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校長先生の見果てぬ夢 vol.2:晴れ舞台

平成27年4月26日
最新版京都見聞録】その2
前回の記事でタバコ屋がわざわざ京都まで愛車を駆って出掛け
た理由がお分かり頂けたと思います。さていよいよ第9回「至高の
動くおもちゃづくり」、トイ・コンテストグランプリin京都の会場へ突撃
です。
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みぞれ雪の降る寒い朝でしたが、早朝より大会運営の先生方と
思しき、お姉さん達が温かく笑顔で迎えて頂きました。
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到着したのがやや早い時間だったので閑散としていましたが、やが
て京都市内外、各方面から続々とお子達がやってきました。
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京都市こども体育館の正面入口です。タバコ屋も勇ましく突撃とまで
はいかず恐る恐る入館することに致しました。
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まずは来賓の方々の受付がありました。モナリザの微笑とまでは
いかないでしょうが、大会スタッフのお姉様のやさしい笑顔のお迎
えを頂きました。タバコ屋は当然のことながら来賓ではなく単なる
もの好きな見学者ですので、奥へ進むことに致しました。
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う~ん、まずビックリしたのが参加者の受付で、車検の貼り札がある
ではありませんか。それもカテゴリー別になっていてまるで鈴鹿サー
キットでレースに出場するがごとき雰囲気なのです。
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「どこ走ってんねん、はよ来いや~」とイラ助の平尾センセに煽られ
焦った末やっとたどり着いたタバコ屋でしたが、当の平尾センセは
会場では随分人気者で、後輩のセンセやら教え子やらに声を掛け
られ親しくお話をされていたので、タバコ屋は邪魔にならないよう
隅の方に控えておりました。
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平尾センセの美点の一つに親切(別名おせっかい)というジャンルが
ありますが、受付でも自分は係りでもないのにさっそくその能力を
いかんなく発揮されておりました。どうも出場車にはいろいろ規格
が決められており、そのスペックを満たさない場合は車検が通らず
出場出来ないのです。当日女の子が持ち込んだオクルマはどうも
サイズオーバーらしく、失格となりかかり半泣きになっているところ
へ颯爽と平尾センセがご登場、ここをこう直したらどうやと親切に
指導している場面なんです。おせっかいオジサンですよね。
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いよいよ会場に到着です。広い館内のあちこちに特設のしかけが
されていました。尚、写真には写っていませんが会場隅には大型の
ヒーターが設置されており、快適でKIKUBARIが感じられました。
余談ながら、タバコ屋は太平洋戦争戦没者の遺族でもあり、毎年
3月には松山市の護国神社で盛大に慰霊祭が行われ参列するの
ですが、火の気の一つもなく震えながらの出席を思うとえらい違い
を感じました。
022.jpg
まずは仰天したのが、このハイスピード競技用特設コースです。
前回の記事でご紹介したように、ミニ四駆のコースは見慣れていた
のですが、これは特別に設計されたと思しきスグレモノで、単なる
特設コースではなく電子仕掛けのタイム計測装置なども備えた
本格的なもののようです。平尾センセからこっそり聞いた内緒の
話によると、このコースは世界に冠たる京都のハイテク電子メーカ
ー、OMRON社(駅の自動改札装置等で有名)から特別提供され
た品だそうで、これはタバコ屋の想像ながら学生時代から工学部
出身者に似合わず外交面にも長けていたセンセのネゴシエーショ
ンがあったに違いない思いました。
凝りに凝ったこの特設コース、一体誰が設計したのか興味あるとこ
ろですが、後で聞いたお話ではどうも当の平尾センセがデザインし
たそうで、それをOMRON社が製作、提供して頂いたんだとか。
どうでもいいお話しながらタバコ屋の愛車フェアレディZのデザイン
は平尾ならぬ松尾氏だったのですが、全く関係ないですよね??。
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その特設コースを横から見たところですがセンサーやら電気コード
やら張り巡らされていて、詳しくは聞きませんでしたがコース脇には
ブラックボックスならぬホワイトボックスがあり、いろいろ制御がされ
ているのではないかと推察致しました。当然ながらパソコン端末で
すべての進行がなされるようです。
DSCN2096.jpg
その向かい側にはやや簡素なしつらえながら別の特設コースが設
置されていました。平尾センセのご説明によれば、このコースは
ハイスピード用ではなく、ビギナー用のコースだということで納得が
いきました。こちらにはスポンサー名が入っていなかったのですが
形状やシステムから見て、このコースもOMRON社が関わってい
るように見受けられました。尚、右手の大きなスクリーンは走行結果
と順位が瞬時に映し出される電子掲示板で全体のシステムはかつ
て30年前タバコ屋も平尾センセも大ハマリだったミニ四駆大会とは
比較にならぬスケールを感じました。
