FC2ブログ

好みの基準 vol.3:レストアの時代

平成25年3月30日
愛車変歴付録
先日の「紅茶とハイブリッド」の記事で時代は確実にハイ
ブリッドが主流になることを書きました。昨今のプリウス
の繁殖ぶりはハンパではありません。かつてT型フォード
が全米を席巻し街じゅうがT型フォードで埋め尽くされた
時代がありました。
XVハイブリッド-2
この度、トヨタと親戚になったSUBARUが発表したXVの
ハイブリッド版です。中味はよくわかりませんが何でもか
なり凝ったメカらしくハイブリッドながらスポーティな走行
が可能で、SUBARUブランドの期待を裏切らないものだ
そうです。
多分トヨタからはハイブリッドに関する技術情報はふんだ
んにもらえる立場でしょうから、それを改良してよりマニア
ックなものに仕上げていると思います。
HONDAも負けてはならじと次期アコードですごいのを出
すそうですので、かつて排気ガス浄化競争で各社がしの
ぎを削ったごとく今度はハイブリッドシステムでの燃費や
快適性の競争になりつつあるように思います。
タバコ屋の予想ではトヨタは別格として、今後SUBARUと
HONDAが激しい技術競争を繰り広げるような気がします。
最先端ではSUBARUがWRCに復帰、HONDAはF1に復帰
とそれぞれ得意なジャンルで活躍することでしょう。
その格闘コンペティションから生み出される次世代技術、
どのようなものが出てくるか楽しみです。
インプレッサWRX-8
最近発表されたSUBARUインプレッサWRXのコンセプト
モデルですが恐らくこれに近い形で発売されると思い
ます。
ところで、今までのSUBARUデザインはもう一つ垢抜け
しませんでしたが、トヨタと親戚になって以降、デザイン
がとても良くなりつつあると思うのです。いびつな造形
や無駄なラインが消え、意味のないモールなども減って
タバコ屋の好きな塊感の表現が上手になってきつつある
と思います。
インプレッサWRX-3
ここだけの話ですがXVにしろ、WRXにしろタバコ屋はかな
りムラムラ来ており、ああもう10年若ければ、とため息を
つく昨今です。少しSUBARUさんを褒めすぎかもわかりま
せんが、WRXは現代の240Zと言っても過言でないほど
コンセプトとデザインが洗練されてきたとタバコ屋は思い
ます。残念ながら本家ニッサンの現代版Zはダルいデザ
インで到底240Zの後継車とは認め難いです。
年甲斐もなく恥ずかしいとは思いつつも、最新のオクル
マに目がいってしまい、煩悩はなかなか消え去りません。
懐かしの風景1
また一方、誰にでも一度はあった青春時代、あるいは
懐かしの少年時代に戻って、諦めかけた当時の夢や
思い出をもう一度探してみるのも意味のあることかも知
れません。
ただしその場合は復元(レストア)という困難な作業が
待ち構えていることを覚悟しなければなりません。
懐かしの風景2
これから少子高齢化社会が加速するに当たり、タバコ
屋の若かりし時代に起きたあの爆発的な高度成長を
再現することは不可能に近いでしょう。しかし落胆する
ことはないのです。
その間に培った、または醸成した文化というものがあり
ます。それは高度成長時代にはまだありませんでした。
かつて七つの海を制した大英帝国も今ではかつての覇
気も実力もありませんが、ホンモノを大切にし、修復しな
がら長く使うと言う文化は残りました。我が日本もそのよ
うな時代にさしかかろうとしているのだと思います。
オースチン7
写真のクルマは大正時代から昭和の初期にイギリスで
生産されたオースチン7という車で、いってみれば日本の
初代トヨタカローラのような大衆車です。アメリカの大量
生産車第一号T型フォードほどではありませんでしたが、
イギリスで最初に大量生産に成功した車種でした。
水冷4気筒747ccのかわいいエンジンを搭載して、当時の
イギリスを席巻した記念すべき車でもありました。
(関連記事:復刻と改造参照願います)

