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カーオブザイヤー異聞:間違いだらけの受賞車選び

平成26年12月16日
神代の昔より12月と言えば師走と決まっており、年の瀬を迎え
何かと慌ただしい時期ではあります。タバコ屋も地区長を拝命し
ており、ブログ記事を書く暇はないはずですがそこは忙中閑アリ
蓼食う虫も好き好きということで、好きなオクルマについて一言
言わせて頂きたい事態となりました。それはカーオブザイヤーに
ついてなんです。
COTYカーオブザイヤー3
いつもご覧頂いている読者の方にはくどいことですが、初めて
この記事をご覧になる方のためにカーオブザイヤーとは何ぞや
についてご説明しておきます。以前の記事からの抜粋です。
「オクルマの専門家達がその年の最も優秀なオクルマにプレゼン
トするのがカーオブザイヤーと言われるサプライズです。国際的に
は世界カーオブザイヤー(以下CY)に始まりヨーロッパCY、北米
CYがあり日本では日本CY、とRJC-CYという二つの流れがあり
ます。
RJCカーオブザイヤー1
正確にはもう一つあるようですがそれは置いといて日本の二つの
カーオブザイヤーのうち、日本CYは審査員がおもに元レーシング
ドライバーや走りにこだわる雑誌編集者で構成されていて、かなり
動力運動性能に片寄った評価がされるのに対し、RJC-CYは学識
経験者やメーカーの元技術者、また雑誌編集者でも走りだけでなく
経済性など総合的な評価をするタイプの方々で構成され、主に独
創的技術や経済性を評価するという特徴があります。どちらが正し
いということではないでしょうが、タバコ屋はRJC-CYの方がより
一般庶民に近い考え方だと思います。」
(関連記事:東京モーターショー異聞 vol.4:カーオブザイヤー
参照願います)

そのカーオブザイヤー、オクルマ業界ではNHKの紅白歌合戦に
出場かなった歌手のようなもので、恒例でもありそれを受賞したか
らと言って、ベストセラー間違いなしという担保はまったく保証され
ておらず、逆にカーオブザイヤーを受賞したオクルマは売れない
などというジンクスもあるくらいです。それは何故かと言うと審査す
るのは一部のマニアックなエンスー諸氏であり実際購入する消費
者との間には知識、経験、感性、他において天文学的な差がある
からなんです。

その専門家達(エンスー)が審査選定した今年のカーオブザイヤー
をご紹介し、タバコ屋の独断と偏見を加えることに致します。
COTYカーオブザイヤー2
★★COTY主催日本カーオブザイヤー★★
■日本カーオブザイヤー受賞車
マツダ デミオ
新デミオ1
HVにあらずんばクルマにあらずの風潮の中、あえてそれに真っ向
から挑戦し、既存のガソリン及びディーゼルエンジン技術を徹底的
にリファインし直したいわば洗練技術としてのSKY-ACTIVを開発
投入したのがこのデミオで、それはHVを使わなくても省エネカーは
作れますよということでHV至上主義へのアンチテーゼとなりました。
新デミオ9
またデザインにおいてもダイナミックな塊感を表現する最近のマツダ
デザインのトレンドに沿っておりモダンかつ存在感溢れるデザイン
を実現しました。以上の2点に対し日本カーオブザイヤーの栄誉が
与えられた訳です。
新デミオ3
タバコ屋はこれに対し異論を唱える気は毛頭ありません。ただ欲を
言えば、不可能と思われたロータリー技術を確立したマツダのこと、
ロータリーが環境性能をクリア出来ないのであれば、それに代わる
独創技術として、今注目されつつある円弧動エンジンを実用化し、
世界をアッと言わせるのも痛快な出来事にはなると思うのです。
円弧動エンジン1 円弧動エンジン2
その根拠はロータリーで培ったローターの気密化(シーリング)技術
で、円弧上を往復する円弧動エンジンのピストン部?に応用する
ことが出来、マツダが実用化の最短距離にいると思われるからです。
ただそれには時間もかかり、現状ではないものねだりということにな
るでしょうか。
ヴェリーサ5
タバコ屋個人としては、最近のアグレッシブなMAZDAデザインは
あまり好きでなく、ヴェリーサのように控えめでいてしかもよく見ると
結構塊感のあるデザインが好きです。ヴェリーサのデザインをいじら
ず、心臓部に円弧動エンジンを搭載してくれたら、タバコ屋は即座に
ディーラーへ行き「これ下さい!」と衝動的に叫ぶかも知れません。

