオを描いた張本
人だと推察される元マクラーレンの総帥ロン・デニス氏
は一連の不振のあおりを受けてマクラーレンそのものを
追い出されてしまい、代わりの経営陣はHONDAにそれ
ほどの愛着もなく、今やHONDAは馬鹿にされた挙句、
お荷物扱いで、最近の噂ではマクラーレンはHONDAに
愛想を尽かしルノーエンジンに代えたがっているそうで
す。
さくら研究所5
そうでなくともHONDAはF1復帰にあたり、栃木県のさく
らにF1を中心とした四輪モータースポーツの開発拠点を
新設し、数百名の社員を配置し、莫大な開発費を投入、
おまけに参入に際してはマクラーレンに毎年100億円!
ものスポンサー料(パトロン代)を支払っているそうで、
それらを合計すると推察ながら500億円?くらいの巨費
になるのではないでしょうか。それでうまくいかないなん
て・・・。宗一郎でなくてもやめちまえと言いたくなります
よね。

蛇足ながら皆さん、HONDAがそれほどの巨費をつぎ込
んでF1に執着する真の目的がおわかりでしょうか。
私見ながら、それはマーケティング(ショーバイ)なんで
す。タバコ屋は常々商いの究極の形はイメージ(アイデ
ンティティ)だと申し上げていますがHONDAはF1で勝利
することにより、HONDAの技術の優秀性をアピールし、
ディーラーで営業のお兄さんがくどくど説明しなくても
HONDA車=優れものというイメージを構築し、極論なが
ら商談などしなくても「これ下さい!」というHONDAファン
を作る目論見があるんだと思います。タバコ屋が社長
ならそうします。
ホンダジェット4
それはさて置き、絶体絶命となった今、意外な突破口が
見つかりつつあるようです。業を煮やした経営陣が何と
かならないものかと思案しているうちに、あ、うちには
HONDA-JETがあるじゃないか。JETエンジンンの技術
が何とか応用出来ないものだろうかと考える重役がいた
のです。
ホンダジェットエンジン1
JETエンジンはさくらではなく埼玉県の和光で開発され
ているので、さっそく和光のエンジニアに分析させたとこ
ろ、不具合の原因はパーツの精度不足であることがわ
かったのです。ヒコーキとF1では月とスッポンくらいヒコ
ーキのエンジンのほうが精度が高いそうで、さっそく改
良に取り組みつつあるという現状なんだそうです。
ホンダジェット7
誇り髙きHONDAがアロンソを失望させ、マクラーレンに
は愛想を尽かされ屈辱にまみれている今、JETエンジン
技術の応用による飛躍的な性能向上の実現はもう手遅
れかも知れませんが、自称元HONDA-PTA会長を拝命
していたタバコ屋にしてみれば、アロンソもマクラーレン
も何とか機嫌を持ち直して栄光のマクラーレン・HONDA
の再興を共に図ってもらいたいものです。

一人合点ながら、タバコ屋はその場合のキャッチコピーを
考案済みです。それはPOWERED BY HONDA-JET
なんですけど、少し勇み足ですかね。
ホンダジェット15
余談になりますが、HONDA-JETは小型ビジネスジェット
のカテゴリーにおいて、デビュー早々セスナを抜き現在
世界トップの生産台数を達成しつつあるそうです。思え
ば先の第二次世界大戦で当時世界トップクラスだった
ヒコーキ産業を完膚なきまでに叩きのめされたNIPPON
人の末裔としては誇らしい出来事です。アッパレ!。

福井巡礼 vol.9:出会いと別れ

平成29年9月3日
福井巡礼初日はあっという間に終わったものの、記事
においては8編を要することとなり、その中身はと言うと
日本自動車博物館のオクルマに関することがかなりの
部分を占め、タバコ屋のお好きなカテゴリーとは言え、
ちと度が過ぎたようにも思います。
DSCN3679.jpg
さて、初日の夜も更け3人衆各自ホテルの部屋でご就寝
となった訳ですが、前回記事で予告したように、深夜とん
でもない事件が起こりました。その事件とはまずこむら返
りで足が引きつり、その痛みで深夜飛び起きてしまったこ
とです。別に勝家公の怨念でもあるまいに、しばらく部屋
でストレッチしたりして痛みはなんとか治まりました。しか
しそれから程なく午前3時過ぎだったでしょうか、突然左
胸の腕の付け根あたりが鈍く重い痛みに襲われました。
別に重いものを持った訳でもないのに何故だろうと思い、
水を飲んだり部屋の中をうろついたりしましたが、中々
収まりません。よっぽど隣室の平尾センセを呼ぼうと思
ったりもしましたが、彼も何でも出来るスーパーマンなが
らドクターではないのでご迷惑だと思い、辛抱していると
やっと収まったので事なきを得ました。尤も、かつて若か
った彼も今では高齢者の仲間入りで午前4時頃には目が
覚め、福井城祉のお堀端を散歩でうろついていたそうで
すので声を掛ければ良かったのでしたが・・・。

後日談として、タバコ屋は島に帰った後、再び深夜に同
様の痛みに襲われ島の病院でドクターに相談したところ、
「多分、このままですと今晩死ぬかも知れません」などと
言う物騒なことを宣告され、慌てて松山の総合病院で再
検査したところ、同様の診断結果にて即、心臓のカテー
テル手術となりました。病名は初期の「狭心症」でした。
狭心症1
つい最近まで心臓手術と言えば胸をかっさばいて行う恐
ろしい大手術というイメージがありましたが、タバコ屋が
受けた手術は手首の付け根から細い管を血管に挿入し、
それを心臓まで送ってつまりかけた血管を風船と呼ばれ
る拡張器で膨らませ、再びしぼまないようステントと言う
金属メッシュの管を挿入するというハイテク手術で、今で
はあたりまえの手術となっているそうです。万博世代の
タバコ屋にしてみれば「すごい」の一言に尽きるのですが
レオナルド・ダビンチもビックリポンの急速な医学(医術)
の進歩には驚かされますよね。
レオナルド・ダビンチ2
余談ながら、術後タバコ屋は生まれて初めてICU(集中
治療室)なるところを経験しました。とにかくかみさんに
も知らせずに来たものですから完全看護は有難かった
のですが、尾篭な話しながら尿意を催した時が困りまし
た。絶対安静にてトイレに行くのが禁止!なのです。従
ってベッドの上でYARUしか選択肢はありませんでした。
ナース1-1
うら若き(多分25才前後の)ナースが、ご自分で出来なけ
れば私が尿瓶(しびん)をそっとあてがって差し上げます
よと優しく囁いては頂いたものの、奥ゆかしいタバコ屋と
してはLADYの介添えで堂々と放水する勇気はありませ
んでした。結局ドクターから特別許可を得てベッドのそば
で一人で立って放水作業をすることで事なきを得ました。
スッキリ!。
DSCN4026.jpg
術後の後日談として、手術の翌日ドクターに退院したい
旨申し入れたのですが、いくら手術が簡略化されたとは
言え、翌日退院した患者は今まで皆無だそうで数日は
静養して退院されては如何ですかと勧められましたが、
翌日には倅、若嫁、初孫と一緒に花見の食事を約束し
ていたので、可愛らしいナースには後ろ髪を引かれつつ、
一方的に退院することにしました。結構無茶なおっさん
ですよね。
ミクロの決死圏1
遠い昔の記憶ながらタバコ屋が高校1年生だった昭和41
年(1966年)に「ミクロの決死圏」というSF映画が封切ら
れました。ストーリーは荒唐無稽なもので近未来に物質
をミクロ化する技術が実現されたのですが、ミクロ化は1
時間が限界でそれを越えると元に戻ってしまうのです。
アメリカはこの限界を克服する技術を開発した東側の科
学者を亡命させるものの、敵側の襲撃を受け科学者は
脳内出血を起こし意識不明となりました。科学者の命を
救うには、医療チームを乗せた潜航艇をミクロ化して体
内に注入し、脳の内部から治療するしかないのです。
はたして1時間のタイムリミット内で、チームは任務を遂
行し体内から脱出出来るのか・・・と言うアクションSF映
画でした。
ラクエルウエルチ1
タバコ屋の記憶に残っているのはその奇想天外なストー
リーもさることながら、体内に潜り込む決死隊の一員だ
った肉体派女優のラクエル・ウエルチでした。名前から
してもうムチムチしていますよね。
ラクエルウエルチ6
ここだけの話ながら、タバコ屋の1期後輩で京都の老舗
和紙店のいとはんF嬢はウエルチと互角のプロポ-ショ
ンにて合宿中の男子部員を随分悩ませたと聞き及んで
います。

今回の手術に際しふと昔の映画を思い出したタバコ屋
でしたがもしナースがこのようなお姉さんだったとしたら、
翌日退院するようなバカなまねはしなかったと思います。
DSCN3680.jpg
さて長い前置きとなりましたが、福井巡礼2日目はまず
地元野尻君の経営する野尻コンクリート工業を表敬訪
問することにしました。彼の会社は道路に使うコンクリー
ト製のU字溝やその蓋、取水マスあるいは山間部の土
止め用ブロックやその他建築現場で使用するあらゆる
コンクリートパーツを作っている会社で、福井県でも有
数もしくはトップ企業だとお見受けしました。

ついでながら、彼は県内外で交流が広く近々福井葵ライ
オンズクラブの会長を拝命されるとのことで、多忙に輪を
かけることになると推察致します。
DSCN3682.jpg
梅田のブリンナーこと上山青年が一期後輩の野尻君と
何やら話し込んでいるようですが、察するに「野尻よ、
すまんがこの車止めブロック1セット分けてくれんやろか、
俺近々BMWの4WD買うんやけど、マンションの車止め
壊れてるんや」とか・・・。
DSCN3684.jpg
アオリ大魔王こと平尾センセはと言うと、察するに「いや
実は京都府庁横の俺んとこの事務所もな~元中学校の
再利用なんやけど、取水マスがあちこち壊れてんねん、
野尻よ、すまんけど見積り貰えへんやろか」とか・・・。
DSCN3687.jpg
以前野尻君の青春オデッセイアの記事でご紹介をしたこ
ともある懐かしのご実家です。昭和40年代は日本国中ど
こも新築と言えばこのようなデザインの家でした。ショウ
バイ道具が所狭しと置かれていますが、その脇には朽ち
果てつつあると思われるかなりクラシカルな年式の軽四
バンが止まっていました。何故ここにあるんだろう?。
ちなみに当時の三種の神器は3C即ちカラーTV・マイカ
ー・クーラーでしたよね。エアコンなんてずっと後のお話
です。
DSCN3686.jpg
朝日を背に受けて本社ビルをパチリ、この建物はもとよ
り美人ママ(奥様)の住む豪邸もすべて彼の設計だと言
いますから、ちょっと職業間違えたかも知れませんよね。

ちなみに島のタバコ屋は他の人の仕事を奪ってはいか
ん!という固い信念のもと、今まで行った数々の投資
(店舗等)をはじめ、古いオクルマのレストアに至るまで
すべて丸投げを徹底してきたため、いつしか人知れず
島の丸投げ王」と呼ばれるようになったとか。
DSCN3704.jpg
さて巡礼団4人衆は本日の最初の目的地「恐竜博物館」
に到着です。お出迎えは恐竜のモニュメントでしたが、そ
の近くにはオクルマ業界の恐竜であるTOYOTA・FJクル
ーザーが停まっていました。とにかくデカイです。パワー
、トルク、図体、どれを取っても恐竜並みです。

蛇足ながら、同行の平尾センセもつい最近までこれと同
等のパジェロ4ドア・ロングボディなる獰猛な恐竜を飼育
されていましたが、恐竜時代の終わりを悟られて泣く泣く
手放されたという噂です。
DSCN3694.jpg
巨大なエントランスの吹き抜けを下り、いよいよ恐竜の
ご遺骨?の展示場へと向かいますが、エスカレーターを
降下中の野尻君と上山君はお線香とお数珠は持ってな
いようです。
DSCN3699.jpg
ありました。ありました。皆さんよくご存知のように恐竜
は中世代と呼ばれる今から2億年前という気が遠くなる
ような昔の時代に生息繁栄したイキモノなんですが、そ
れでも地球の誕生が45億年前だそうですのでそれから
見ればごく最近ということにはなりますよね。
DSC_3991-1.jpg
その中世代でも後半の白亜紀と呼ばれる1億年前前後
が最も栄えたらしく写真のティラノサウルスやステゴサウ
ルス等我々になじみの深い恐竜が王者としてのし歩い
ていたようですが、当時は我々人類の祖先である哺乳
類なんていうのは今で言えばアリンコ程度の存在で、
恐竜様の天下が長く続いたのでした。しかしある日突然
大異変が・・・、その後のことは皆さんよくご存知なので
申し上げるまでもないのですが、当時「奢る平家は久し
からず」なんて諺はなかったものの同じことが起こった
訳でして。
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とても短時間では見学しきれないご遺骨の数々を前に
野尻君とタバコ屋は1億年前の地球に思いを馳せたの
ですが、架空の会話ながら「野尻君、こんなんにガブッ
とやられたら一たまりもないやろな」親鸞、蓮如ゆかり
の地、福井の人である野尻君は「チャンさん、そんな時
はもう南無阿弥陀仏と唱えてお浄土へお参りする覚悟
を決めるしかないでしょうね」
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見学を終えた島の丸投げ王は恐竜博士と仲良く記念撮
影となりました。「おぬしも福井のために励まれよ」とか
言葉を掛けたのかどうか忘れましたけど。
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恐竜の聖地から下山途中、立山連峰を背後に望む白
山勝山スキー場に立ち寄りました。3月下旬とはいえ雪
深い景色は南国中島では考えられない異国の風景でし
た。みやげ好きのタバコ屋は、先般札幌東急百貨店で
催事をしたばかりでしたが、同じ東急の経営するリゾー
トホテルでお土産に白山ワインを買い込みました。誰に
差し上げるのかと申しますと、札幌の帰り際に催事を
手伝って頂いたマネキンのおばさん方にワインを送る
約束をしていたのを思い出したのでした。
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今回の巡礼テーマは教育者である平尾センセの発案で
おもに科学に関する施設を訪問しましたが、地元野尻君
にしてみればまだまだご案内したい場所は沢山あったと
思います。時間もないのでそこらは素通りということにな
りました。写真は鎌倉時代、親鸞や日蓮などと同じく当
時の国立大学であった比叡山延暦寺の古臭くカビの生
えたような教義内容に失望した道元が創業した曹洞宗
の総本山である「永平寺」山門で、代表的な禅宗寺院と
して有名ですよね。
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いささか古い話しで恐縮ながら、今から35年程前タバコ
屋が30才前半の頃、業界雑誌「商業界」の主幹倉本師
が主催する後継者育成グループに参画していた時期が
ありました。内容は経営コンサルタントを中心とする各
界有識者の講義と合宿実習や社会見学でした。1年間
のコースで延べ12回に亘ったのでしたが多感な時期で
もあり、後の経営観に随分影響を受けたと思います。
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そのセミナーの一環で東京西麻布にある永平寺別院
で数日間体験入山をしたことがあったのです。内容は
もう忘れてしまいましたが午前3時に起床し、洗面、極
めて清楚な朝食のあと座禅、清掃、講義、再び座禅と
いったようなもので、夜は8時か9時頃?にはもう消灯
だったように思います。印象的だったのは食事で一汁
一菜とかいった極めて清楚なメニューはもとより後始
末はたくあんで器をふき取りそれを食べ、最後はフキ
ンのようなものでキレイにしてから箱膳にしまい込む
というやり方で、究極の簡素化、合理化を感じました。
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また、座禅以外はお掃除がおもな日課で、皆がそれを
やるので、建物やそのまわりは古いながらもいつもピカ
ピカの状態が保たれる訳です。タバコ屋がいつも申し上
げているカンキョーセイビの究極の姿がそこにありまし
た。

ここだけの話しながら、数年前、自動車部創部80周年大
会の帰途、久しぶりに懐かしの京田辺キャンパスにある
自動車部のガレージに立ち寄った際、あまりの荒廃ぶり
に驚き、失望しブチ切れてしまったことは以前の記事で
お話したとおりなんですが、その背景にはこういう体験が
あった訳なんです。そのせいかどうか、その後ガレージ
を綺麗にするための環境整備委員会が発足し、本来の
姿に戻りつつあるのは大変喜ばしいことだと思います。
IMG_4406-1.jpg
手前味噌になりますが、この写真は京田辺キャンパスに
自動車部ガレージが出来た当時のもので今から約30年
程前のものです。ガレージもピカピカ、我々昭和48年卒の
同釜もピカピカで、多分自動車部創部50周年大会の終了
後、皆で殴り込みを敢行した時のものだと思われます。
DSCN3718.jpg
さて「夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡」とは松尾芭蕉
がおくのほそ道紀行で平泉を訪れた際に往時の藤原一
族の栄華とそこで悲劇的な死を遂げた義経に思いを馳
せて詠んだ有名な俳句ですよね。
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我々巡礼4人衆は奥州の覇王、藤原氏とまではいかな
いものの、戦国時代に一乗谷城を中心に越前国を支配
した戦国大名朝倉氏が信長によって滅ぼされ家臣の柴
田勝家が北ノ庄に越前の首邑を構えるまではこの狭隘
な谷が天然の要害となり栄華を誇った一乗谷朝倉氏遺
跡を訪れました。尤も平尾センセはお子達を引率して何
度も訪問されているでしょうから「トロイヤの遺跡」を発掘
したシュリーマンのような感動はないと思うのですが・・・。
DSC_4044.jpg
短時間ながら一行は駆け足で見学をさせて頂きました。
ただ困ったことに上山青年はトイレを見つけることが出
来ずにあちこち徘徊したようで、集合時間がやや遅れた
のでしたが、遅れついでにタバコ屋は芭蕉気取りで日向
ボッコをしながら一句捻りました。
「春草や、上山トイレは早よ、しよし!」
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野尻君ご推奨場所の見学も終え、一行は福井市内へと
逆戻りです。途中で道の駅っぽいJAさん経営の「愛菜館」
に立ち寄りました。想像ながら「平尾先輩、この店無茶苦
茶流行っているんですわ、市内のどのスーパーより客が
多いんですよ」それに応えて「野尻君、俺もな~ヨメはん
と一緒にアッシー君兼ねてしょっちゅう宇治のスーパー通
ってる買い物おじさんなんやけど、そらちょっとホラっぽい
んと違うか」・・・。
DSCN3723.jpg
タバコ屋が気になったのはご当地グルメの「おろし餅」で
した。大根おろしに味付けしたタレで餅をまぶしただけの
シンプルな食べ物ですが、何故か一番印象に残りました。
正岡子規の後輩であるタバコ屋としては、ここで一句捻る
べきだと考え、ひとしきり悩んだ末の句が以下のもので、
「餅見れば、腹が減るなり愛菜館」でした。
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そのような訳で、お昼時を迎えた一行は「愛菜館」のすぐ
隣の「蔵」というトンカツ専門店に向かいました。お聞きす
るとここのオーナーは野尻君とはかねてよりのご親友で、
奥さん同士も職場で元同僚という少なからぬご縁のある
ご夫婦が経営しているお店らしく、既に予約されているよ
うでした。
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もちろんトンカツ定食を頂いたのでしたが、聞くところに
よると福井の地はトンカツソースではなくウースターソー
スを掛けたソーストンカツが名物だそうで、それを頂くこ
とにしました。タップリのカツに目玉焼きが載せられ、ボ
リューム満点で、タバコ屋には多すぎる量でした。
IMG_2245.jpg
尚、昔話しで恐縮ながら、同志社大学自動車部在籍中
の4年間、今出川キャンパスの向かいにあり新町ガレー
ジからも程近いところにあった「京楽食堂」がタバコ屋唯
一の御用達食堂であったのですが、卒業後オハイオ・
メアリーズビルのHONDA社員食堂でサラ・メシを食べる
夢を投げ捨てたタバコ屋は、数年後大阪京都を股に掛
けゴフク屋、衣料品屋のバイヤーとして各地に出没する
ことになったのでした。その当時、お気に入りは大阪本
町の「自由軒」の元祖ハヤシライスと船場の「マツバヤ」
の鍋焼きおじやうどんだったでしょうか。京都室町では
ほとんどゴフク問屋さんが仕出しの幕の内弁当を用意し
てくれるので食べに行く必要がありませんでした。