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ついでながら、この二つの特設コースを拝見して、当初やや違和感
を感じたのは、曲線コースを組み合わせたサーキットでなく、直線の
スロープコースであったことです。でも、その謎はそのあとすぐに理
解することが出来ました。ミニ四駆は動力がモーターと電池なので
いくらでも複雑かつ長い距離のコースを設定出来ますが、このトイ
コンテストは競技車がすべて手作りの簡素なものであり動力は唯一
ゴムひも!
なので直線コースでなければ走行が無理なのです。
それにしてもスタート地点から見下ろすコースは大迫力で、まるで
スキージャンプの札幌大倉山シャンツェのようじゃありませんか。
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いよいよ開会間近にて出場者全員が整列です。しかしまあ、こんな
に大勢のお子達がトイコンテストに出場されるとはもう人口3,000
人の島からやってきたタバコ屋にとっては驚天動地の出来事です。
たびたび記事でもお話ししましたが、戦後高度成長世代のタバコ屋
が小学生の頃は島にも沢山のお子達がいて、随分賑やかでしたが
今ではその面影なく、母校の小学校全生徒で50~60人となり当時
の10分の1!に激減している現状です。
(関連記事:夏の日の思い出 vol.1:プロローグ参照願います)
031.jpg
開会にあたり、まずご来賓の京都市教育長、生田義久様よりご挨
拶がありました。京都市としてもこのお子達が未来の京都市を担う
訳で、この中からノーベル賞受賞者が輩出するやも知れず、この
クリエイティブな競技会に期待するところ大であろうと思われます。
多分、この競技会の仕掛け人、またはA級戦犯である平尾センセ
も秘かにそのような思いを持たれていることと推察致します。
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続いて京都市図画工作教育研究会会長の豊田寿美夫先生より
開会宣言のご挨拶がありました。今回の大会の総元締めと思しき
お方で、当日もキビキビとエネルギッシュな動きをされていました。
平尾センセとは随分親しいお仲間とお見受け致しました。
049.jpg
お子達代表の選手宣誓がありました。大変元気強く好ましく思え
ました。ただスポーツにしろ文化的活動にしろそれを指導するセン
セの影響力は多大なもので、今回のトイコンテストにおいても力を
入れている学校とそうでもない学校では歴然とした実力差がある
とのことでした。
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最後に大会事務局長の今西雅美先生より競技説明がありました。
この大会は9回目になるそうなんですが、競技は5つのカテゴリー
に分かれており、それぞれでコンペティション=競い合い、が行わ
れる訳です。内訳を簡単にご紹介しますと以下のとおりですが、
タバコ屋流の勝手な解釈にて間違いがあればご指摘願います。
A.ビギナークラス(小学生3・4年対象)
  ビギナー用特設コース10m走(到達距離走)
  まずは実走をめざしコンテストの面白さを体験するのが目的。
B.アドバンス・クラス(小学生4・5・6年対象)
  1.ハイスピード部門
    アドバンス用特設コース10m走(タイムトライアル)
    文字通りのスピードバトル
  2.ロード部門
    最長到達距離走(一種のエコラン)
  3.アクション部門
    コース走行でなくアイデア作品のおもしろさユニークさを競う
    ものでしかも実走行が可能なもの。いってみればHONDA
    の社内アイデアコンテストのお子様版。
  4.ドリームビューティフル部門
    アクション部門を一歩進めたデザインの楽しさを競うもので
    どちらかと言えばスピード、アクションが男の子向きであるの
    に対し、女の子向きのカテゴリーと言えます。
  5.おまけとしてのエキジビションレース
    親子対抗スピードバトル
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競技開始前に平尾センセのご案内で大会優勝、入賞者に授与する
トロフィーの数々を拝見させて頂きました。大変立派なもので頑張
れば報われるということがこれによって証明される訳で、お子達の
モチベーション向上には随分役に立つことと思います。
ちなみにタバコ屋なんか、トロフィーと言えば同志社大学自動車部
卒業間際の同期生お別れボーリング大会で優勝した時、拝受した
ショボいトロフィーがあるだけであとは何もない情けなさです。
DSC_4609.jpg
トロフィーの前でしばし佇む平尾センセです。この30年間を振り返
り、情操教育に全てを注いだ自身の人生、数々の先輩、同輩、後
輩、教え子たちのことを思い、また本日の第9回トイコンテストの開
催を直前に控え、感無量のものがあるのではないでしょうか。
ただしこれはあくまでもタバコ屋の想像です。
ちなみにタバコ屋と違って彼のご自宅には大学時代にラリーで大暴
れした記念のデカいトロフィーがゴロゴロあり、飾るスペースにも困
っているご様子であることを読者の皆さんにはこっそりお教えして
おきます。
(関連記事:京都・静岡巡礼 vol.3:予期せぬ別れ参照願います)
8 KIU RALLY
蛇足ながら、これが若き日の平尾センセであることを誰が信じる事
ができるのでしょうか。45年前当時、大手の新聞社や、大学自動
車部が競ってラリー大会を主催していた時代がありました。これは
確か京都産業大学自動車部主催のナイトラリーで優勝した時のも
ので、同志社に平尾ありと言われていた頃のワンショットです。
(関連記事:校長先生の青春 vol.1:ラリーへの熱き思い参照)