■インポートカーオブザイヤー受賞車 
メルセデスベンツ・Cクラスセダン
新Cクラス8
そもそもオクルマの世界でヨーロッパ車のブランド品と言えばロー
ルスロイス、ベントレー、アストンマーティンのイギリス御三家及び
ドイツのメルセデスベンツ、BMW以外には皆無だったと言っても
過言ではないでしょう。それくらい世界中から信頼されてきたプレミ
アムブランドの一つがメルセデスであった訳で、「腐っても鯛」という
言葉はベンツのためにあるようなものです。
新Cクラス9
今回受賞したCクラスの最新型セダンはメルセデスのノウハウが
ギッシリ詰まった優れもので特に今話題の衝突回避システムや
運転サポート機能が優れており、輸入車の中でこれが選ばれたと
いうのも納得がいくものです。
2代目Sクラス1
ただしタバコ屋がイメージするベンツとはベンツSクラスのことで
しかも平成3年のバブル時代真っ盛りに発売された2代目のSクラ
スなんです。こんな坂の上の雲のオクルマなんか当時のタバコ屋
が所有出来るはずもありませんでしたが、知人が乗っていて時々
横に乗せてもらったことがあります。
2代目Sクラス4
アラブの王族や北朝鮮の某独裁者が愛用していましたのでかなり
スノビッシュ(成金趣味)な面はありましたが、信頼性の高いメカは
元より、シンプルかつボリューム感のあるアピアランスは威厳と品性
に満ちており、当時の富裕層がこぞって愛用した理由もわかります。
当時のプレステージカーの中ではタバコ屋お気に入りのオクルマの
一つでした。
F1マクラーレンホンダMP4・5-2
余談ながら平成3年頃といいますとHONDAがマクラーレンと組ん
でF1の絶頂期にあった頃で、鼻息の荒かったHONDAはローバー
と組んでプレステージカーのカテゴリーにも進出しつつありました。
2代目レジェンド1
2代目のレジェンドが発売されたのはその頃でBMW5を強く意識
したワールドカーでした。タバコ屋がBMW5とどちらを購入するか
悩んだ末レジェンドを購入した顛末は何度もお話ししましたので
今回は省略させて頂きます。
(関連記事:好みの基準 vol.2:愛車変歴参照願います)

■イノベーション部門賞受賞車 
BMW-i3
i3-10.jpg
受賞理由は、EVのメカもさることながら、現代の航空機にも多用
され、軽量化技術の最先端であるCFRP(カーボンファイバー)
のボディやリサイクル可能な内装材を多く使用し画期的な軽量化
と環境対応を実現したというもので、タバコ屋も納得です。
i3-15.jpg
i3はその上級車種としてi8も同時発表されており同じデザインチー
ムによる同様のコンセプトだと思われます。
BMW-i8-17-1
確かに先進的ではあるのでしょうがタバコ屋はやや違和感があり
i3もi8も基本的にはGOOD-DESIGNだと思いますが各部をあれ
これいじり過ぎで、チンケなデザインになってしまったと思います。
革新とは奇をてらったチンケなものではなく、品性を伴ったもので
なくてはならないというのがタバコ屋の持論です。

■スモールモビリティ部門賞受賞車 
HONDA-NWGN&カスタム
Nワゴン1
JNCAP(自動車アセスメント)が実施する総合安全性評価(衝突時
等の乗員、歩行者に対する安全性能)5つ星を獲得したスグレモノ
で、いつも勇み足のイメージがあるHONDAも名誉回復といったと
ころでしょうか。走行面でも軽自動車の枠を超えたリッパな性能を
実現しておりそれらに対して賞が与えられました。
Nワゴン6
世界に冠たるNIPPONの軽自動車技術はどの国も真似ることが
出来ないほど進化しつつあり、こうなったら若干規格を変更し世界
基準のサイズにお色直しすれば、かつてのVWビートルのごとく
世界中で大繁殖間違いなしだと思うのですが、いかがでしょうか。
蛇足ながら、今国内で発売している軽自動車はどれもこれも似た
ようなゴテゴテのチンケなデザインで知性やエスプリを感じられる
ようなものが一車もありません。何故だろう?。

■特別賞受賞車 
トヨタFCVに絡む燃料電池車技術
トヨタFCV-16-1
究極のエコカーかどうかは議論のあるところながら、次世代エネル
ギーの水素を直接使用する燃料電池車(FCV)として世界に先駆け
HONDAと共に市販に踏み切った意義は大きく水素ステーションの
インフラ整備を待ちながら長期的視野に立ったその姿勢に拍手喝采
が贈られた訳です。HV同様FCVの分野でも世界を席巻してほしい
ものです。詳細は別記事にて説明していますので省略致します。
(関連記事:EとHの相克参照願います)
RJCカーオブザイヤー1
★★RJC主催カーオブザイヤー★★
■最優秀賞受賞車 
スズキハスラー
ハスラー4
軽自動車のカテゴリーにライト感覚のSUVを持ち込み新しいジャン
ルを開拓したことや、ミニのパクリとも思える2トーンカラーの展開
が非常に斬新でそれらに対し最優秀賞が贈られました。
メカは世界一のNIPPON軽自動車技術に支えられており言うこと
なしで、これだけ世界中にオクルマが溢れかえっている中、新たに
オクルマを購入するには動機が必要で、それには新しい生活イメ
ージの提案というものが必要なんです。つまりオクルマ乗ってどこ
行こう、何しようといったライフスタイルイメージの新提案というもの
がキモとなります。
それは良しとして、このニャロメの警察官のようなオメメは何とかな
らなかったのでしょうか。キュートなデザインは好ましいのですが
チンケなデザインはチープな印象を与えるだけだと思います。
初代Z-2
かつてこの分野はHONDAが得意でした。タバコ屋が若かりし頃の
HONDA-Zやステップバン、また初代シティ、ビート等、楽しくワク
ワクするようなオクルマを輩出しました。それで儲かって今のように
巨大企業となったのですが、今は大企業病にかかってしまい、かつ
てのような楽しい(遊び心満載ながら反面リスキーな)オクルマを
出さなくなりました。昔から「金持ちケンカせず」ということわざがあり
ますが現代のHONDAは「金持ち冒険せず」といったところでしょう
か。タバコ屋が自称HONDA-PTA会長を辞任した理由もそのあた
りにあるような気がします。
ドラッカー4
タバコ屋の敬愛するアメリカの経済学者P・F・ドラッカー博士は事業
の神髄について「事業とは新しい顧客を生み出すことである」と喝破
しています。さらに「継続的な革新(イノベーション)なくして事業の
発展はありえない」とも言われています。HONDAよ、F1への復帰
を始めFCVの開発等、ハードの革新は認めますが、かつて得意だっ
た新しい生活提案にもとづいた楽しいクルマの開発と言う面におい
て往年のひらめきというかキラメキがなくなっているように思います。

■IMPORT部門受賞車 
メルセデスベンツ・Cクラス
新Cクラス6
最新のCクラスベンツはアルミの使用率が50%以上だそうで軽量
化による燃費の改善や走行性能の向上を果たしており、また総合
的な安全対策も施され、それらに対し輸入車部門賞が贈られました。
奇しくもCOTY主催のカーオブザイヤーでも輸入車部門賞はベンツ
Cクラスでした。
新Cクラス4
余談ながら、平成5年に発売された初代Cクラスは富裕層の奥様の
セカンドカーないしはメルセデスユーザーのエントリーカーとして開
発されたもので、タバコ屋世代は子ベンツと言ったりしていました。
しかし今やメルセデス最新のテクノロジーを惜しげもなく投入した
立派なオクルマとなり、子ベンツなどと失礼なことは言えなくなりま
した。王者メルセデスに対し今回の受賞は当然とも言えます。
新型S500-1
ただ最近のベンツで残念なのはデザインが妙に曲線を多用し不要
にアグレッシブな演出をしており、お口パックリのえぐいデザインで
押しまくっているアウディに負けじと頑張っているのはわかるのです
が、王者は王者らしくもっと威厳と品性のあるデザインを心掛けて
ほしいものです。

