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アイビーで朝食を vol.2:粋な別れ

平成28年7月24日
生命(いのち)に終わりがある、恋にも終わりが来る~~
・・・泣かないで、泣かないで、粋な別れをしようぜ。
冒頭から恐縮ながら、これは昭和40年(1965年)浜口庫
之助作詞作曲により我らが石原裕ちゃんがリリースした
「粋な別れ」の歌詞の一部なんですが、もう足の長さは
タバコ屋の1.5倍はあろうかと言う当時の裕ちゃんは理屈
抜きにメチャカッコよかったですよね。
今回の倉敷アイビースクエアでの出会いと別れも裕ちゃ
んに倣って最後は「粋な別れ」としたいものです。
(関連記事:札幌紀行 vol.2:小樽へ参照願います)
粋な別れ1-1
CLUB-S30ご一行は地元佐藤さん駆るイエローのZ432
の先導でそのアイビースクエアに到着しました。
DSCN8959.jpg
う~ん、一度訪問したことはあるのですが、そのエントラ
ンスゲートはなかなかトラディショナルな風情にてタバコ
屋好みです。
みなさんご存知のことながら、このアイビースクエアは元
々、明治22年(1889年)倉敷紡績(クラボー)創業時に建
てられた工場跡地で、昭和48年(1973年)、ということは
タバコ屋が同志社大学自動車部を卒業した年、及び愛車
の赤いお嬢ちゃんが製造された年に観光施設&ホテルと
して復刻(レストア)された由緒ある施設ですよね。
余談ながら平成19年(2007年)には国の近代化産業遺産
にも認定され、言わば西の「富岡製糸場」といった感じで
しょうか。
(関連記事:混沌と秩序 vol.3:流通編(後編)参照願います)
DSCN8964.jpg
ご一行は旅装を解いた後夕食まで時間があるので生憎
の雨ではあったものの、倉敷美観地区を見学かたがた
そぞろ歩きをすることにしました。静岡の川嶋さんと観音
寺の宮武さんが何やら話しながら歩いています。会話は
想像ながら「江戸時代から栄えた倉敷がこうやって当時
の街並みを大切にレストア保存しているように、我々も
初代フェアレディZを大切に守り保存して次世代に伝えた
いですよね」と、どちらからともなく話し掛けられているよ
うです。ちなみに右の川嶋さんご着用のTシャツのバック
デザイン、なかなかおしゃれですよね。CLUB-S30のロゴ
がしっかり入っています。ただし今ではもう手に入らない
プレミアム品です。
DSCN8971.jpg
風情にあふれた倉敷の美観地区を歩いたあと、市内の
中心部に移動し、夕食は地元の佐藤さんの娘婿さんが
営業している居酒屋でお世話になることにしました。
岡山特産のままかりの開き等々、地元の海鮮品を肴に
お口に広がる瀬戸内海を堪能しながら、夜が更けるまで
Zにまつわる表話から裏話まで熱く語り合いました。
DSCN8974.jpg
さて一夜が開け、お別れの朝が訪れました。お遊びで正
面玄関から撮ったエントランスゲートです。こじつけながら
アルハンブラ宮殿にも似た風情があると思いませんか。
蛇足ながら、イスラーム建築様式の特徴はR(円弧)を多
用していることですよね。
(関連記事:混沌と秩序 vol.2:流通編(前編)参照願います)
DSCN8977-1.jpg
せっかくの再会なので川嶋さんが2台のZを撮影しましょ
うということになり、そのアングルを思案中です。タバコ屋
もその横で覗き込んでいます。架空の会話ながら「川嶋
さんもうちょっと前のほうがいいんじゃないですか」とか。
ちなみにメカマニアの川嶋さんのお気に入りのカメラは
オリンパスの一眼レフでした。
DSCN8979.jpg
ブリティッシュグリーンと赤の2台のZです。なかなかこの
ような組み合わせの色での撮影は機会がないと思われ
る貴重なワンショットです。
余談ながら、川嶋さんとタバコ屋の好みが似ていると感じ
たのはフロントバンパーに付いているオーバーライダー
(縦方向の補助バンパー)で、本来は輸出仕様の240Zに
しか付いていないのですが、偶然にも2人ともそれを敢え
て装着しています。またバンパー下にはシビエの補助ラ
ンプが装着されていて、現在では生産されていないため
かなり入手困難な品です。タバコ屋もいずれ付けたいと
思っている品にて、羨ましい思いがしました。