それではタバコ屋の独断と偏見に満ちた迫力の競技大会の見聞を
実況にてお伝え致しましょう。
068.jpg
まずはビギナークラスの実走競技です。オクルマの作りも微笑まし
いレベルのもので、とにかく10mを走り切るのが目的です。
余談ながら、今年からF1参戦のマクラーレン・HONDAなんか
数百億円も掛けたプロジェクトでありながら、トラブルで出走すら
出来ないシーンが多々あったのですから、まずは実走行からです。
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競技審判の先生方も大忙しで、各部署に配置されていました。
平尾センセにお聞きするとそのほとんどが後輩の先生方であるとの
ことで、何やらマーロンブランドが主演したかつての映画の役柄を
感じなくもないタバコ屋でした。
087.jpg
次はハイスピード部門の一次予選です。なんとこのカテゴリーは
F1並みにQ1、Q2があって最後に決勝レースがあるとか、相当
本格的です。良い意味でお子達の煽りいかレースです。
DSCN2130-1.jpg
当初申し上げたようにこのスクリーンにレース結果がリアルタイム
で表示されます。多分平尾センセとOMRON社がこのシステムに
も関与していると思うのですが、大したものだと思います。
鈴鹿サーキットTV
タバコ屋が鈴鹿に通っていた当時は、もっと大きなTV掲示板に、
アイルトンセナ、アランプロスト、ベルガー、マンセル、と言った懐か
しい名前が連なっていました。
F1マクラーレンホンダMP4・5-2
当時、HONDAが絶頂期にあった頃のF1マシン、マクラーレン・
HONDA-MP4/5です。当然のことながらタバコ屋の最も好きな
エンジンであるRA109-3.5L、DOHC、V10エンジンを搭載して
いました。ドライバーは言わずと知れたアイルトン・セナです。
(関連記事:鈴鹿サーキットのこと vol.4:絶頂期参照願います)
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そのV10エンジンですが、今見てもうっとりするような機能美に溢
れています。ただ残念なことにその後のHONDAプレステージカー
戦略にこの珠玉のエンジンが活かされることはありませんでした。
その結果は、レジェンドの大失敗及びNSXの中失敗に繋がったと
いうか世界に認められなかった理由だとタバコ屋は断定致します。
HONDA開発陣がどう言い訳をしようとも単なるV6-エンジンでは
BMWを押しのけるオーラがないのです。もっと言うならば、当時
の開発陣はDOHC-V10はオーバースペックだと主張しましたが、
プレステージカーにとって最も大切なのは、そのオーバースペック
なんです。時速80km以上は絶対に出さないオーナーでも俺の
クルマにはF1を席巻した栄光のV10エンジンが載っているという
ただそれだけのことで満足なんです。自称元HONDA-PTA会長の
タバコ屋としてはそれが実現しなかったことが残念でなりません。
HONDARA109(V10)-2.jpg
ついでの無駄話ながら、当時世界最強を誇ったHONDAエンジン
ですが、燃焼技術が優れていたのはもちろんのこと、コンピュータ
ーによる燃費とかのエンジン制御が他チームよりも格段に優れて
いたせいで、HONDAエンジン以外ではF1で勝てないという神話
が生まれることになりました。皆さん意外だと思いませんか・・・。
(関連記事:東京モーターショー異聞 vol.1:20年前の出来事
及び荒ぶる心 vol.6:マクラーレン物語参照願います)
111.jpg
話をトイコンテストに戻します。次はロード部門です。一種のエコラ
ンですので、スピードよりも無駄なくスムーズにより長い距離を走る
チューニングがされないと勝てません。こっそりマシンを見せてもら
いましたが、お子達なりにそれぞれ工夫がされていました。
108.jpg
真剣な表情で集中しています。これが大切なんです。マシンはそれ
なりにスリムで無駄のない形状でした。タバコ屋の直感では多分
上位入賞が狙えるのではないでしょうか。
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まわりにはF1やWRCラリー同様、ギャラリーが黒山となり熱心に