問題はこのようなシーラカンスのようなオクルマが愛好家
の手で元通り修復され、新車の状態で動態保存されてい
るという事実です。たそがれの大英帝国にはこのような
文化が根付いているのです。相当な忍耐と執念に近い熱
意が必要で、また折れそうになる気持ちを励ましあう仲間
(CLUB)も大切でしょう。

レストアと改造は似て非なるもので、湾岸ミッドナイト仕様
などと言った、タバコ屋の最もきらいな改造でなく、設計者
の思いを尊重しなるべくオリジナルの状態に復元すること
がレストアの本来の意義だと思います。このことについて
はまたいつかの機会に、タバコ屋の赤いお嬢さんのレスト
ア特集記事にて詳しくお話しすることにしましょう。
ポルテ5
最新のハイテク高性能車を所有することや、古いクルマ
のレストアに熱中するものまたいいものですが、かなり
非日常性的なものがあり、それに乗るためには一定の
儀式や準備が必要で、かえって苦痛を感じることさえある
ので、普段のゲタ代わりという訳にはいきません。
普段の足には、手頃なハイブリッドもよし、EVもよし、ディ
ーゼルも選択肢の一つでしょう。また移動ツールとしての
機能性から言えば写真のトヨタポルテなんかもタバコ屋
お気に入りのクルマなんですけど皆さんどう思われます
か。トヨタさんは勝手にプチバンなどとやや安っぽいサブ
ネームを付けているようですが・・・。
ここだけの話ながら、このオクルマは開発と製造はトヨタ
車体が担当しているはずで、それにトヨタのマークを付け
ただけの丸投げ商品であるかもわかりません。
古くはトヨタ2000GTをヤマハに丸投げした前科もあるので、
さもありなんでしょう。
ポルテ10
わかりづらいかも知れませんがボディ右側が2枚ドアで、
反対側がスライドドアになっていて乗降がしやすくなって
います。またデザインもトヨタでは珍しく無駄なラインを排し、
機能本位のシンプルな箱型です。また全長は軽四規格の
4m未満で取り回しが良く、縦横バランスも昨今の軽四
ハイトワゴンのようにいびつで醜悪でないのがタバコ屋の
お気に入りのもう一つの理由です。
ポルテ7
運転席周りですが、これもタバコ屋の好きな棚がしつらえ
られていて、とても機能的なデザインです。ただいかにも
子供っぽく、どうせこの手のユーザーは運転席とか関心な
いんやから、この程度でよかろうという見切りが感じられ
ます。同じやっつけ仕事にしても、もう少しセンスとかエス
プリが感じられるものにしてほしいところです。この辺は
タバコ屋お気に入りのジウジアーロ氏のセンスを見習っ
て貰いたいと思います。

タバコ屋はすでに両親を見送りましたが、高齢のご両親と
同居されて面倒を見ているといったケースの多い我々団塊
の世代前後には極めて気になる移動ツールではないでしょ
うか。もっとも、介護とかいうレベルのお話だと、ポルテでは
役不足で、車椅子を積載可能なトヨタラウムなんかも機能
に徹した福祉車両といった趣でとても良かった印象があり
ますが、残念ながら今は生産終了となってしまったようです。
iROAD-1.jpg
また突然ではありますが、家族やご両親とは別に、個人
用のゲタもしくはスニーカーが必要な場合は、近々トヨタか
らこのような近未来的なノリモノが発売されるかもわかりま
せん。これは三輪車になっていて、前輪がスライドしサスペ
ンションの役割をするとともに、ステアリングは後輪と連動し
ているようです。
iROAD-2.jpg
スターウォーズの地上から浮いて走るノリモノとまではい
かなくても、何やら近未来を予感させるようなデザインで
すよね。どうも2人乗りのようで、街中のちょっとしたお出か
けにはわざわざ大きな4輪車を使う必要はなく、とても合理
的かつおしゃれだとタバコ屋は思いますが皆さんはどのよ
うに感じられますか。
iROAD-3-2.jpg
コクピットデザインもラ・フェラーリとの近似性を感じるほど
に洗練されており、このデザイナー氏にはアッパレ賞を差
し上げたい程です。
ハイブリッドやレストアの話がとうとう普段のゲタの話にな
ってしまいましたが今回は愛車変歴の記事の付録として
書いたつもりです。次回からは再び農業のことをお話した
いと思います。