■テクノロジー部門受賞技術 
スカイライン350GTのステアリングシステム
スカイライン350GT-4
スカイライン350GT HYBRIDに搭載されたダイレクトアダプティブステ
アリングというシステムは、ステアリングシャフトを介さずステアリング
の動きを小型モーターと一体化したセンサーにより電気信号に置き
換えてタイヤを操舵する世界初の次世代ステアリング技術だそうで、
F1などレーシングカーで最初に導入されたフライバイワイヤ(リンケ
ージを介さずにアクセル操作を電気信号に変えてエンジンコントロ
ールを行うシステム)のステアリング版であり世界で初めて市販車
に採用した革新性に対し賞が贈られました。
スカイライン350GT-5
タバコ屋個人としてはそれよりもSUBARUのアイサイトとか衝突
安全装置の方に贈られるべきだと思いますが、スカイラインそのも
のがかつてのスカイラインとは似ても似つかぬものに成り果てて
いるだけに複雑な心境です。もっとも若者のオクルマ離れにより
高性能でスポーティなGTカーというカテゴリーが事実上消滅して
しまっているのでしょうから無理もないですが、スカイラインGTの
コンセプトは今やダッチロール状態ではないのでしょうか。
スカイライン2000GTR-4
かくなるうえは昔の若者即ちタバコ屋を始めとする団塊の世代及
びその周辺世代向けにかつての名車スカイラインGTの復刻版を
発売すれば大ヒット間違いなしだと思うのです。メカは現代の最新
版を使用しデザインをノスタルジックな復古スタイルとするのです。
重要なのはデザインで往年のスカイラインGTのモチーフを忠実に
生かし、それを現代風にややアレンジするというのがミソなんです。
その根拠としてはたそがれの大英帝国にあってあの朽ち果てかけ
たミニをBMWが現代のミニとして見事に復刻した事例があるでは
ありませんか。
BMWミニ-9
老婆心ながら往年のGTRは現在スーパーカーに特化してしまい
浮世ばなれしたものとなりましたが、恐らくタバコ屋世代が望むの
はフツーのスカイラインGTだと思います。せめてGTSとか・・。

■特別賞 
日本の軽自動車全般
COTY主催の日本カーオブザイヤー同様、世界に冠たる日本の
軽自動車技術に対してサプライズが贈られました。
COTYの場合はHONDAに特定されましたがどこも似たようなハイ
レベルにて甲乙つけ難いものがあると思います。
Nボックス4
何度も言ってくどいのですが、車両規格(おもに縦横ボディサイズ)
の変更によりワールドカーとして打って出られる環境が整えば、
総合性能は欧米メーカーの追随を許さない訳で、難しいシステム
を新たに開発しなくとも、それだけで究極のエコカーとなり、大成功
間違いなしなのですが、あのゴテゴテガンダムデザインだけは世界
に対しNIPPON民族はセンス悪いで~すと宣言するようなもので、
各社共お困りの場合はタバコ屋に一言ご相談頂ければ、ご贔屓で
お気に入りのジウジアーロおじさんか神戸の松尾良彦デザイン工房
にご紹介を致しますが・・・・。
蛇足ながら、皆さん究極のエコカーの決め手は何だと思いますか?
それはHV、EV、FCVのテクノロジーはともかく「軽量化」なんです。
その意味でNIPPONの軽自動車はエコの最先端にいるわけです。
FCEVコンセプト31
以上かなり偏見に満ちたカーオブザイヤーコメントとなりましたが、
さてタバコ屋がカーオブザイヤーを決めるとなると一体どのような
オクルマになるのでしょうか。あれこれジャンルを分けず世界中で
ただ一車という条件にした場合、大変難しい選択ながらコンセプト
とデザインの先進性を評価して、HONDA-FCVに決定します。
フロントデザインは今一つながらリアデザインはかなりハイカラだ
と思います。これならNIPPON民族センス悪いと言われなくても
済みそうな気がしますが皆さんはどう思われますか。
吾輩は水素自動車である。名前はまだない!・・・・

注記:このオクルマを購入しても、タバコ屋の島ではこんなハイカラ
なクルマ走らせるところがないですし、第一水素ステーションなんて
100年先のことになるんではなかろうかと思います。潮水とオゾン
なら豊富に供給出来るんですが・・・・。となるとやっぱりSUZUKI
キャリー4WDあたりが島のノリモノとしては最良の選択肢なのか
も知れません。

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★★島のタバコ屋の独り言★★
【4月10日:ああ創業100年】    島のタバコ屋は先々代が呉服屋を創業以来3代目となり、その間戦後間もない頃には島のバス運営事業を試みる等様々な営みを経て今日に至っています。皆さんよくご存知のNIKONも創業100年なんですが、比較にはならないものの同じ時代を生きてきた訳です。かつてオハイオのメアリーズビルで活躍する夢を抱いたこともあった青年も年を取りました。さて今後の100年をどのように生きて地域のお役に立っていくか、タバコ屋にとっては後継者である倅への「死に土産」としてそのコンセプトを確立しておく必要があると考えています。しかし倅にとっては年寄りの余計なおせっかいに写るかも知れませんよね。
◆◆島のタバコ屋メニュー◆◆
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