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時事雑感 vol.9:HONDAの屈辱

平成29年9月9日
タバコ屋にとって福井巡礼は「砂の器」の本浦千代吉、
秀夫(後の和賀英良)親子の苦難の放浪の如く、重い
旅でした。わずか2日の旅が10日間にも感じられる程
濃厚な内容の巡礼旅ではありました。

お陰様にて氏も育ちも世代も異なる巡礼4人衆がかつて
同志社大学体育会自動車部という同じ釜の飯を食った
ことによる同志的結合のもと、まるで兄弟、従兄弟、親
戚のごとく2日間を過ごしたことは奇跡と言わざるをえな
いでしょう。これを学術用語では「同釜」と言うそうですが、
一般常識から言えばアンビリーバブルなことと申せまし
ょう。
紅茶1
さてタバコ屋は、その巡礼記を書き留めるのに多大な
エネルギーを費やし、ほとほと疲れ果てました。ここは
ちょっと一服し、別の軽い話題で気分転換を図りたいも
のです。

何か楽しい話題を皆さんにお届けしたいのですが、現
在を取り巻く社会情勢は、オバカさんの北朝鮮を始め
暗い話題ばかりですよね。現在の緊迫した北朝鮮情勢
は第二次世界大戦前夜の我がNIPPONと同じような状
況で破れかぶれになった北朝鮮が「窮鼠猫を噛む」と
いった暴挙に出なければ良いがと願っています。今回
はそのようなキナ臭い話題がテーマではないので別の
話題に転じます。
マクラーレンMCL32(2017)-1
軽い話題とは言い難いものながら、現在不振の絶頂を
極めるHONDA-F1のことです。HONDAはリーマンショッ
クでF1を撤退し平成26年(2015年)再びカムバックした
訳ですが、当初の目論見としてはかつて頂点を極めた
第二期時代初期のエンジンスペックに良く似たV6ター
ボであったこと、得意のハイブリッド(HV)技術が生かせ
るであろうこと、かつての盟友マクラーレンとタッグを組
むこと、等々で第三期のみじめな結果を繰り返すことは
ないであろうという淡い期待があったのは事実でしょう。
HONDARA166(V6)-9A.jpg
しかし現実はそう甘くはなかったのです。かつて世界の
頂点を極めたシンプルなV6ツインターボエンジンとは異
なり今回はMGU-K(制動エナジー回生発電機+電気モ
ーター)とMGU-H(排気エナジー回生発電機)を併用し
た極めて複雑で一般的には理解しづらいハイブリッド・
ターボシステムになっていたのです。
HONDA-F1エンジン5B
結果は世界に誇るHONDAのハイブリッド技術をもって
しても全く歯が立ちませんでした。パイロットはF1で最
高レベルのF・アロンソ、J・バトンの2枚コンビでしたが
優秀な彼らもパワーがなく、すぐ電池(蓄電気)切れと
なり、しかも壊れまくるエンジンでは勝ちようがありませ
んでした。今年からJ・バトンはS・バンドーンに交代しま
したが状況は同じでした。
HONDARA121(V12)-2A.jpg
2年間の必死の改良努力にもかかわらず、極めて屈辱
的なシーズンを過ごした結果、今年になってその不具
合の真の原因がパーツの精度不足にあることがわかっ
てきました。何と言うことでしょう、かつて時計仕掛けの
ように精密なHONDAエンジンと讃えられたあの技術イメ
ージは何処へ行ったのでしょうか。
ジョンサーティース1
気短かで、何が何でも勝たねば気が済まなかった本田
宗一郎氏なら即座に「勝てねえんだったら、こんなもん
やめちまえ!」と怒鳴り散らすところでしょうが、現在は
かつての本田商店ではなく世界のHONDAですのでそう
簡単にはいかないようです。しかしF1担当の長谷川氏は
もとより、八郷社長までがじくじたる思いで見守っている
筈です。
F1マクラーレンホンダMP4・4-1
当初マクラーレン・HONDA復活のシナリオを描いた張本
人だと推察される元マクラーレンの総帥ロン・デニス氏
は一連の不振のあおりを受けてマクラーレンそのものを
追い出されてしまい、代わりの経営陣はHONDAにそれ
ほどの愛着もなく、今やHONDAは馬鹿にされた挙句、
お荷物扱いで、最近の噂ではマクラーレンはHONDAに
愛想を尽かしルノーエンジンに代えたがっているそうで
す。
さくら研究所5
そうでなくともHONDAはF1復帰にあたり、栃木県のさく
らにF1を中心とした四輪モータースポーツの開発拠点を
新設し、数百名の社員を配置し、莫大な開発費を投入、
おまけに参入に際してはマクラーレンに毎年100億円!
ものスポンサー料(パトロン代)を支払っているそうで、
それらを合計すると推察ながら500億円?くらいの巨費
になるのではないでしょうか。それでうまくいかないなん
て・・・。宗一郎でなくてもやめちまえと言いたくなります
よね。