例によってメーカーの方向性や思惑についての記述は
タバコ屋の個人的な見解であることをご了解願います。


コメント

No title

こんばんわ。
レストアの時代、到来して欲しいのですが、ポリシー無く売れればよいと言うことで作られた車であればレストアに限らず、メンテナンスして大切に長く乗るということに耐えられないのではと心配してしまいます。(愛着の湧く車かどうかということと、耐久性でも問題が無いとういうことです)
長い間ガソリン等のエンジンで動いていた車が、ガソリン以外の動力で動くことになっていく過渡期であることは間違いないでしょうけど、ガソリン世代には音も無く進んでいく車に慣れるには時間がかかりそうです。
スバルXV、この車は色も良いですが、特にホイールが良くマッチしていますね。(現在の変なものよりすっきりしていて好感が持てます) 
WRXコンセプトも格好良いですが、これでは勝てないように感じるのですが。 MINIも行けそうかなと思いましたが、早々と撤退したし、逆にPOLOはいきなり2戦目で優勝するなど現在のWRCは車のポテンシャルで決まりのように見えます。 何となくホットハッチのイメージなので、インプレッサでは大きすぎるのではないでしょうか。
それよりも、HONDAがSH-AWDシステムをWRCに持ち込んだら面白いのではと思いますが、どうでしょう?

日本経済がどんどん落ち込んでいくと、もっと大事に長く乗り続けるようにならざるを得ない状況が出てくるかも知れません。乗りたい車と普段の足などという使い方は贅沢になってしまいます。
私は普段の足用の車を所有できる身分ではありませんので良くわかりませんが、動力性能はどれも十分なレベルですので、デザインと内装使い勝手選ばれるとすると、トヨタ車になるのわかるような気がします。ヴィッツやラクティスはデザインが好きですね。
最後に出てきた3輪車、以前のブログに出てきたものの進化版では? 
ここまでになると近未来的で欲しくなってしまいます。

Re: 近未来

拝復、まるでかつての上山青年ご愛用のシビックRSのようにレスポンシブルなコメント頂き恐縮です。
早速、ホンモノ愛着理論を頂きました。まったくそのとおりでレストアするに足らないものを無理にいじくる必要もないですが、良質なあるいは大切な思い出の詰まっているモノは修復しながら長く使用するべきという考えに大賛成です。私の京都の叔父もクラシックモデルのロレックスを直しながら亡くなるまで大切に使っていた記憶があります。結局はその方が無駄なお金を使わずに済む場合もありますよね。

現在が駆動システムの過渡期であるとのご指摘を頂きました。ご推察の通りで我々アナログ世代が白い桐の箱に入る頃にはワッパのない浮き上がるノリモノが出現しているかもわかりません。ブリヂストンは破産するかも知れませんが・・・。
スバルXVのホイール、上山青年は見るとこ鋭いですね~。タバコ屋は気付きませんでした。そういえばお互いの青年時代のポルシェ911カレラのホイールデザインによく似ていて、チンケなものからやっとまともなものになりました。

WRX戦闘理論をご披露頂きました。これはコンセプトモデルなのでメカはわかりませんがSUBARUはすでにWRCで栄光の頂点を極めた訳ですから、今後もし復帰するとしたら従来の形ではなくハイブリッドシステムがレギュレーションで認可される時ではないでしょうか。嬉しいことにHONDA参戦論も煽って頂きました。タバコ屋も同意見ですが、本社ではWRCには興味がないらしくF1とツーリングカーレースに集中するそうですので恐らくワークスでの参戦はないでしょうからPTAとしては物足りないです。