観戦していました。それにしても動力がゴムひも1本にしてはかなり
の走行距離だと思いませんか。
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距離計測係の先生が1台、1台、走行距離を測ります。これだけは
電子装置でリアルタイム表示という訳にはいかないようです。
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さて早朝より、いきなりマルコポーロならぬ島のタバコ屋のカルチャ
ーショック見聞録が始まりましたが、実はイラ助の平尾センセの粋
な計らいで、駐車場の一等地をキープしてくれ、ご好意に甘えたま
ではよかったものの、なにせ目立つ場所にて、平尾センセの後輩
でオクルマがお好きなT氏が逆見学に見えられました。タバコ屋と
しましても待ってましたとばかりに元は若々しかった赤いお嬢さん
もしくはお婆さんを前にして、聞かれもしない説明をさせて頂いた
次第です。みぞれ雪にてお婆さんが風邪を引かないか気が気では
なかったのですが、その雪もやがてやんでくれました。
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熱心に一気に競技を見学させて頂いたので、少々腹も減ってきて
まわりの先生方にお昼は皆さんどうされるのですかと聞いたところ
おにぎり一つでぶっ通しでやるとのことにて、少々たまげました。
そこで平尾センセが区切りのいいところで二人で外出し昼食をと
いうことになったのですが、そこへまた平尾センセの後輩のオクル
マ好きのTN氏がいらっしゃいました。どうも大会のカメラマンさん
で平尾センセのもう一つのご趣味であるトワイライト追っかけ組の
お仲間でもあるようでした。オクルマ談義に花が咲いた後、平尾
センセと近くの喫茶店へ食事に行ったのですが、そこのご主人が
偶然同級生で目ざとく赤いお嬢さんをみつけ、ここでも若かりし頃
の話に花が咲きました。つまりタバコ屋のオクルマの年齢と同じ
40年以上前のお話しでしたけど・・・。
(関連記事:終わりなき旅 vol.2:愛車ミーティング参照願います)
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さて腹ごしらえも出来たところで、競技会場へ引き返し、次のアク
ション部門を見学させて頂きました。まあお子達の想像力、創造性
は無限にて、数々のユニークな作品が出品されました。運営面で
非常に好ましいと感じたことは一人一人にプレゼンをさせていた
ことです。こうすることで表現力が育まれるとともに自分はまわりに
認められているという満足感(大変大切なコトでこれが欠如すると
非行問題とかヤッカイな問題が起こるとタバコ屋は考えています)
が満たされるのではないでしょうか。
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審査員の先生方も熱心に観察とヒアリングをされていました。
卓球台を利用して実走行をさせるというのも学校の先生方主催の
大会らしくユニークでした。
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次は女の子主体のドリームビューティ部門です。自分の出番を控
えて皆さん緊張気味に待っています。
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ややドールハウスっぽい作品です。お雛様の感覚もありでしょうか。
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女の子らしいメルヘンチックなムーミンの世界です。
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こうなるとヴェルサイユのバラか、祇園さんの山鉾感覚でしょうか。
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こちらは遊園地の乗り物かあるいはショートケーキの感覚でした。

