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終わりなき旅 vol.8:姫路城でのこと

平成28年7月2日
限定読者向け、青春ノスタルジック劇場その5
楽しかった同窓会もあとは姫路城の見学を残すのみとな
りました。宴会が終わって各期部屋に帰った後も話は尽
きず、就寝は多分午前2時過ぎで、皆さん寝不足状態だ
と推察致します。
DSCN8692.jpg
ホテルのビュッフェでバイキング朝食後、いざ出発です。
昨日同様、昭和46年組と48年組は一緒に見学すること
にしました。今日は日差しが強いので、BMW隊はオープ
ントップを閉めてお出かけです。メタルトップなので閉め
ると普通のセダンに早変わりと言うスーパーマジックをご
披露頂きました。
DSCN8608.jpg
姫路城の手前にある公園、参道?に到着です。とても綺
麗に整備されていて、建物のイメージも統一され好感が
持てました。最近はどこの都市でもそうなんでしょうが、
電柱が1本もなくすっきりして広々感がありました。これで
松山のようにチンチン電車が走っていれば申し分のない
風情ですが、そのような歴史にはならなかったようです。
DSCN8698.jpg
姫路城エントランスです。ここでタバコ屋はやや細かい芸
を披露し、道中のエナジー補給にと皆さんにアメを配りま
した。ただしムチは持って来ていませんでした。
DSCN8702.jpg
どうも大手門らしき菱の門と呼ばれる大きな門をくぐりま
した。左手看板には「国寶(宝)姫路城」と書かれている
のが見て取れます。
姫路城1
皆さんご存知のように姫路城のルーツは遠く600年以上
前の南北朝時代に、赤松貞範が砦もしくは館を造営した
のが始まりとされ、その後戦国時代にこの辺一帯を支配
していた小寺家の家臣黒田重隆により城としての体裁が
整えられさらにその孫の黒田孝高(よしたか)通称官兵衛
の代には天下統一の途にあった羽柴秀吉と呼応し、その
参謀(ブレーン)になるとともに、自身の城を秀吉に提供し
より本格的な城へと拡充していきました。
姫路城7
西の毛利勢、九州の島津勢、及び四国の長宗我部勢に
睨みを利かす西端の戦略拠点として姫路城は重要であっ
た訳で、ちなみに有名な秀吉の中国大返しの時にはここ
がその合戦準備の出発拠点となりました。秀吉も姫路城
がなければ途中もうへとへとで、合戦どころではなかった
と思います。写真左が現在の姫路城天守閣で右が秀吉
当時の天守閣です。スケールの差はあれ、戦略上の重
要度は一緒でした。
姫路城2
関ヶ原の合戦後、徳川時代には戦功のあった池田輝政
が城主となり、今日のようなさらに大規模な城へと改修
され、その後家康の孫で当初は豊臣秀頼の正室であり
大阪城落城時に助け出された千姫が再度嫁いだ本多
忠刻(ただとき)の本多家が治めましたが、重要な戦略
拠点であったことから、有能な藩主が求められ、その後
榊原、酒井、松平家と頻繁に城主が変わりました。
姫路城はその都度、整備拡充がされ、明治以降は陸軍
の連隊本部として使用されました。また先の大戦の空襲
から奇跡的に逃れることが出来、今日見るような一大ス
ケールの城郭が構築、保存されたという訳です。
姫路城11
当然ながら遺構はすべて国宝または国の重要文化財と
なっており、その秀麗な外観から別名白鷺城とも呼ばれ
ますよね。今回の大規模な修復作業(レストア)で往年の
輝きを取り戻した姫路城です。森と泉に囲まれたブルー
シャトウでもないでしょうが、海と田園に囲まれたホワイト
キャッスル(白亜の城)と言ったところでしょうか。ただし
白く輝き過ぎて白鷺城改め白スギ城という意地悪な声
も一部にはあるようですけど。
IMG_4392-1.jpg
余談ながら姫路城は名古屋城、大阪城とともに日本三
名城の一つとして、また津山城、及びタバコ屋の地元
松山城とともに三大平山城として有名ですよね。写真は
我が松山城で、手前味噌で恐縮ながら先般平尾ご夫妻
が、中島、松山を訪問された時のものです。その天守閣
はコンパクトながら縦横、石垣の傾斜等、バランスの取
れたGOODデザインだと思うんですが・・・ね。
(関連記事:校長先生西瀬戸を行く vol.2:松山編参照
願います)
DSCF2299-1.jpg
これは若干違う角度から松山城天守閣を望んだものです
が、実は平尾センセご夫妻のご訪問時の翌年、福ちゃん
こと石川女史がご友人達(オーテス・ケーリ先生ゆかりの
アーモスト館OB吉﨑さんご夫妻、他)とともに中島、松山
へ行幸された時のもので、千姫に勝るとも劣らぬ品性と
知性を兼ね備えた福ちゃんにもこのような茶目っ気たっ
ぷりの一面があることに驚かれるOB諸氏もいらっしゃる
のではないでしょうか。
D002.jpg
実は今回の見学に際し、同期の平尾センセとギーちゃん
こと森本氏は少し遅れて参加したと前の記事で申しました
が、我々が前日書写山円教寺の見学をしている間、彼ら
が到着し、先に姫路城を見学し、同窓会に出た後とんぼ
返りするという強行スケジュールとなりました。
D006-1.jpg
かつては一緒に学生ラリーに参加し、数々の優秀な成績
を収めて来た元戦友、姫路城にて相集うの図ですが、お
互い気持ちはヤングアットハートなれど、外観はご覧のと
おりにて、年は争えません。タバコ屋もしかりですが。
DSCN8704.jpg
さて地元の庄坪氏のお奨めで本丸へ行く前に西の丸を
目指すことにしました。正室の千姫は高層の本丸が峻険
なのであまり好きではなかったらしく、もっぱら低層の西
の丸を愛用されたとか。女性でなくても普段の非戦時下
に天守閣での生活というのは現実的ではなかったと思い
ます。第一、天守閣だけでなく城郭そのものが城主の威
容を示すためと、戦闘、籠城のためのものなので、食事、
風呂、トイレといった住生活面の配慮は設計時にあまり
真剣には考えられていなかったと思います。
ヴェルサイユ宮殿4
余談ながらフランスを代表するパリのヴェルサイユ宮殿
もルイ16世とその夫人マリーアントワネットが住んでいた
18世紀頃には信じ難いことにトイレなどなく、広大な庭の
茂みで用を足したりオマルを使っていたと言いますから
もう無茶苦茶ですよね。お尻だって洗って欲しいなんて
悠長なこと言っている場合じゃなかったんです。
マリーアントワネット2
マリーアントワネット妃が用を足された後、お尻は誰が
きれいにして差し上げて、またオマルは誰が片付けてい
たんだろう?などとタバコ屋は余計な空想をしてしまいま
す。但しタバコ屋は変態ではなくただ好奇心からその~。