二足のワラジ贅沢論を頂きました。多分D大学自動車部OBはもとよりオクルマ好きの諸兄はそのことで随分悩まれて来たと推察します。タバコ屋も同様で一足で済まそうとなるとスポーティセダン派あるいはちょっとおごってSUV派になると思うのです。現実はミニバンでご辛抱だったりしますが。いずれにしても煩悩は続きます。

近未来三輪車を気に入って頂き嬉しいです。タバコ屋もお気に入りです。以前ご紹介したCOMSはポルテ同様トヨタ車体が開発製造したEV四輪車ですが、今回のものはおそらくトヨタ本社で設計されたものでしょうから多分進化形ではなく別物だと思います。どのみちトヨタというゼネコンですからポケットは沢山ありどこから出ても不思議はありません。

No title

ちわっ! 
スバルWRCで書き忘れましたが、レガシーの時代からインプレッサやFI参戦プロジェクトなど、全てプロドライブにおんぶにだっこだったので、スバルにはWRCに復帰するにしてもまたぞろプロドライブに湯水のごときお金を注ぎ込まされ、しかも結果は出せない可能性も十分にあります。中東のオイルマネーの金持ちでもスポンサーにしないと無理かも。
SUBARUには小関典幸や高岡祥郎、三菱には木全巌に篠塚健次郎がいた時代があって、十分結果を出していた時代もありましたねー。

Re: コラボ

拝復、ちわっすです。追加のコメント有難うございました。
そうだったんですね。かつての栄光のSUBARUも実際の戦闘マシンはプロドライブに半丸投げだったんですよね。HONDAF1もウイリアムズ、マクラーレンといったその道のプロと組まないと勝てなかったように、SUBARUもプロドライブと組んだから勝てたということもあるでしょう。上山青年が本当の青年だった頃まではHONDAF1にしても240Zにしてもそういうプロ集団が介在せず、純粋にメーカー同士の戦いでしたから、単純でわかりやすかった面もありました。

また懐かしい、JAPANワークスドライバーの名前がぞろぞろ出て来て、しばし40年前にタイムスリップした気分になりました。余談ですが篠塚健次郎さんのお嫁さんは俳優の三浦友和さんのお姉さんで、健次郎さんと友和さんは義兄弟なのはご存知でしょうね。不思議なご縁です。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー) URL

★★島のタバコ屋の独り言★★
【7月31日:ああ創業100年】 島のタバコ屋、即ち富永呉服店が創業100年を迎えたことは先般お伝えした通りですが、皆さんよくご存知の世界的宇宙物理学者、故ホーキング博士によれば、100年なんて宇宙的時間軸で言えば、一瞬のまばたきに過ぎない訳で「島でのことも夢のまた夢」ということになりましょう。それはともかく4才の頃から道端の草にも「コンニチハ」なんて愛想を振り撒いて来たタバコ屋にしてみれば「店は客のためにある!」以上、未来永劫、店の続く限りそのテーゼを実践し続けるしかないのです。京都で300年続く老舗料亭、老舗呉服問屋もその志があったのかどうか、お聞きしたことはありませんが、当らずとも遠からじではないでしょうか。
◆◆島のタバコ屋メニュー◆◆
メニューの見方について
各カテゴリー別に最新記事10件が表示されます。10件以上の場合は最下行のホーム右の矢印で次のページをご覧頂けます。
記事の見方について
島のタバコ屋手帳のタイトルをクリックすると最新記事10件が表示されます。また個々の記事のタイトルをクリックするとその記事と投稿コメントが表示されます。
最新記事(30件)
月別アーカイブ
最新トラックバック
RSSリンクの表示
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる