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沖縄巡礼 vol.4:気がかりなこと

平成26年7月27日 【ブログ閲覧2万人突破記念号
【オスプレイとハイブリッド】
中島総代会ご一行の研修旅行は無事終わり、幹事長と
してもほっと一息といったところですが、今回の旅行の
目的は基地視察でもなく、またオキナワモンダイの検証
でもなかった訳で、軍事的な施設の見学はありません
でしたが、タバコ屋としては正直なところ、個人的には
オスプレイをこの目で見てみたい衝動に駆られました。
オスプレイ1
いきなりの写真で恐縮ですが、この奇妙なハゲタカの
ようなヒコーキがオスプレイなんです。プロペラが上向き
に回っており一見羽根が2個付いたヘリコプターのように
見えます。タバコ屋はヒコーキには詳しくないので明快
な説明が出来ませんがわかりやすく言えば垂直離着陸
機(VSTOL)と言われるもので、VSTOLはVertical short
Take-Off and Landingの略なので読んで字の如くという
ことになります。
オスプレイ2
オスプレイの特徴はプロペラ推進のエンジン部分が90
度向きを変えることが出来る可動式になっていることで
離着陸時は推力を縦方向に使い、巡航時は横方向に
使えることです。つまりヘリコプターの便利さとプロペラ
機の高速性(ヘリに比べてですが)を併せ持った主に
有事の際の緊急兵員輸送目的のヒコーキなのです。
ちなみにどうでもいいことなのですが、可動式プロペラ
のことをチルトローターと言います。チルトステアリング
のヒコーキ版です。
オスプレイ3
兵員輸送だけが目的なら、大型ヘリコプターや大型ジェ
ット輸送機があるのですが、ヘリは遅いので撃墜される
危険が大きく、またジェット輸送機の場合は長い滑走路
が必要で、最前線や洋上の空母ないしは強襲揚陸艦
など限られたスペースでは使用出来ません。
オスプレイ6
そこで長い年月の開発期間と莫大な開発費用を掛け完
成したのがオスプレイなんです。開発名称V-22のヘリと
プロペラ機のあいのこ機はヘリの専門メーカー「ベル」社
とヒコーキ総合メーカーの「ボーイング」社が共同で開発
しました。一連のメカはコンピューターで精密にコントロー
ルされ完璧かと思われたのですが、初期の墜落事故等
が多発し実際はなかなかうまくいきませんでした。

それだけならあまり話題にもならなかったのですが、その
問題のオスプレイが、沖縄や岩国等日本の米軍基地に
配属されることが決まったので大騒ぎとなりました。
特に沖縄の普天間基地は街中に基地があるという最悪
の立地で、「もし墜落したらどないするんや~」と仲井真
知事はじめ沖縄中の方が激怒した訳です。
オスプレイ7
政治的な問題はさておき、タバコ屋のしろうと考えを述べ
させて頂けるなら、もともと駆動部分のエンジンを可動式
にするというコンセプト及び基本メカニズムに無理がある
と思うのです。ボディ全体の重量バランスが常に変化す
るということは非常に不安定な状態となり、それをコンピ
ュータ制御するにしても限界があるはずです。その結果
失速したり姿勢を乱したりして墜落事故が多発したよう
に思います。
F15戦闘機2
そもそも、ヒコーキにしろオクルマにしろ、優れた性能の
ものはそれなりに機能美というものを備えているはずだ、
というのがタバコ屋の持論でもありますが、オスプレイ
にはそれが全く感じられません。タバコ屋は断じてオス
プレイのチーフデザイナーのアイデアとセンスを認める
訳にはいかないのです。
ナミール1
かつてアルファロメオ1300GTを始め、我がISUZU-117
クーペや初代ゴルフのデザインを手掛け世界に一大セ
ンセーションを巻き起こしたタバコ屋お気に入りのカー
デザイナージウジアーロに、カテゴリーこそ違え、オスプ
レイのデザインを託したとすれば、あのようにチンケな
ものは創作しなかったと思うのです。ちなみに写真は彼
の息子さんがデザインしたナミールという名前のコンセ
プトカーです。

ついでながらナミールはアラビア語で虎の意味だそうで、
基本メカはガソリンエンジン、それもロータリーで発電し、
4輪を電気モーターで駆動するという一種のハイブリッド
カーでジウジアーロもなかなかやるもんでしょう。ただ
買ってくれるメーカーがなければただの飾り物ではあり
ますが。