やはり女の子って感性が違うんですね。女の子ってカッコいいもの
は好きなんですけど、ボーソーとかはあまり好まないと思うんです。
その点、これらを指導してきた平尾センセは別名法定内ボーソー
族とか言われており最も指導が苦手なジャンルだと思うのですが
的が外れていたらお許し願います。
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このドリームビューティ部門を仕切ったのが写真のN先生で、お聞
きしたところでは、平尾センセが校長時代に努力されて新任の先生
となった頑張り屋さんだそうで、この大きなイベントを仕切った割に
は、清楚で知的な印象のお嬢さんでした。
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審査風景も中々華やかで、まるでファッションショーかグルメの品評
会の趣がありました。
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タバコ屋が粋な計らいだと感じたのはドリームビューティ部門の作
品を一堂に展示していたことです。こうすることで大会に華を添え
男の子、女の子も一体となったトイコンテストのムードを盛り上げる
ことが出来ると思うんです。座布団5枚差し上げたいと思います。
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コンペティションは延々と続き、さすがのマルコポーロもお疲れ気
味です。いよいよハイスピード部門、二次予選Q2が始まりました。
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F1-GPの場合、ピットガレージでマシンのメカをつぶさに拝見する
など、到底有り得ないことなんですが、トイコンテストではそれが可
能で、メカの中枢部を見せて頂くことが出来ました。
思えば遡ること30年、若き平尾青年は情操教育にミニ四駆改め
動くおもちゃを導入するにあたり、オカネを掛けることなくそのコン
セプト、即ちモノ作りの楽しみ(クリエイション)と競争原理(コンペテ
ィション)をどのようにして教材に落とし込むか悩んだと思うんです。
タバコ屋はこのメカを一目見てそのことを理解しました。おカネを
掛けるんだったら誰でも出来るんです。しかしこのメカはわざとおカネ
を掛けさせないような工夫がされていると思うんです。
ちなみに動くようにするには、後輪を回してゴムひもを巻き取りその
反力で走行するというしくみです。また、四隅に配置されたガイド
ローラーなんかも廃物利用のキャップ製で中々憎い演出ですよね。
美空ひばり1
突然で恐縮ですが、美空ひばりさんの名曲の一つに「一本の鉛筆」
というのがあります。一本の鉛筆があれば・・という曲の出だしです
が、一本のゴムひもがあればと置き換えたいと思います。素晴らしい
シンプルメカニズムじゃないですか、HONDAよマクラーレンよこの
トイコンテストGPの基本コンセプトを見習いなさいと言いたい。
あなたら、何百億円も掛けて何やってんねんと言いたい。宗一郎氏
存命であれば、何やってんねんではなく「貴様ら、やめちまえ!」
と怒鳴り散らすとは思いますが。
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Q2ともなると、やはり選手もマシンも無駄な動きがなくなり、競技
に集中出来ている様子が見て取れます。写真では見にくいとは
思いますが、1~6番の番号を振ったゲートにはF1顔負けの装置
が付いていました。出走時、まず5つの赤ランプが順次点灯するよ
うになっており全部点灯した後、消えると同時に6番目の緑ランプ
が点灯し、同時にゲートが開き即スタートという凝った装置です。
また、会場にはさりげなくというかギンギラギンにF1のテーマ曲
スクェアのトゥルースが流されていて、いやが上にも気分が高揚
しますよね。ツボを心得た憎いプロデュースだと思います。
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その間にも多数の参加者があったビギナークラス別組のレースが
実施されました。
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さていよいよハイスピード部門の決勝レースです。雰囲気はいやが
上にも盛り上がっているのですが、決勝では各選手にコメントを
言わせるというまたもや煽りイカ作戦がありました。
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各車慎重にゴムひも巻きを行っています。この巻き方一つで性能
が大幅に変化すると言いますから大切なチューニング作業です。
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決勝ともなるとマシンも大変洗練されてきて、いわゆる無駄がなく
形状もお子達の作品にしては大変機能的かつ美しいものとなって
います。リアウイングの装着など大人顔負けじゃないですか。
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勝負は一瞬にして決まりましたが、やはり出走前の出来具合から