蛇足ながら皆さん、HONDAがそれほどの巨費をつぎ込
んでF1に執着する真の目的がおわかりでしょうか。
私見ながら、それはマーケティング(ショーバイ)なんで
す。タバコ屋は常々商いの究極の形はイメージ(アイデ
ンティティ)だと申し上げていますがHONDAはF1で勝利
することにより、HONDAの技術の優秀性をアピールし、
ディーラーで営業のお兄さんがくどくど説明しなくても
HONDA車=優れものというイメージを構築し、極論なが
ら商談などしなくても「これ下さい!」というHONDAファン
を作る目論見があるんだと思います。タバコ屋が社長
ならそうします。
ホンダジェット4
それはさて置き、絶体絶命となった今、意外な突破口が
見つかりつつあるようです。業を煮やした経営陣が何と
かならないものかと思案しているうちに、あ、うちには
HONDA-JETがあるじゃないか。JETエンジンンの技術
が何とか応用出来ないものだろうかと考える重役がいた
のです。
ホンダジェットエンジン1
JETエンジンはさくらではなく埼玉県の和光で開発され
ているので、さっそく和光のエンジニアに分析させたとこ
ろ、不具合の原因はパーツの精度不足であることがわ
かったのです。ヒコーキとF1では月とスッポンくらいヒコ
ーキのエンジンのほうが精度が高いそうで、さっそく改
良に取り組みつつあるという現状なんだそうです。
ホンダジェット7
誇り髙きHONDAがアロンソを失望させ、マクラーレンに
は愛想を尽かされ屈辱にまみれている今、JETエンジン
技術の応用による飛躍的な性能向上の実現はもう手遅
れかも知れませんが、自称元HONDA-PTA会長を拝命
していたタバコ屋にしてみれば、アロンソもマクラーレン
も何とか機嫌を持ち直して栄光のマクラーレン・HONDA
の再興を共に図ってもらいたいものです。

一人合点ながら、タバコ屋はその場合のキャッチコピーを
考案済みです。それはPOWERED BY HONDA-JET
なんですけど、少し勇み足ですかね。
ホンダジェット15
余談になりますが、HONDA-JETは小型ビジネスジェット
のカテゴリーにおいて、デビュー早々セスナを抜き現在
世界トップの生産台数を達成しつつあるそうです。思え
ば先の第二次世界大戦で当時世界トップクラスだった
ヒコーキ産業を完膚なきまでに叩きのめされたNIPPON
人の末裔としては誇らしい出来事です。アッパレ!。

コメント

No title

ちわっす!
エンジンの解説、わかりやすくて参考になります。 何事もバランスがすべてを決しているというのがこの世の定めですから、本当にJETエンジン技術で甦るのなら拍手喝采です。
マクラーレンはHONDAを捨ててルノーを採用したいようですが、2社以上には供給できない規定のようで、レッドブルのセカンドチームをHONDAと組ませて自分たちはルノーエンジンを手に入れるようなことが書かれてありました。  これでHONDAエンジンが完成しトロロッソが優勝争いに加わることにでもなれば面白いのですがねー。
どちらにしても興行としてF1は下り坂ですから、ダウンサイジングの主流である3気筒や4気筒エンジンから再出発してみるのも良いのではないでしょうか。 オーバーテイクできる箇所を増やすだけでも面白くなるかも。

Re:メカオンチな人(修正版)

拝復、ちわっすです。
エンジン解説わかりやすいと言って頂いて何よりです。ブログ界の池上彰さんになれたらいいなと思います。世の中の真理は意外とシンプルに出来ているのに難しく考えたり難しく教えたりする人が多すぎるようにも思います。その意味で50年も前に学生運動真っ盛りの学園封鎖中に今出川キャンパスで教わった経済原理やその他のカビが生えたような講義には失望し、ゼミに進級してからも似たようなもので、最新の生きた流通理論を勉強したかったタバコ屋は同志社のクオリティ自体にも疑問を持つようになりました。「俺はこんな講義を聞くために同志社に来たんじゃないぞ!」と。学生運動家のように授業料返せとまでは言いませんでしたが、その反動でオクルマクラブに没頭したようにも思います。

メカオンチ、物理オンチながらニュートンの万有引力の原理は素直に理解出来るものの、今でもアインシュタインの相対性原理には疑問を覚えます。はたしてこれは真理なのかと。ビッグバンなんて本当なんだろうかと。アインシュタインの思いついた真理、相対性原理(ひょっとしたらフィクションかも知れません)を起点として、原子エナジーの研究が進み、原爆、水爆が作られ、結果として世界を修復不能な不幸に陥れている事実はタバコ屋としては容認出来ないことです。

我々世代の京都を代表する教育者である平尾センセには常々申し上げていることながら、世界に冠たる教育水準を擁する我がNIPPONの中でもノーベル賞受賞者を最も多く輩出している京都で、平尾センセの1,000人にも余る教え子達に「君たちが大人になり科学の道に進むならば、最優先に原子エナジーを無力化する技術を開発せよ」と檄を飛ばしてほしいことを申し入れました。もしも、もしものお話しながら、それが実現すれば核武装なんてものはチンケなオモチャと化し、原発は安全に運用され、核廃棄物問題も解消し、世界の権力、力学構造は一変し、アメリカもロシアもイギリスもフランスも中国も北朝鮮だって我がNIPPONを畏敬と尊敬のもとひれ伏すことになるでしょう。またこの世界を一変させる画期的な技術はかつて原爆の悲惨な被害に遭い、核を放棄したNIPPONでしか出来ないことなのです。荒唐無稽なお話しながら、物理オンチのタバコ屋流に言えばアインシュタインを否定する仮説真理を作れば、原子エナジーの無力化は可能なのではないかと思います。その意味でタバコ屋には今でもアインシュタインアレルギーがあります。

話しは飛んでF1のことですが、タバコ屋の予測ではいくらHONDA-JETの精密技術を導入しても短期間では熟成がかなわず、おそらく2年後の2019年(平成31年)HONDAがレッドブルにエンジン供給すると思われる年が世界チャンピオンに返り咲く可能性が高いと思うんです。ま、普段のタバコ屋のショウバイには関係ないことなのでコーヒー談話の範疇なんですけど・・・。

No title

ちゃっす!
北朝鮮もやめとけばよいのに、見栄を張りすぎでしょう。
北朝鮮の分析で一番わかりやすいのは、拓殖大学の武貞教授ですね。 テレビだけでの判断ですが。 
先日アントニオ猪木が訪朝したときにも同行していたようです。
とりあえず北朝鮮は韓国を自分の国にしたいということだけのようで、そのために韓国に攻め入るとアメリカが出てくるので目的は達成できない。 それでアメリカが出てこないようにするためにICBMや角の開発を続けているということのようなので、アメリカと交渉できれば良いだけなので、アメリカと戦争する気は毛頭ないでしょう。 ただ見栄はりは時として自分を忘れることがままああるので、楽観はできません。