ついでの無駄話ながらジウジアーロやピニンファリーナ
に代表されるカロッツェリアと呼ばれる職業は、近年メー
カーが自社内でコンセプト立案からデザインまで一貫し
てやるようになったため、オシゴトが無くなりつつあり、
ほとんどが廃業に追い込まれています。ジウジアーロ
率いるイタルデザイン社もこのナミールを発表後、VW
グループに吸収されてしまったのは残念な出来事です。

オスプレイに戻ります。タバコ屋の私見では、推進エン
ジンはジェットを使用し本体は固定、可動式のノズルを
複数装備して離着陸時は下向きに、巡航時は横向きに
すれば重量バランスが崩れることなく安全性が高まると
思うのです。
ハリアー1
そのことは何もタバコ屋が心配せずともイギリスの「ホー
カーシドレー」社がタバコ屋が小学生の頃、即ち昭和35
年(1960年)に発明していてその7年後にはイギリス海軍
及び空軍に実戦配備されました。ハリアーの愛称で呼ば
れるこの戦闘機は世界初のVSTOL機として注目され、
今までほとんどアメリカ軍のお下がりアイデアを頂戴し
ていたイギリス軍もこれによりやっと溜飲を下げたとか。
(タバコ屋の想像です)
ハリアーⅡ-1
そのせいもあってかどうか、アメリカは空母に積載出来
る攻撃機としてマクダネル・ダグラス社が改良したハリア
ーⅡを海軍機として採用し現在も実戦使用されています。
ハリアー4
そのメカニズムのキモは何といってもこの可動噴出ノズ
ルではないでしょうか。機体に目盛りが付いているのが
見て取れると思うのですが離着陸時は下へ、巡航時は
横へノズルが向くようになっておりこれが機体の数箇所
に分散配置されているのです。
ハリアーⅡ-3
限られた場所でも離着陸出来、一旦離陸すれば攻撃戦
闘機として活躍出来るハリアーはアメリカを始め西側諸
国の空軍、海軍に採用され長い期間に亘り実戦運用さ
れて来ました。
F-35A-3.jpg
しかしハリアーはアイデアは優れていたものの、初飛行
以来50年の年月が経ち老朽化は免れません。現在アメ
リカが開発しているのは次世代主力機となるステルス
戦闘攻撃機F-35Aを改造したF-35Bで、これはかなり
画期的なものになりそうです。
F-35B-2.jpg
そのメカニズムのキモは可動式の噴出ノズルに加え、
離着陸時のホバーリング(空中停止)用にボディの中へ
センプウキを組み込んだことです。このファンは下向き
のエアを強制排出することで他の噴出ノズルとともに安
定したホバーリングを可能にしました。もちろんこのファ
ンは家庭用センプウキの数万倍のパワーであることは
言うまでもありません。まあ、金に糸目を付けないとは
言え、なかなか奇想天外なことを思い付くものです。
F-35B-3.jpg
かくして、このように超音速機が空母に垂直に着艦する
という離れ業が可能になりました。タバコ屋が言いたい
のはF-35Bの優秀性を説明することではなく、何故オス
プレイにこのアイデアが生かされなかったのかと言うこ
とです。それにはメーカー間の駆け引きや政治家の思
惑があり、それらが複雑に絡み合った結果かも知れま
せん。
F-35B-5.jpg
兵員輸送機と戦闘攻撃機という違いはあるにしても、
エンジン本体を両翼に散らし、固定した上で可動噴出
ノズルとセンプウキを併用すれば現在のように不安定
で危険なメカは避けられたと思うのです。
ホンダジェット-7
タバコ屋が秘かに金さえ出来れば購入したいと考えて
いるHONDAジェットにしても、常識を覆すエンジンを両
翼の上に配置するという奇想天外なアイデアが、大幅
な省燃費、省スペースという結果を生み出した訳で、
オスプレイにも出来ないことはなかったのです。
ホンダジェット-4-1
尚、言っておきますが、アラブの王侯やアメリカのセレブ
なら5億円程度のヒコーキ(HONDAジェット)はポケット
マネーでポンと買え、その後の莫大な維持費にも耐えら
れますが、島のタバコ屋では死ぬほど貯金に励んでも
それは実現しそうにありません。つまり、無いものねだり
ということになるでしょうか。