注意深い読者は地元の佐藤さんの黄色いZ432が見当た
らないと思われるでしょうが、Zを保管しているガレージが
やや遠方にあるらしく、この朝は違うオクルマ(クラウン)
で来られていたので3台での撮影は成りませんでした。
DSCN8981.jpg
最後の行事としてサインをし終えたCLUB-S30のリレー
旗を皆で持っての記念撮影です。左から佐藤さん、宮武
さん、川嶋さんです。川嶋さんは今度新しく製作したクラ
ブTシャツにお召し替えをされていました。
DSCN8982.jpg
さて、その後はティファニー改めアイビーで朝食をという
ことになりました。佐藤さんは地元の旧車コンンクールで
上位入賞しその時の盾やらご持参頂きました。
CLUB-S30創部当時からの生え抜きのメンバーさんだけ
にいろいろ面白いお話も聞かせて頂き2,000円の朝食も
高く感じなかったのはタバコ屋だけではないと思います。
(関連記事:
4千坪のガーデニング vol.2:ティファニーで朝食を
参照願います)
DSCN8981-2.jpg
さていよいよ出立です。2頭の悍馬にムチを入れ今まさに
ジュリアス・シーザーがローマの凱旋門から出陣なんて
いう荒唐無稽なシーンを思い浮かべたりしますが、現実
は川嶋さんはこの後鳴門経由で元来た道を静岡まで自
走して帰られ、タバコ屋は反対方向に走り、松山経由で
島の波打ち際に帰るという算段です。冒頭のサブタイトル
粋な別れ」というのはまさにこのシーンのことを言うのか
も知れません。
DSCN8981-3.jpg
ここだけの話しながら、アイビースクエア開設以来、こん
なシーンは2度と撮れませんから、初代Zのデザイナーの
松尾良彦さん及び設計者の植村斎(ひとし)さんにプレゼ
ントしたいくらいです。
DSCN8985.jpg
昨日走った倉敷への道を逆走し水島インターに向かい
ます。先導は佐藤さんのクラウン、川嶋さん、タバコ屋、
宮武さんと続きます。
DSCN8987.jpg
佐藤さんとは水島インターでお別れし、今度は川嶋さん
の先導で瀬戸大橋を渡ります。川嶋さんは丁寧な走り
ながらも結構ハイスピードで走行されます。橋を渡り終
わったところの坂出ジャンクションでいよいよ本当のお
別れとなりました。お互い手を振りながら再会を誓った
のでしたが、タバコ屋はウルッと来るものがありました。
でも「粋な別れ」に涙は禁物ですよね。
DSCN8990.jpg
旧車持ちにとっては最もいやな雨が落ちて来だしました。
途中豊浜サービスエリアで休憩を兼ねて給油です。
ガソリンタンクは50Lあるはずなんですが、まあ減るのが
早いこと、エコランを心掛けてはいるものの300km程度の
航続距離でしょうか。
DSCN8992.jpg
いつもの中島行きフェリー乗り場のある三津浜港に帰っ
て来ました。楽しかった2日間はあっという間に過ぎてし
まいましたが、川嶋さんとのご縁から新たに奈良の遠藤
さん、倉敷の佐藤さん、観音寺の宮武さんともご縁を頂き
快い疲れでフェリーの時間待ちをするタバコ屋でした。

2回にわたる倉敷訪問記、いかがだったでしょうか。いつ
もの長たらしい記事で恐縮ながら、長時間のご精読有難
うございました。

(尚、記事中の写真の一部は川嶋さん、宮武さんが写さ
れたものを使用させて頂きました)

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★★島のタバコ屋の独り言★★
【4月10日:ああ創業100年】    島のタバコ屋は先々代が呉服屋を創業以来3代目となり、その間戦後間もない頃には島のバス運営事業を試みる等様々な営みを経て今日に至っています。皆さんよくご存知のNIKONも創業100年なんですが、比較にはならないものの同じ時代を生きてきた訳です。かつてオハイオのメアリーズビルで活躍する夢を抱いたこともあった青年も年を取りました。さて今後の100年をどのように生きて地域のお役に立っていくか、タバコ屋にとっては後継者である倅への「死に土産」としてそのコンセプトを確立しておく必要があると考えています。しかし倅にとっては年寄りの余計なおせっかいに写るかも知れませんよね。
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