話は変わりますが、HONDAのF1、イメージダウンは避けられないでしょう。 来期も継続するということで致命的なダメージは受けずに済んだというところではないでしょうか。
一説には、マクラーレンのシャーシも出来が悪くて一方的HONDAが悪いのではない、マクラ^-レンの不備をHonda攻撃でかわしたという記事もあります。 
ルノーに乗り換えたところで、いきなりルノーエンジンが優勝狙えるものに化けるとも思えませんし。
また、HONDAの体制も研究所と本社での関係がうまくいってなくて、研究所は自分で予算を決められないとも書いてありました。
うまくいかない典型ですね。  今どきの開発には途方もない開発費が必要なのは参入する前から分かっていたでしょうに。 本体が赤字になってもやり遂げる覚悟が社長にないとあきません。 サラリーマン社長では自分の首をかける人はいないでしょう。
F1レースにしても、エンジンやシャーシのレギュレーションは適当に変えているのに、時代の変化で高性能になっているマシンに合わせてレーシングコースの改良はなされていないところも時代遅れの感じもします。
レーサーの適応能力に限界はあるので、そろそろ全面的に見直しをして、F1の存在意義から再検討すべきではないかと勝手に思っています。




Re:見かけ倒し

拝復、ちわっすです。
う~ん「北朝鮮見栄張る君」理論、上山青年の仰る通りではないのでしょうか。タバコ屋から見れば太平洋戦争前のNIPPONの如く北朝鮮はもう破れかぶれの大暴走に写るのですが・・・。ま、太平洋戦争に至ったときと同様、アメリカがこのまま圧力を加え続けると「窮鼠猫を噛む」状態となり、アメリカは待ってましたとばかり武力行使に出るでしょうからそうなると北朝鮮の空威張りは「見掛け倒し」ということがバレて、金王朝は滅亡するでしょう。ただしその時は南北統一などありえず、中国の属国となり、別の傀儡政権の誕生と言うことになるでしょう。

F1においてはHONDAはマクラーレンと結婚して再出発を目指した訳ですが、マクラーレンというブランド品は一種の「見掛け倒し」だったとタバコ屋は思います。大胆な推察ながら、気位の高い女性と結婚して大金を湯水の如く使ったにも拘わらず、実生活では文句ばっかり言われ、その割にはたいして役にも立たず、気持ちが萎えてしまったというのが真相のような気がします。

しかし、来期からは場末のマッチ売りの少女のようなトロロッソという新興チームと再出発ということで、今度は成功する予感がします。何故かと言うと、今度は上から目線であれこれ文句を言われることもなく、逆にHONDAを励ましてくれるいじらしい新妻であってくれるような予感がします。いろいろ諸説あるでしょうが、タバコ屋は北朝鮮同様「見掛け倒し」のマクラーレンと決別したことは大賛成です。

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★★島のタバコ屋の独り言★★
【4月10日:ああ創業100年】    島のタバコ屋は先々代が呉服屋を創業以来3代目となり、その間戦後間もない頃には島のバス運営事業を試みる等様々な営みを経て今日に至っています。皆さんよくご存知のNIKONも創業100年なんですが、比較にはならないものの同じ時代を生きてきた訳です。かつてオハイオのメアリーズビルで活躍する夢を抱いたこともあった青年も年を取りました。さて今後の100年をどのように生きて地域のお役に立っていくか、タバコ屋にとっては後継者である倅への「死に土産」としてそのコンセプトを確立しておく必要があると考えています。しかし倅にとっては年寄りの余計なおせっかいに写るかも知れませんよね。
◆◆島のタバコ屋メニュー◆◆
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