大体の予想はつき、概ねその通りの結果となりました。ひょうたん
からコマは出て来ないのです。
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トイコンテスト版、フェラーリ、ウイリアムズ、マクラーレンの勝利と
言ったシーンでしょうか。
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最後におまけとして、親子対決エキジビションレースがありました。
どうしてどうして、お子達そっちのけで親の方がやる気満々の様子
なんです。尚、右端のグレーのスーツを着ていらっしゃる方は大会
運営委員のI先生で、平尾センセの後輩ということから初対面なが
ら一気に親しくお話をさせて頂きました。中々の好男子でした。
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いよいよスタートです。親の意地と言いますか、子供に負けじと寝る
間を惜しんでマシン製作に励んだ結果でしょうか、僅差で親の優勝
となりました。
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このお二人の至福の笑みをご覧下さい。満ち足りたお顔だと思うん
です。いつの世でも、バカを出せと言えば例外なくその名は親なん
ですね。手前よりS氏とT氏は確か平尾センセの教え子さんとお聞
きしました。かつて同志社大学工学部と自動車学部?を同時に卒
業しワシのマークで有名な某一流企業に奉職するも、それを投げ
打ち教師の道を選んだ異端の宣教師、St.ザビエル平尾氏が広
めたハイカラな教えは着実に後世に伝わっているんですね。
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大会はフィナーレを迎え、各カテゴリーの優勝、入賞者はそれぞれ
表彰の栄誉にあずかりました。これがお子達の自信となり、バランス
の取れた人格形成への一助になることと思います。
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最後の締めくくりは、文科省初等中等教育局教育課程課教科調査
官という長たらしい肩書きに似合わないエレガントな岡田京子先生
より事例を交えた、トイコンテストへの励ましのエールがありました。
(関連HP:京都まなびの街 生き方探究館参照願います)
祇園花見小路3
すべての見聞を果たした、マルコポーロこと島のタバコ屋は流石に
喉の渇きを覚え、北山通りを後にし、一路祇園へと向かったので
した。ビジターのタバコ屋に対し、祇園がホームグラウンドである
平尾センセの粋な計らいで祇園、花見小路のとあるお座敷にて
待ち合わせ、本日のエキサイティングな一日を振り返り一献交わ
すことと相成りました。結果的には気分高じて一献が十献になり
ましたけれども・・・。
(関連記事:終わりなき旅 vol.3:宴のあとさき参照願います)
キャンバス記念品
本日のビッグイベントの思い出はタバコ屋にとっても滅多に体験
出来ないカルチャーショックでしたし、参加されたお子達にとっても
一生忘れ得ぬ思い出深い出来事になったと思うのです。
全くの余談になりますが、若い頃の思い出を大切にしまっておく
御仁は沢山いらっしゃると思うのですが、上には上がいて、タバコ
屋のブログにも度々ご登場頂いている元兵庫県警のエライサンで
神戸っ子の通称ギーちゃんなんか、我々が同志社大学自動車部
4回生の時ということは昭和47年に今出川キャンパスの西、烏丸
上立売通り?に新規オープンした喫茶キャンバスの開店記念品で
ある舞妓さんの人形を後生大事に机の中にしまっておくというやや
変態にも近いマニアックな方もいらっしゃいます。何はともあれ今回
の最新版京都見聞録は大変有意義で濃厚な内容となりました。
(関連記事:校長先生の見果てぬ夢 vol.1:プロローグ参照願い
ます。ギーちゃんとは同志社大学自動車部の同釜で森本氏です)
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St.ザビエル平尾氏と名残尽きない夜を過ごした翌日は、例によっ
て、京阪国道をカーナビなし、ひたすら勘にたよったクラシックな走
行スタイルにて一路梅田へ御堂筋へと向かいました。写真はやや
日も傾いた梅田界隈で、ここから南下し大阪南港を目指します。
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いつもの大阪南港脇、某コンビニの駐車場に到着です。ここからは
フェリーにて夜の間に今治の近くの東予港に渡り、松山に帰る予定
です。しかし最後の最後になってというか翌日になってとんでもない
ラストハプニングが待ち構えていました。順調に松山~京都間を走
行したかに見えた赤いお嬢ちゃんでしたが、実は出発時から発電
装置であるオルタネーターを駆動するファンベルトがゆるんでいた
らしく、東予港に到着した時点で、バッテリーのエナジーは使い果た
してしまい、悲しいかなリタイヤです。結局松山のメンテナンスをお
願いしている某整備担当者に電話し救援要請を出し、替えのバッテ
リーを持ってきて貰うはめとなりました。
現代版マルコポーロの旅は最後の最後まで波乱に富んだドラマティ
ックなものとなりました。