余計なことながら、その昼食時にうら若き社員のお嬢ち
ゃんが、「ごゆっくりしていっておくれやす」とか言ってお
茶などよそおって引き下がると、要らないものまで余計
に仕入れてしまうタバコ屋ではありました。
DSCN3734.jpg
福井名物ソーストンカツを頂いた後、しばしの休憩です。
まったくの想像の会話ながら「野尻君、今回は俺の我儘
なプランをよく調整してくれて素晴らしい出会いの旅にな
ったと思うんやけど、お世話になりました。この調子で今
後も自動車部OB会のために尽力してくれんやろか。また
チャンタが今回どうしても上山君のご実家へ行きお母様
に一言ご挨拶したい言うてんのやけど・・・。ちょっと上山
よ、俺の話聞いてんの?。」
DSCN3735.jpg
腹ごしらえも終わり、再び福井の中心部に帰ってきました。
美人ママがお住まいの某豪邸に立ち寄りおいとまをする
ことにしました。ご夫婦揃ってスリーポインテッドスター印
のオクルマをご愛用です。
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少し時間の余裕があったので、野尻君のご自宅のすぐ
近くにある福井市立郷土歴史博物館に立ち寄りました。
またせっかくなので隣接する旧福井藩主松平家の別邸
である「養浩館庭園」も見学しました。日本の名園の一つ
らしく平尾センセの薀蓄話しによれば、天井に写る水面
(みなも)の明かりが風情のあるものだそうで、この写真
は平尾センセの撮影されたものです。

このような風情ある場所を訪れるとふと思い出すのが、
タバコ屋が自動車部4回生の晩秋に訪れた京都洛北、
岩倉にある円通寺の借景です。訪れたのにはある意味
もあったのですが、忘却の彼方にしまい込み多くを語り
ますまい。
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その床の間ですが、室町時代に確立されたと言われる
日本建築様式を代表するような佇まいにて、簡素化され
た中に洗練された美を感じますよね。ただしこの違い棚
にシャケを咥えた北海道の熊や布袋(ほてい)さんその
他ご趣味の品を所狭しと雑多に並べてあるおうちを拝見
したりすると幻滅の悲哀を感じる時があります。何も飾ら
ないのがベストですがあえて一品飾るとすれば備前焼の
壷くらいでしょうか。
DSCN8594-1.jpg
ついでながら、備前焼の壷をご所望の場合はタバコ屋
の同期で、岡山在住の三宅裕氏にお願いするとお値打
ち品が入手出来ます。ちなみに彼はかつて岡山の神童
と言われ、蝶よ花よともてはやされ、京大を蹴って同志
社大学にご入学、栄えある自動車部卒業後は地元岡山
高島屋にご奉職、外商部に配属されトップの成績を収め
山陽新聞にデカデカと掲載された記事の切抜きを貰った
ことをタバコ屋は昨日の事のように覚えています。写真
真ん中のアーティスト風変なおじさんが彼です。
DSCN3743.jpg
さて短くも味わい深かった福井巡礼の旅も、まずは野尻
君とお別れの時が来ました。「♪松風さわぐ丘の上~」と
はいかないまでも現代の福井城天守閣を仰ぎつつ再会
を期してしばしの別れと致します。野尻君お心尽し有難う。
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タバコ屋の我儘な希望ながら、帰り道でかねてより親し
くさせて頂いている上山青年のご実家に立ち寄り、お母
様に一言ご挨拶をさせて頂くことにしました。上山青年
のご実家はかつて京都、敦賀方面から北国街道へ向か
う要衝の宿場町として栄えた今庄にあり、その役割を終
えた今は山間の静かな町となり、タバコ屋の中島同様
過疎化が進んでいるようです。
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全く意外でしたが、今庄にはオートパーク今庄というダー
トコースがあり上山青年の案内で見学しました。何でも
日本屈指の有名なコースだそうですが、恥ずかしなが
らタバコ屋は生まれて初めてダートコースなるものを見
聞しました。
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各地からその道のオタク連中が集まって走行練習をし
ていました。中でも平尾センセ御用達の現代の零戦こと
ミツビシランサーエボ10と同じタイプのオクルマは一際
精悍で存在感を示していました。このオクルマは一旦生
産中止となったのですが、ファンの熱い期待に応えて再
びカムバックするという噂です。ただ残念な事にNISSAN
と親戚になったせいでエンジンはルノー製になるとかなら
ないとか、ルノーランサー?、ミツビシオタクにとっては耐
えられない屈辱かも知れません。

