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赤いお嬢ちゃんの西日本大紀行:vol.7

平成30年12月5日
さて楽しくも濃密な九州、博多・羽犬塚訪問の旅も
終わりに近づきつつあります。早朝の末永邸にて
出発までのひと時、時間を惜しみつつ、なおも今後
の人生のことやら、思いの丈を話し合いました。
WIN_20181021_071421.jpg
恐縮ながら末永ご夫妻がタバコ屋の帰路、途中の
大分自動車道、山田S・Aまでお見送り頂けるそう
でモーニングコーヒーを頂いた後、さっそくお出か
け準備です。
DSCN6883.jpg
一期一会のこの旅で、大学時代からのクラブを通じ
ての交流とは言え、青春時代をともに過ごした同釜
の4年間は数十年にも匹敵する濃密な時間であった
訳で、改めてご縁の不思議とその結果、タバコ屋に
とって何ものにも替え難い価値(財産)となってい
ることを再認識致しました。
DSCN6885.jpg
思えば「ひと口、食べさしてみんね」から始まった
ご縁が、後日ご夫妻で遠き中島までご来島頂くまで
に至り、今回またタバコ屋は羽犬塚を再訪すること
になった訳です。楽しくもかけがえのない出会いで
した。末永ご夫妻に感謝!。
DSCN6886.jpg
さて、早朝の大分自動車道を山田S・Aへと向かい
ます。道路はガラガラではるか前方を行く末永氏の
PORSCHE911-カレラ4Sは快調にクルージング中
です。
恐れ多くもかしこくも、彼は先導車なので間違って
も近づいたり併走したりするようなハシタナイ真似
はすべきではありません。
WIN_20181021_075421.jpg
これは逆に彼のオクルマから写した赤いお嬢ちゃん
ですが、彼はマラソン大会の白バイの先導よろしく
余裕で走行しているのものの、当の赤いお嬢ちゃん
はかなり真剣にくっついていっているつもりです。
スピードは正直、申し上げられませんが、4速3,000
回転程度と言っておきましょうか。

余計なことながら、彼の大好きなヒコーキ離陸走行
(フル加速)時は、一気に間隔が広がり、最新鋭の
戦闘機といくらフルチューンしたとは言え、年老い
たヒストリックカーとのパワー&レスポンスの差を
つくづく感じたタバコ屋でした。
240Zサファリ1-2
思えばかつて昭和46年(タバコ屋が大学3年の時)
NISSANは世界で最も過酷なサファリラリーにこの
初代フェアレディZを投入し、E・ヘルマンの果敢な
ドライビングに加え、NISSANワークスの迅速な
サポートにより、初出場ながらナロー・ポルシェ等
並居る強豪を蹴散らして見事総合優勝を勝ち取り、
世界をアッと言わせたのでした。
240Zモンテ1
またその余力を駆って翌昭和47年には、雪と厳寒の
モンテカルロラリーに於いても名手アールトーネン
を擁し、フロントドライブ車では到底不可能と言わ
れた総合3位入賞を果たし、再び世界を驚かせま
した。

そのようなことをつらつら思い浮かべつつ、「皇女
和宮」
改め赤いお嬢ちゃまは、大分自動車道を
ひた走りつつあります。
DSCN6889.jpg
やがて、山田S・Aに到着しました。お別れまでの間
しばしの休憩です。ここだけの話しながら、実は
この二人、オクルマは異なりますがそれぞれ別の
特殊なクラブに所属しているんです。
末永君は「ポルシェクラブ・ジャパン」に所属して
いて、当然ながらメンバーはドクター、弁護士、
会計士等富裕層のお方が中心です。ツーリングは
もとより、時には鈴鹿サーキットで走行会があった
り、ポルシェのご親族の方を交えたパーティがあっ
たりして、正統なクラブならではの秘かな特典を味
わっているようです。

yjimageBA35EFA9.jpg

方やタバコ屋は「クラブS30」に所属しています。
尚、S30とは初代フェアレディZの型式名称にて、
つまり初代Zだけに限定したオーナーズクラブと
いうことです。入会するキッカケとなったのは赤い
お嬢ちゃんのレストアでお世話になっている静岡
の川嶋さんがクラブの副会長をされていたご縁に
よるものです。ちなみに名誉会長は元NISSANの
ワークスドライバーで一世を風靡した北野元氏
です。

clubs30.gif

昔ヤクザ映画によく出演されていた某有名俳優が
言ったセリフに「古い奴ほど新しいものを欲しがる
ものでございます」というのがありましたが、二人
はさしづめ「古い奴ほど権威のあるクラブに入り
たがるものでございます」というセリフが当てはま
りそうな行動パターンですよね。
DSCN6890.jpg
二台のやや異彩を放つオクルマは、周囲の好奇な
視線を感じつつ仲良くご休憩後、いよいよお別れの
時間がやって来ました。会う時は嬉しい気持ちで一
杯でしたが別れとなるとつらいものがあり、タバコ
屋はウルッときたのでしたが最後は再会を約束しつ
つ笑顔でお別れすることにしました。
DSCN6892.jpg
雄大かつ異様な?阿蘇の山並みを右手に見ながら、
一路佐賀関を目指します。末永君のアドバイスで途
中、別府湾S・Aへ立ち寄ることにします。
DSCN6893.jpg
お隣に停まっているのは恐らくシボレーカマロで、
いわゆるスペシャリティカーもしくはGTカーと呼
ばれるカテゴリーに属するオクルマです。
スカイライン2000GTR-1
セダンから派生したスポーティなGTカーはかつて
箱スカハードトップ等も同じコンセプトで開発され
たオクルマだったと思います。
北海道遠征6-1
タバコ屋がかつて青春時代を過ごしたクラブでも
部員がバイトで貯めた貴重なオカネで、NISSAN
スカイライン2000GTを購入し、フラッグシップと
して大活躍しました。しかしながらこのアメリカン
マッチョなカマロはタバコ屋の趣味とはかなり異な
るので見てるだけ~に留めました。
初めての大分道でしたが、別府、大分を過ぎ、大分
宮河内インターを降りてからも一般道を走らねばな
らず、結構遠いです。

ところで皆さん、高度成長期時代の三種の神器と
言えば3C即ちクーラー、カラーテレビ、オクルマ
(カー)でしたが、現代のオクルマの3種の神器と
言えば何でしょうかね。
タバコ屋流の定義では、カーナビ、ETC、ドライブ
レコーダー(ドラレコ)かなと思うのですが如何で
しょうか。
コクピット1
恥ずかしながら、タバコ屋のヒストリックカーには
昨年までそのどれもが付いていませんでした。
だって製造された昭和48年当時、それらの不思議
なキカイなど実用化されるとは夢にも思わず、辛う
じてクーラーと称する快適装置がオプションで買え
た程度でした。極力オリジナルな状態にレストア
したかったタバコ屋はそれらの装置はあまり眼中
になかったのも事実です。
まあ、その気になれば付けられたのですが、滅多に
外出しないし、知らない道はなるべく走らないよう
にし、京都への往復等も極力一般道を走るように
心掛けていました。
Zレストア(川嶋さん)164
しかしその痩せ我慢も限界に達し、ついに昨年
静岡の川嶋さんちでエンジンのフルチューンをして
もらった時、ついでにカーナビとETCを装着して貰
いました。川嶋さんの配慮でカーナビはセンター
パネルの他の操作機器の邪魔にならないよう一番
小型のパナソニック(三洋)ゴリラを選定して頂き
ました。
おかげで今回、この二つの神器が大活躍し、初めて
の道や高速道路の快適走行が実現しました。
尚、流行のドラレコはあまり必要性を感じないので
装着していません。
DSCN6897.jpg
それやこれやで、やっと佐賀関に到着しました。
出港5分前でしたので慌しく乗船し四国側の三崎港
を目指します。
DSCN6901.jpg
出港間もなく見えるのが銅を精錬する佐賀関精錬所
の200mもある巨大な煙突です。再び元気でこの
煙突を見る機会が訪れるかどうか、あるいは今回
がタバコ屋の死に土産となるのか、感慨深いもの
がありました。

あとはもう松山道経由でひたすら中島を目指すのみ
だったのですが途中携帯に電話がかかり、ご葬儀が
発生し引き受けることになったので、感傷に浸る間
もなく急いで中島に帰る事になってしまいました。
DSCN4428.jpg
今回の九州大紀行は赤いお嬢ちゃんにとっても久し
ぶりの遠征で500km以上を高速走破し、途中羽犬
塚では末永君の激走試乗会でポルシェ流のかなり
ど派手な加速テストの洗礼を受けたりしたので、
カブリ気味だったSOLEXの体調もかえって良く
なり無事中島に帰還することが出来ました。
DSC_2657-1.jpg
最後になりましたが、このDATSUNマッドフラップ
は京都の「元祖アオリイカ大魔王」こと同期の
平尾センセに手作りで特製してもらい、さらにそれ
を静岡の川嶋さんに特注のフレームで装着して頂
いたものです。Zとサファリに精通したお二人の
匠の技と申せましょう。
裕次郎記念館P510-2
実はこのマッドフラップ装着については裏話があり
タバコ屋が小樽の裕ちゃん記念館で見た栄光への
5000キロ撮影時に使用したブルP510のマッドフラ
ップのお話を平尾センセにしたところ、彼は後日
裕ちゃん記念館へ行く機会があり同様に見学した
そうです。ただし彼の場合は立入り禁止の表示を
無視して?中に入り、フラップの形状や取付け方法
をつぶさに調査したそうで、おかげでかなりダサイ
とタバコ屋が思う純正の240Z用ではなくブルP510
用のフラップのスマートなイメージを再現すること
が出来た訳です。平尾センセもワルよの~。
ついでながら、大学現役当時このブルP510は我々
若者には憧れのオクルマだったのですが幸運にも
末永氏と福ちゃんのお二人はそのオクルマを所有
していたシアワセな時期がございました。

今回このマッドフラップが必要になるような悪路は
走行しませんでしたが、再び九州を訪問することが
出来ることを念じてこの稿を置く事に致します。
長文にわたるつたない記事をご精読頂き有難う
ございました。

余談ながら、次回からは只今進行中のタバコ屋の
お店(スーパーとホームセンター)の手製レストア
作業(環境整備)の模様をシリーズでお伝えしたい
と思います。お楽しみに。

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★★島のタバコ屋の独り言★★
【7月31日:ああ創業100年】 島のタバコ屋、即ち富永呉服店が創業100年を迎えたことは先般お伝えした通りですが、皆さんよくご存知の世界的宇宙物理学者、故ホーキング博士によれば、100年なんて宇宙的時間軸で言えば、一瞬のまばたきに過ぎない訳で「島でのことも夢のまた夢」ということになりましょう。それはともかく4才の頃から道端の草にも「コンニチハ」なんて愛想を振り撒いて来たタバコ屋にしてみれば「店は客のためにある!」以上、未来永劫、店の続く限りそのテーゼを実践し続けるしかないのです。京都で300年続く老舗料亭、老舗呉服問屋もその志があったのかどうか、お聞きしたことはありませんが、当らずとも遠からじではないでしょうか。
◆◆島のタバコ屋メニュー◆◆
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