もはや配属されてしまったオスプレイをどうこうしようも
ありませんがVSTOL機の歴史や開発されつつある次世
代ヒコーキを思うにつれまた沖縄の苦しみを思うにつれ
タバコ屋のグチのような記事となってしまいました。

今はその時期ではないにしてもかつて世界に冠たるヒコ
ーキ技術を誇った我がNIPPON即ち三菱よ、SUBARUよ、
HONDAよ、英知を結集して世界がアッと驚くVSTOL機
を開発してほしいものです。
くれぐれも言いたいのはそれが平和目的であり、世界の
人々の快適な生活に役立つものでなくてはなりませんが、
それが出来るのは我がNIPPON以外にないとタバコ屋
は思っています。
(関連記事:零戦の末裔参照願います)
プリウス1
さて、VSTOL機というのはヘリコプターの得意技である
ホバーリングと高速移動という二つの目的を同時に満
たすヒコーキな訳で一種のハイブリッド・エアプレイン
も言えるかも知れません。
オクルマの世界では今、省燃費に代表される環境性能
とそれなりの実用走行性能の両立を満たすものとして
ハイブリッド技術が本命視されつつあることは、タバコ屋
が繰り返し述べてきている事柄です。
ラ・フェラーリF150-8
それが証拠に、トップランナーたるフェラーリもラ・フェラ
ーリを開発しマクラーレンも負けじとP1を開発した訳です
が期せずして両車とも基本メカにハイブリッドシステム
(ガソリンエンジン+電気モーター)を採用していました。
(関連記事:紅茶とハイブリッド参照願います)
NSXⅡ-51
また先日、ニュルブルックリンクにて発売前のテスト走行
中によもやまさかの火災事故を起こしてしまった我が
HONDA-NSXも当然のことながらハイブリッド4WDシス
テムを採用していることは言うまでもありません。
(関連記事:燃えよ剣参照願います)
918スパイダー11-1
尚、申し遅れましたが世界の頂点たるスポーツカー御三
家の一つポルシェはすでに918スパイダーというハイブリ
ッドスーパーカーを開発していまして、メカニズムは我が
HONDA-NSXと同じというかHONDAがポルシェのアイデ
アをパクッたのか、また偶然同じになったのかも知れま
せんが、ミッドシップレイアウトのガソリンエンジンにモー
ターを1個くっつけ後輪を駆動、また前輪は2個のモータ
ーでそれぞれ直接駆動するというハイブリッド4WDシス
テムを採用しています。相当凝ったメカですよね。
マクラーレンP1-6
ちなみに前出のラ・フェラーリとマクラーレンP1はハイブ
リッドながらミッドシップ後輪駆動システムを採っていま
す。タバコ屋レベルではどちらが優れているかなどとて
も判断出来るコトではありません。

ただタバコ屋の好みで順位を付けろと言われれば比較
的簡単な作業にて、以下の通りです。
918スパイダー1
1位:ポルシェ918スパイダー・・・ポルシェ伝統の曲線を
基調とした控えめで無駄がなくしかも塊感を上手に表現
したスタイリングだと思います。やや保守的ながら品性
の感じられるボディに凝りに凝ったメカニズムを搭載。
さすがドイツ物、もう言うことなしです。
マクラーレンP1-38
2位:マクラーレンP1・・・妙に前倒しのつんのめったデザ
インが何か落ち着かないのと、蛙のようなフロントフェイ
スがイマイチですが、ロンデニスはこれが最高のデザイ
ンだと信じているのでしょう。おネダンは1億円以上と浮
世離れしたものにて市販版F1カーとも言えるその性能は
過激すぎてこの世のものとも思えません。
NSXⅡ-7
3位:HONDA-NSX・・・かつて初代NSXでフェラーリをビ
ビらせたHONDAよ、再び次期NSXでイタリアの跳ね馬
を跳ね飛ばして見せてほしいものです。デザインは概ね
良いのですがマクラーレンP1同様やや前のめりのルー
フラインが気になります。またリアサイドのエアインテー
クの開口部が小さく、冷却に問題があると思います。
ハイブリッド4WDのメカはポルシェ918同様ピカ一なので
すが、ただ欲を言えば、かつてF1に搭載したV10エンジ
ンを搭載すればポルシェと互角のプレステージを得られ
ると思うのです。そうでないとあの栄光のマクラーレン・
HONDA-F1の歴史がもったいないじゃないですか。
ラ・フェラーリF150-30-1
4位:ラ・フェラーリ・・・フェラーリの自信作ですが、何しろ
デザインコンセプトがやや宇宙的にてタバコ屋はあまり
好きではありません。世界一のアイデンティティと性能
かも知れませんが今回のデザインはフェラーリの自社
チームがやったそうで、タバコ屋に言わせるとピニンファ
リーナがデザインしたフェラーリ以外はフェラーリとして
認める訳にはいかないのです。後方視界もめちゃくちゃ
悪そうですし。
FCXクラリティ-6
もちろん水素と酸素を燃焼させて走る燃料電池車も排
出されるのは水だけという次世代の究極のクリーンカー
として注目はされているものの、水素ステーションという
インフラの整備が不可欠で、その普及はまだ当分先の
ことと思われます。