それはさておき、今回の巡礼のもう一つの目的である
上山家訪問とお母様へのご挨拶がやっと実現しました。
ついでながら、せっかくなので仏間へ通して頂きお線香
を上げさせて頂きました。
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上山青年から亡きお父様の思い出話やら聞かせてもら
ったあと望外にもお母様手作りの手打ち蕎麦が出てきま
した。何でも近くの道の駅で販売している今庄名産手打
ち蕎麦の製造指導部長さんだそうで、素朴な中にも腰の
ある美味な蕎麦でした。
DSCN3749.jpg
それで終わりかと思いきや、今度は蕎麦のエビセンの
ようなおつまみと、蕎麦入りのお稲荷さんが出て来まし
た。もう蕎麦尽くしの歓待にて恐縮してしまった同行2人
?ではありました。また別れ際にはその手打ち蕎麦や
お稲荷さんをお土産に頂き、お母様の優しいお心遣い
に二度恐縮をしてしまいました。
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今庄駅から敦賀行きの列車に乗る予定でしたが上山
青年のご好意で敦賀まで彼の愛車VOLVOで送って頂
くことになりました。せっかくなのでしばし駅を見学して
歴史ある町、今庄に別れを告げました。
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敦賀駅で上山青年とはしばしの別れとなりました。駅の
売店で平尾センセと車中で一杯やるべく缶ビールとつま
みを買い込み、これより特急サンダーバードにて一路、
京都、大阪を目指します。ただフランシスコ・ザビエルで
もあるまいに、かつてはフサフサしていた体のある部分
は一体何処へ行ってしまったんだろう。
DSCN3758.jpg
やがて大阪行きの特急列車が入ってきました。あっとい
う間の2日間でしたが、感慨深い巡礼の旅にて車中2人
で飲んだ缶ビールは心なしか酔いが回るのが早かった
ようです。
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鉄道マニアの平尾センセはタバコ屋が乗ったこともない
デラックスなグリーン車指定席を取ってくれていて、2人
でビールを飲みながら今回の旅を振り返りました。尚、
F・ザビエル風の頭髪とは不釣合いの派手なジャケット
はタバコ屋が所属している初代フェアレディZのオーナ
ーズクラブであるCLUB-S30の会員用のものでロゴや
ワッペンだらけで知らない人が見たらNISSANの廻し者
かと思いますよね。
clubs30.gif
列車は途中、平尾センセのお嬢さんが嫁いでいる琵琶
湖、湖北の永原を通過しやがて京都に到着、同行2人
(どうぎょうににん)の一人平尾センセともしばしのお別
れとなりました。別れに際しこの濃厚な2日間のことを思
うとタバコ屋は一瞬ながらウルッとくるものがありました。
DSCN3761.jpg
終点大阪駅に到着です。ここまで来るとタバコ屋の庭み
たいなもので、何も考えずに南港方面に移動です。
DSCN3764-1.jpg
途中、駅中を通過中タバコ屋の古くからのお取引先で、
芦屋に本店のあるいかりスーパーさんが目に留まりまし
たが、お疲れモードにて素通りすることにしました。
DSCN3770.jpg
大阪南港フェリーターミナルに到着です。夜の10時出港
ながら8時頃から乗船させて貰えるので、タバコ屋はそそ
くさと乗船し、展望浴場へ直行、その後は定番の泡の出
るドリンクにて疲れを癒すことに致しました。
DSCN3773.jpg
早朝の愛媛、東予港に到着です。いつものようにこれか
らバスで松山まで移動し、島に帰ります。

思えば今回の福井巡礼の旅はわずか2日間だったにも
拘わらず、ブログ記事においては何と過去最高の9編
にも及びました。比較的筆まめなタバコ屋も今回は疲れ
ました。次回はちょっと一服で、短い記事をご紹介したい
と思います。尚、今回の長たらしい福井巡礼シリーズを
最後までご精読頂いた読者の皆様には感謝致します。

★★島のタバコ屋の独り言★★
【7月31日:ああ創業100年】 島のタバコ屋、即ち富永呉服店が創業100年を迎えたことは先般お伝えした通りですが、皆さんよくご存知の世界的宇宙物理学者、故ホーキング博士によれば、100年なんて宇宙的時間軸で言えば、一瞬のまばたきに過ぎない訳で「島でのことも夢のまた夢」ということになりましょう。それはともかく4才の頃から道端の草にも「コンニチハ」なんて愛想を振り撒いて来たタバコ屋にしてみれば「店は客のためにある!」以上、未来永劫、店の続く限りそのテーゼを実践し続けるしかないのです。京都で300年続く老舗料亭、老舗呉服問屋もその志があったのかどうか、お聞きしたことはありませんが、当らずとも遠からじではないでしょうか。
◆◆島のタバコ屋メニュー◆◆
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