ところで、世界で一番清潔好きな民族は昔も今も我が
NIPPON民族であることは皆さんご存知でしたか?。
だって秀吉当時すでに厠(かわや)=トイレというものが
水洗ではないものの立派に存在していましたから。
(関連記事:
島のスイーツ開発 vol.4:マリー・アントワネットのこと
参照願います)
DSCN8705.jpg
西の丸へ行く途中からみた天守閣です。はるか向こうに
霞んでいますから、そら千姫様だって行きたくなかったと
思います。
DSC08012.jpg
余談ながら、西の丸の天守には千姫とそのお嬢さんの姫
君が百人一首かもしくはカルタ取りをして遊んでいる等身
大の人形が飾ってあったのですが、それを見学していた
さるご婦人が、あれ花札やってんのやろか?と申されたの
には思わず苦笑してしまいました。やんごとなき姫君殿が
花札などする訳ないっちゅうの。
DSCN8707.jpg
西の丸を大急ぎで見学した後、いよいよ本丸天守閣へ
向かいます。ター坊こと井上氏もやれやれと言った面持
ちで振り返っています。
DSCN8712.jpg
いよいよ天守閣に到着です。エヴェレスト登山でもあるま
いに、登頂記念に案内旗と一緒に天守を写しました。

余談ながら、この日はものすごく日差しがきつかったの
で屋外での写真がことごとく色が飛んでしまいました。
タバコ屋のカメラはNIKONのデジカメなんですけど、セン
サーの性能が良いのか暗いところは抜群にきれいに撮
れるんですけど極端に明るいところは光を拾いすぎて
うまく撮れません。
DSCN8708.jpg
天守閣に入るとお城を中心にした当時の姫路城下町の
模型がありました。
DSCN8709.jpg
昭和の大改修時に天守閣の骨組みを徹底調査したそう
ですが、それはその時の検討用模型だそうです。外観は
5層ながら内部は6層という凝った構造で、当時の城郭建
築技術の粋を集めたものだと思います。

蛇足ながら、タバコ屋がやや気になったのは、天守部分
が上下に大きいので基礎に対して頭でっかちのように感
じます。何故なのかと思いましたが、シロウトなりに答え
が見つかりました。皆さん何故だと思いますか。

お答えします。それは基礎の石垣の傾斜角度が立ち過
ぎているからなんです。それで天守部がやや窮屈な感じ
になっています。従って基礎部分のスカートの傾斜をも
っと緩やかにしてやれば、今以上にバランスの取れた
天守閣が出来上がります。尚、戦略的には角度を緩や
かにすると敵がよじ登りやすくなるので現実的ではない
かも知れません。
DSCN8710.jpg
午前10時を過ぎてくると空いてるはずの天守閣も混み始
め、只今世界中から観光客が押し寄せているため、国際
色豊かな方々が押し合いへし合いの見学となりました。
おかげで、天守の最上階の6階では一時立ち往生で見学
を待たされることになりました。
DSCN8711.jpg
トコロテン式の見学をやっと終え、天守閣の広場で休憩
です。これからは46年組と48年組は別行動にてやや早
い昼食を摂ることにしました。我々はふもとにある好古園
という庭園内の活水亭というレストランでランチタイムと
なりました。
DSCN8724.jpg
昼食後、庭園の見学をしましたが、やはりお殿様の作っ
た庭園と言うのはどこでもそうでしょうが財力に物を言わ
せたビッグスケールの物が多く、ここも例外ではありませ
んでした。
DSCN8727.jpg
手前味噌ながら、タバコ屋も只今3,000坪余りのガーデ
ニング(別名みかん栽培)を展開中ですが、優雅な平地
でのお庭とは異なり急傾斜地の山でのことで、悪戦苦闘
をしています。ちなみに同期生の庄坪氏を始め、佐々木
氏や一期後輩の奥村氏等もオシゴトのかたわらもしくは
退職後、農業にいそしんでいるようです。ただし彼らはお
米のカテゴリーで、みかん農業はタバコ屋だけではない
でしょうか。
(関連記事:4千坪のガーデニング vol.1:3種の神器参照
願います)
DSCN8721.jpg
優雅な庭園の見学も終わり、お別れの時間が近付いて
まいりました。姫路駅へ移動し純喫茶で一服することに
致しました。その理由は約2名アヘン患者がおり、純喫
茶なら必ず喫煙OKだからです。ちなみに純喫茶などと
いう言葉は今時もう死語だとは思いますが・・・。
P1010239-1.jpg
いよいよお別れです。楽しかった同窓会もあっという間
に終わってしまいました。三々五々各地へ散って行きま
したが、タバコ屋は夜遅くに大阪南港から東予港行きの
フェリーに乗るため梅田へと向かいました。
DSCN8729.jpg
新装なった梅田のJRターミナルビルです。タバコ屋は元
ゴフク屋であったため月に1度は大阪、京都へ仕入れに
来ていましたので、慣れた街ではありますがそれにして
も、その変貌ぶりにはとまどってしまいます。
DSCN8736.jpg
地下鉄の御堂筋線に乗り、大国町経由で大阪南港に向
かいます。
DSCN8742.jpg
大阪南港に到着です。前回宇治の平尾氏邸訪問時は
ここからZ嬢で乗り込んだのでしたが今回は徒歩ですの
でガス欠やバッテリー上がりの心配もなく、お気楽モード
です。
DSCN8748.jpg
夜10時の出航にもかかわらず、早くから乗船出来るので
船内で入浴や食事をすることが出来るため、タバコ屋は
結構気に入っています。ちなみに料金は会員ですと往復
2割引となり何と10,000円程で行って帰ることが出来ます。
夜間の移動ですので泊り代はほぼタダという感じでしょう
か。でも早く移動したいというイラ助の方にはあまりお奨
め出来ない方法です。
IMG_2411-1.jpg
何やかやで、懐かしくも楽しい同窓会旅行でした。帰り際
には、もう年も年やしメンバーが減ることはあっても増え
ることはないんやから、せめて年に1回は同窓会をしよう
や~という意見が圧倒的であり、架空の会話ながら隣の
庄坪氏が「おいチャン太よ、今度の姫路同窓会えらい好
評やったけど次どないすんねん」と言っている様な気が
します。麦藁帽子のおっさんは、いずれ松山道後での同
窓会をお世話するハメになるのではなかろうかと悪い予
感が頭をよぎったのでした。

今回の同窓会5部作いかがだったでしょうか。私的なこと
がほとんどで、また仲間のことゆえ、気安さから失礼な
表現があったやも知れませんが、同釜ゆえにお許し頂き
たいと思います。長時間のご精読有難うございました。

(尚、記事中の写真の一部は平尾氏や三宅氏から頂いた
ものやウィキペディア等から流用したものを掲載させて頂
きました。また歴史や人物にかかわる記述の一部はタバ
コ屋の私見であることを御了解願います。)

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★★島のタバコ屋の独り言★★
【4月10日:ああ創業100年】    島のタバコ屋は先々代が呉服屋を創業以来3代目となり、その間戦後間もない頃には島のバス運営事業を試みる等様々な営みを経て今日に至っています。皆さんよくご存知のNIKONも創業100年なんですが、比較にはならないものの同じ時代を生きてきた訳です。かつてオハイオのメアリーズビルで活躍する夢を抱いたこともあった青年も年を取りました。さて今後の100年をどのように生きて地域のお役に立っていくか、タバコ屋にとっては後継者である倅への「死に土産」としてそのコンセプトを確立しておく必要があると考えています。しかし倅にとっては年寄りの余計なおせっかいに写るかも知れませんよね。
◆◆島のタバコ屋メニュー◆◆
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