言っておきますけど、この燃料電池車、現在まともに市
販するなら1億円以上のプライスタグを付けないと採算
が合わないそうで、その意味ではリッパなスーパーカー
と言えるのではないでしょうか。
タバコ屋が気になるHONDA-NSXのお値段にしても、
あのニッサンGT-Rよりはかなり高いという噂ですので
多分2,000万程だと思います。となるとこの燃料電池車
(正確には水素燃料電池車)はベラボーにコストが掛か
っている訳で、それから見ればNSXなんぞオモチャみた
いなものです。

尚、どうでもいいことながら、オクルマのホイールスポー
クの本数は何本がベストか真剣に悩んできたタバコ屋
は7本がベストバランスであるという結論に達しましたが、
次世代カーHONDAクラリティのホイールも期せずして
7本スポークでした。尚、写真はクラリティの初期プロト
タイプです。
(関連記事:東京モーターショー異聞 vol.2参照願います)

今回の沖縄研修旅行から話は飛び、不完全で危険な
オスプレイのことに怒りと歯がゆさを覚え、かなりハイテ
ンションになったタバコ屋は思い高じてハイブリッドなオ
クルマのことまでお話してしまったのでした。F35のセン
プウキシステムや最近のオクルマの事例でおわかりの
ごとく困難な目的を二つのシステムを併用することで解
決するというハイブリッド技術はある意味、今日の時代
の要請なのかも知れません。

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本文とは関係ない話なのですが・・・

“WRX コンセプト”に一目惚れし、“市販型 WRX”にガッカリしたはずなのに・・・
「これください。」してきてしまいました。

通算、3台目となる“EJ20”エンジン搭載車です。

Re:惚れた弱み

拝復、つたない記事を御覧頂き有難うございました。エ~!!そうだったんですか。バリバリのスバリストである神田明神下のi@SF氏にとっては、今回のWRX最新スペック、いてもたっても居られず「これ下さい!」になったんだと推察します。

タバコ屋も同様の気分でしたが、赤いやんちゃ娘を抱えていることと(先日遠路お世話になったi@SF氏の腹心の部下からは◯◯マンズポルシェとか言っていじめられている最中なんですが)さらには元HONDA-PTA会長というトラウマがあってややひるんだ隙の出来事でしょうか。

ま、評定はともかく乗って初めてその良さもわかりますし、愛着も湧こうというものでしょう。まずは「お興し入れ」おめでとうございます。お宝鑑定団の中島先生ではないですが、「値打ちものです。大切になさって下さい。」

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★★島のタバコ屋の独り言★★
【4月10日:ああ創業100年】    島のタバコ屋は先々代が呉服屋を創業以来3代目となり、その間戦後間もない頃には島のバス運営事業を試みる等様々な営みを経て今日に至っています。皆さんよくご存知のNIKONも創業100年なんですが、比較にはならないものの同じ時代を生きてきた訳です。かつてオハイオのメアリーズビルで活躍する夢を抱いたこともあった青年も年を取りました。さて今後の100年をどのように生きて地域のお役に立っていくか、タバコ屋にとっては後継者である倅への「死に土産」としてそのコンセプトを確立しておく必要があると考えています。しかし倅にとっては年寄りの余計なおせっかいに写るかも知れませんよね。
◆◆島のタバコ屋メニュー◆◆
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