今回見聞が多かったので、特別長い記事となってしまいましたが、
紙数も尽きたようですので、この辺で終わりに致します。長時間のご
精読、有難うございました。


コメント

No title

ちわっす! 
諸先輩方健在で活躍されてなによりです。

HONDAはF1復帰を果たし徐々に結果を出しつつあるようですが、私がネットで知る限りにおいてはHONDAの本体はディーラーも含めてかなり深刻な組織になりつつあるように感じてます。
ポルシェのマカンはデザインが良いですね。 カイエンは少し雰囲気とデザインが一致しないところがあったのですが、マカは良い感じです。 SUBARUはモデルチェンジでイマイチなデザインさえ採用しなければ安定して良い車を作ってくれると信じてます。 

Re:ああHONDAよ

久しぶりのちわっすです。
最近コメントが頂けてなかったので、てっきりご本業でクライアントのお方の要請が多く、梅田のビルの一隅で札束に埋もれてしまっているのではないかと推察致しておりました。福井のお母様はご健在なのでしょうか。
タバコ屋は地区の総代職からやっと解放されたと思いきや、つい先日は同志社の後輩の方々が大挙来訪されたりして今度は遊ぶのが忙しく結構多忙な日々です。
余計なことながら上山青年のコメントを読むのを楽しみに待ち望んでいるDUAC・OBの方が結構いらっしゃることをお知らせしておきましょう。尤もタバコ屋も最近ブログの更新がままならない状況だったのでコメントネタがなかったこともありますが・・・。

HONDA-F1への辛口コメント、タバコ屋も自称HONDA・PTA会長を辞任した後は熱い気持ちがやや萎えつつあります。今回のHONDA復帰はあのマクラーレン・HONDAの栄光を再現するというコンセプトであることは上山青年もご存じのことながら、当時の野武士然とした桜井叔敏監督に率いられたHONDAとはかなり違った印象ですよね。PUは同じV6ターボでありながら今回はハイブリッドの複雑なメカを併用しておりあの当時の圧倒的なHONDAパワーというものが全く感じられませんよね。野次馬によればメルセデスより100馬力劣っているんじゃないかと言われていて、パワーのHONDAとしては我慢のならないコトでしょうけど、HONDAファンとしては4バルブとか言わずに6バルブ!とかにして壊れてもいいから圧倒的なパワーでメルセデスをビビらせてほしいところです。上山青年はHONDAの組織がヘンと指摘されていますがパワーがない原因の一つかもわかりません。

ポルシェのこと、上山青年もマカンがお気に入りのご様子にて、多分今後ポルシェのドル箱となることでしょう。その儲けをまたレースに注ぎ込んで勝ち、ますますプレステージを高めていくという図式です。成熟し切ったオクルマ社会で、皆さんはもう既存のジャンルには飽きてしまった結果のSUV大繁盛ということでしょう。それが証拠にあの孤高のランボルギーニさえもSUVを発表するくらいですからもう猫も杓子もSUVのご時勢なんです。タバコ屋だって過激な赤いお嬢ちゃんZの次は死に土産第二弾としてSUVには乗ってみたいです。尤もその際はつつましくVWクロスポロあたりの中古をイメージしています。SUBARUと言いたいのですが4mを超えるので日本一高い島のフェリー代が負担になるのです。

上山青年は福井のお母様への親孝行以外にはタバコ屋のように諸事あまり制約がないと思いますので、是非マカンを購入して頂きますようお願い致します。尚、蛇足ながら先日後輩の方々が来訪された時、中島の翌日は上山氏の福井藩と親戚の松山城を見学し楽しいひと時を過ごしました。

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★★島のタバコ屋の独り言★★
【4月10日:ああ創業100年】    島のタバコ屋は先々代が呉服屋を創業以来3代目となり、その間戦後間もない頃には島のバス運営事業を試みる等様々な営みを経て今日に至っています。皆さんよくご存知のNIKONも創業100年なんですが、比較にはならないものの同じ時代を生きてきた訳です。かつてオハイオのメアリーズビルで活躍する夢を抱いたこともあった青年も年を取りました。さて今後の100年をどのように生きて地域のお役に立っていくか、タバコ屋にとっては後継者である倅への「死に土産」としてそのコンセプトを確立しておく必要があると考えています。しかし倅にとっては年寄りの余計なおせっかいに写るかも知れませんよね。
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